亡くなった愛猫を見送る『葬儀社』選びのポイント3つ よくあるトラブルや失敗しないための注意点

亡くなった愛猫を見送る『葬儀社』選びのポイント3つ よくあるトラブルや失敗しないための注意点

愛する猫とのお別れは、言葉にできないほどつらいもの。大切な家族だからこそ、最後まできちんと見送りたいと願う飼い主さんは多いはず。今回は、亡くなった愛猫を安心して見送るためのポイントを解説します。

1.複数の葬儀社を比較検討する

猫と飼い主

猫の葬儀は、人生の中でもそう何度も経験することではないため、どこにお願いすればよいか迷うのは当然のことです。しかし、焦って一社に決めてしまうと、後から「思っていたサービスと違った」「もっと丁寧に見送ってあげられたかもしれない」と後悔するかもしれません。

ペットの葬儀社には、自宅まで訪問してくれる移動火葬車タイプや、専用のセレモニーホールを持つタイプ、合同供養を行うタイプなど、さまざまな形式があります。

たとえば、移動火葬車であれば自宅前でお見送りできるという利点がある一方、近隣の環境によっては難しい場合もあります。セレモニーホール型では落ち着いた空間でお別れできる反面、移動の負担がかかります。

費用についても、同じ火葬プランでも料金差が大きいことがあります。基本料金に含まれる範囲が葬儀社ごとに異なるため、遺骨の返却や骨壺、供花などが別料金になるパターンもあります。

こうした違いを把握するためにも、最低でも2〜3社に問い合わせ、内容や料金を比較・見積もりすることが大切。複数の選択肢を見比べることで、愛猫にとっても、飼い主にとっても最良のお見送りの形が見つかるはずです。

2.口コミや評判を確認する

猫と女性

ホームページやパンフレットを見ると、どの葬儀社も丁寧で安心できる印象を感じるものです。ただし、実際の対応がどうだったかは、利用した人の声でしか分かりません。そこで参考になるのが、インターネットやSNSなどでの口コミや評判です。

「スタッフが優しく対応してくれた」「最後まで一緒に見送らせてもらえて安心できた」という声が多い葬儀社は、信頼できる可能性が高いと言えます。一方で、「説明が不十分だった」「当日になって追加費用を請求された」といった口コミが目立つ場合は要注意。同じような不満点が複数寄せられている葬儀社は避けたほうが無難でしょう。

口コミは一つひとつを鵜呑みにするのではなく、全体の傾向を見ることが大切。愛猫を安心して託せる葬儀社かどうか、第三者の意見を通して冷静に判断しましょう。

3.契約内容をしっかり確認する

猫と飼い主

想定されるペット葬儀に関するトラブルとして、口頭で「大丈夫です」などと言われて安心してしまい、後になって「想定より高額だった」「希望していた立ち会いができなかった」といったケースも挙げられます。そのため、冷静に契約内容、サービスプランの中身を確認することが大切です。

契約前には、必ず見積書や契約書の内容をじっくり読み、費用の内訳を明確にしましょう。基本料金に含まれる項目、追加料金が発生する条件、火葬方法の種類、遺骨の返却形態などをひとつずつ確認。分からない点は事前にしっかり相談しておくとトラブルを回避しやすいです。

万が一、説明が曖昧な場合や質問にきちんと答えてくれない業者は避けるのが賢明。信頼できる葬儀社は、どんな小さな疑問にも丁寧に対応し、飼い主の気持ちを大切にしてくれます。

まとめ

抱っこされている猫

愛猫を虹の橋へと見送るときは複数の葬儀社を比較することで、自分たちの希望に合うスタイルが見えてきます。口コミを確認することで、実際の対応や雰囲気を把握できます。そして、契約内容を丁寧に確認することで、トラブルを未然に回避しましょう。

どんな形であれ、飼い主の「ありがとう」という想いがきちんと伝わるお別れであってほしいもの。愛猫が安心して旅立てるよう、納得できる葬儀社を選んであげましょう。

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