猫が飼い主に『ちょっかい』をだしているときのサイン3つ その行動に込められた意味とは?

猫が飼い主に『ちょっかい』をだしているときのサイン3つ その行動に込められた意味とは?

猫はとってもマイペース。いつだって、自由気ままに過ごしています。でも、そんな猫も飼い主さんにちょっかいをかけてくることがあるんです。猫がちょっかいをだしているときは、どんなサインが見られるでしょうか?そこには、どんな意味が秘められているのでしょう?

1.スリスリしてくる

足元にスリスリしている猫

猫がスリスリと、頭や顔をこすりつけてくることがありますが、これは飼い主さんにちょっかいをだしているサインです。

猫がスリスリするのは、自分のにおいをつける行動です。ここは自分のテリトリーだとアピールしていると考えられます。人間に対してそれをするのは、その人を自分のものだと言っているようなもの。飼い主さんのことが大好きだからこその行動です。

スリスリには、ごはんを食べたい、遊んでほしいなど、要求を叶えてほしいという思いが込められていることもあります。

2.お腹を見せてクネクネする

仰向けでこちらを見上げている猫

猫は、安心できる環境では、お腹を見せることがあります。いわゆるヘソ天ですね。そして、その姿勢のまま、体をくねらせることがあります。

このとき、猫の視線は飼い主さんに向いていることが多いでしょう。構ってほしいときに、よく見られる行動です。「撫でてよー」と言っているのかも知れません。

こんなふうにかわいくアピールされたら、どんなに忙しくても撫でてあげないわけにはいきませんね。猫が急所であるお腹を見せるのは、信頼している相手だけです。そんな猫の気持ちに応えてあげましょう。

3.作業の邪魔をする

キーボードの上で女性の邪魔をする猫

新聞や雑誌を広げていると、その上に乗ってくる、なんていうのは猫あるあるですね。テレビやスマホを見ているとその前に割り込んできたり、パソコン作業をしていればキーボードに乗られてしまう、なんてことも。

この邪魔する行動も、猫が飼い主さんにちょっかいをだしてるサインです。猫以外のものに夢中になっている飼い主さんに対して「こっちを見て」と訴えているのです。

猫がちょっかいをだしてきたら?

前足を伸ばす猫

猫がちょっかいをだしてくるのは、飼い主さんに要求があったり、甘えたいという気持ちの表れです。

家事や仕事などでなかなか構ってあげられないときは、猫がひとりでも遊べるキャットタワーやおもちゃを用意しておいてあげるといいですね。ごはんや水、トイレの掃除など、要求に対しては、あらかじめ用意しておいてあげると、邪魔されることも少なくなります。

もちろん、猫とのスキンシップも大事なので、手が空いたときは思い切り甘えさせてあげて下さい。また、毎日少しずつでいいので、遊んであげましょう。片手間ではなく、猫に集中して、飼い主さんも一緒に楽しんで下さいね。

ただ、あまりにも頻繁にちょっかいをだしてきたり、飼い主さんから離れようとしない場合は、不安を抱えているのかも知れません。度が過ぎる場合は「分離不安症」の可能性も。気になることがあれば、動物病院で相談しましょう。

まとめ

膝に手をかけて見上げる子猫

猫は群れを作らず、単独で生きてきた動物です。そのため、ひとりで過ごすことを好むのですが、甘えん坊になることもあります。飼い主さんに構ってもらいたくなると、ちょっかいをだしてしまうようです。

そんな猫のサインはとっても愛らしくて、放っておけませんね。猫がちょっかいをだしてきたときは、スキンシップのチャンスでもあります。猫のペースに合わせて愛情を伝えてあげましょう。

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