猫が『ゴロゴロしたくなる場所」3選 快適に過ごせる理由や心理も解説

猫が『ゴロゴロしたくなる場所」3選 快適に過ごせる理由や心理も解説

あれこれと忙しいときほど、のんきにゴロゴロと横たわる愛猫が羨ましくなってきます。今回は、お気に入りポイントに触れつつ、猫好みのゴロゴロ・スポットを3つ紹介します。さて、みなさんの愛猫に当てはまるものはあるでしょうか?ぜひ最後までチェックしてみてください。

1.日当たりの良い窓際

窓際でスヤスヤ眠る茶トラ猫

猫は居心地の良い場所を見つける天才です。子猫時代からすでに片鱗を見せつけるので、早熟の、とつけ加えてもよいかもしれません。

多くの猫に人気があるのは、日当たりの良い窓際です。猫のライフワークには、睡眠、毛づくろい、爪研ぎなどがありますが、日向ぼっこもかなりの上位にランクインします。

特に、寒くなってくると、よく晴れた日中の間、窓際に用意された猫ベッドやキャットタワーで、夢見心地でうたた寝し、まったりと日向ぼっこを堪能します。

気が向けばお外見物もできる、窓際の日向ぼっこは、まさに趣味と実益を兼ね備えたルーティンです。

目を細めながら、うっとりした愛猫の顔を眺めていると、「ええわぁ~」、「最高やわぁ~」、「はぁ~」といった心の声が聞こえてきそうで、そばで鑑賞する飼い主さんまで眠たくなってきます。

2.ひんやりとした玄関や廊下

床でひっくり返る猫

寒さに比べると、猫はわりに暑さに耐性のある動物ですが、それでも最近の酷暑続きの夏は、どうにも参ってしまいます。

夏場になれば、猫たちの注目を一気に集めるのが玄関や廊下などです。この時期は、それぞれのイチオシスポットで、頻繁に「落ちている」愛猫を見かけるようになります。

玄関や廊下を猫が好む理由は、ごくシンプルです。

「ひんやりと涼しいから、以上!」

猫の代わりに説明を補足すると、玄関や廊下でよく使われるタイルやコンクリート、フローリングなどは、熱伝導率が高く、体内にこもった熱を外に逃がしやすいからです。

夏でも相変わらず、猫の快適スポット探しの眼力は鋭いままです。少しでも暑さから逃れるために、むしろ冴え渡っています。

もし連日の猛暑で飼い主さんも夏バテしてきたら、愛猫をお手本に、玄関や廊下で「落ちてみる」のも効果的かもしれません。相当なバリアアリーになって、家族の大迷惑になるのがオチですが…。

ともあれ、「このおうちでいちばん涼しいところはどこ?」という質問には、AIよりも先に、愛猫が身をもって答えてくれます。

3.あったかい飼い主さんの布団(ベッド)

ベッドで眠りこける子猫

3つ目は、飼い主さんの布団(ベッド)です。

とりわけ、冬場は、貴重な暖を確保するため、愛猫が布団(ベッド)に入り浸るようになります。夜は飼い主さんと密着して添い寝、日中も引き続き、気まぐれにお昼寝。その利用頻度は、飼い主さんよりもはるかにヘビー・ユーザーです。

愛猫が人間用の布団(ベッド)を偏愛するのは、大好きな飼い主さんの匂いがたっぷりしみ込んでいるからです。布団そのものも肌触り抜群で、なおかつ、飼い主さんの濃厚な香りもセットになっています。愛猫にとって、これほど贅沢にそろった好条件はありません。

飼い主さんの匂いに包まれていると、安心感にあふれ、愛猫は心の底から幸せを感じます。おそらく、愛猫冥利に尽きる、といった状況でしょう。

そして、いかにも満ち足りた愛猫の表情を見れば、飼い主さんのハッピー・バロメーターだって一気に爆上がりします。

まとめ

女性といっしょに窓際で横たわる猫

振り向けば愛猫がゴロゴロ―といったシーンは、愛猫家の日常風景でしょう。

今回は、猫が好むゴロゴロ・スポットをテーマに、「日当たりの良い窓際」、「夏場の玄関や廊下」、「冬の飼い主さんの布団(ベッド)」の3つを紹介しました。

ポカポカ陽気の冬の窓辺で、ゴロゴロする愛猫を撫でたら、「ゴロゴロゴロゴロ…」という微かな音が響いてきます。

猫がゴロゴロと横たわり、「ゴロゴロゴロゴロ…」と小気味よいリズムを奏でるのは、快適に過ごせている証拠です。

夏であれ、冬であれ、できるだけ愛猫に満足してもらえるように、飼い主さんは、くつろぎやすい環境を整えてあげてください。

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