ローマ字で猫は『Neko?』『Neco?』知らなかった雑学9つ

ローマ字で猫は『Neko?』『Neco?』知らなかった雑学9つ

「猫」をローマ字で書くときは、どのように書いていますか?ローマ字の表記のルールでは「Neko」と書くのが正しいのですが、ローマ字の表記にまつわるルールなどをご紹介します。また、猫に関係する英語の表記もまとめました。

ローマ字表記で猫はどう書く?

猫とチョークとアルファベット

「猫」は「Neco」ではなく「Neko」

「ローマ字」は小学校で習った書き方ですが、大人になると特に厳密なルールを気にせずローマ字を読んでいることが多いのではないでしょうか。では「猫」はローマ字でどのように書いていますか?

猫はローマ字表記で正しくは「Neko」と書きます。「Necoと書いてもタイピングのローマ字入力の時にはちゃんと変換できるし、猫って読めるよね?」と思った方もいるかもしれませんが、ローマ字のルールではカ行で「C」は使わないのだそうです。

ローマ字でカ行に「C」を使うと、他の言語の単語に見えてしまうから、というのがローマ字では使用しない理由として挙げられています。例えば英語では「C」はカ行の読み方もサ行の読み方もできますよね。

ローマ字と他の言語で混乱させないため、ということなのでしょうが、「K」と「C」以外でもローマ字で表記すると、英単語などに読めてしまう言葉があるので完璧ではないのです。

正式な書類にはどっちを使う?

最近は、ローマ字で人の名前などでを書くときに、カ行に「C」を使う方が増えているようでが、役所で扱う書類上では「K」を使う、ローマ字のルールが適用されているそうです。

ヘボン式と訓令式

ローマ字の表記方法としては、ヘボン式や訓令式といった違いがあり、ローマ字のルールは考えれば考えるほど複雑で、ローマ字がわからなくなってしまいますね。

タイピングなら「neko」でも「neco」でもOK

ローマ字のルールでは猫は「Neko」と書くのが正しいのですが、パソコンなどのタイピングのローマ字入力では「neko」でも、「neco」でも、「ねこ」と入力できます。

実はタイピングのローマ字入力と、学校で習うローマ字は似ているようで違うものなんです。ローマ字入力はフリガナを入力する方法で、タイピングで「neko」「neco」両方入力できるのは、カ行は「K」も「C」も使えたらローマ字の記述ルールを細かく意識しなくても、タイピングのローマ字入力が便利だからということなんだそうです。

猫に関する英語の雑学

猫と並べられたキャットフード

ここからは英語の雑学を紹介します。ちなみにローマ字で書いてみると…も載せてみました。カタカナ表現と、ローマ字を使ってアルファベットで書いてみたときのイメージの違いなどをお楽しみくださいね。

1.スリスリする

猫が体をすり寄せてくるしぐさは英語で「snuggle」という単語で表現されます。他には「心地よく体を休める」、「すっぽりと収まる」など意味があり、猫にぴったりな言葉に感じませんか?rub「こする」を使う表現もあります。ローマ字で書くとsurisuriですね。曲線の多いアルファベットが多くて、なんだか猫の背中みたいです。

2.ふみふみ

猫が柔らかい毛布などを踏んでいる様子から、「step」という単語を想像するかもしれませんが、英語では、kneading「(パンなどを)こねる」、biscuit making「ビスケット作り」と表現します。ちなみにローマ字だとfumifumiなんだか可愛いかんじに見えませんか?

確かにフミフミしている様子は、生地をこねているようにも見えますよね。

3.ゴロンゴロン

猫は地面でゴロンゴロンとしているときがありますよね。英語では、roll over「寝がえり」と表現します。この言葉は猫だけではなく、人間が寝返りするときも使います。これもローマ字で書いてみるとgorongoronアルファベットのOが多くて、転がっているような感じに見えます。

4.爪とぎ

爪とぎ器は、scratcher、claw board、棒に麻ひもなど巻いた爪とぎ器はscraching postです。

5.甘えん坊

スリスリしたり、ふみふみしたり、甘えん坊な性格の猫は、affectionate「愛情表現をする、甘える」を使います。鳴いて甘えている状況や、注意を引き付けたいという意味で、meow「猫の鳴き声」、attention「注意」を使うこともあります。

6.香箱座り

香箱座りは、前足を体の下にしまって座る猫だけの座り方ですが、英語では、cat loaf「塊のパン」と表現します。日本語の「香箱」は香木を収納する箱なんですが、あまりピンときませんよね。塊のパンと表現した方がぴったりだと思いませんか?

7.ゴロゴロ喉を鳴らす

猫が喉を鳴らすことは、purr「ゴロゴロいう、うなる、鳴く」と表現します。この単語は動詞にも名詞にもなります。ちなみにローマ字で書いてみるとgorogoro。なんだか丸い字が並んでいて、可愛いかんじですね。

8.鳴き声

日本語では「ニャー」と表現しますが、アメリカではmew(ミュー)イギリスではmeow(ミャウ)となります。猫の鳴き声の表現は世界で違いますが、ほとんどがミャウ、ミャオです。

9.猫カフェ

猫カフェは名前の通り、Cat Cafeと表現しますが、猫カフェ自体が日本の文化であるため「Neko Cafe」とローマ字表記をまぜた言葉でも表現することができるそうです。ただし、日本以外の国の方には猫カフェがどのようなものか伝わらないので、Cat Cafeの方が分かりやすい表現になります。

まとめ

猫とたくさんの本

「猫」という単語だけでもいろいろな雑学がありますよね。猫をローマ字で書くだけでも「K」と「C」の使い方があり、タイピングでローマ字入力する場合は「K」も「C」も「カ行」で使用できたり、といったローマ字に関する雑学がありました。

ふだんはローマ字を深く意識しないので、改めてローマ字について調べるとローマ字に関する間違いやローマ字を見直す新たな発見があるかもしれません。また、ローマ字だけではなく、英語で猫にまつわる表記も日本語とはかなり違っていますよね。

すりすりや、フミフミといった言い方の方が猫のかわいらしさが伝わるような感じがしませんか?他にも、猫にまつわる言葉の雑学があるかもしれません。探してみてはいかがでしょう。

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