『抜け毛が目立たない』とされている猫種4選 抜けにくい理由からお手入れの方法まで

『抜け毛が目立たない』とされている猫種4選 抜けにくい理由からお手入れの方法まで

猫を飼いたいけれど、「抜け毛が多いとお掃除が大変そう…」と悩む人は多いはず。実は、猫の中には抜け毛が目立ちにくいとされる猫種も存在します。今回はそんな抜け毛が少ない猫種を紹介します。

1.スフィンクス

スフィンクス

猫の抜け毛に悩まされにくい品種として、まず挙げられるのが「スフィンクス」。スフィンクスといえば、無毛猫の代表格。実際にはごく短い産毛のような被毛が全身を覆っていますが、ほとんど抜け毛を出しません。触れると、なめらかな感触が特徴です。

長い毛がないため、部屋に毛が落ちることはほとんどありませんが、その分皮脂や汚れが直接皮膚に残りやすい点には注意が必要。週に数回ほど、ぬるま湯でのボディシャンプー、または濡れタオルで優しく拭いてあげるなどのお世話は欠かせません。また、寒さにも弱いため、冬場は室温管理も大切です。

意外と人懐っこく甘えん坊な性格な個体が多く、飼い主とのスキンシップを好む猫種といわれています。

2.シンガプーラ

シンガプーラ

シンガプーラは、世界最小クラスの猫。体重は、オスでも2〜3kg前後しかありません。被毛は短くて絹のように滑らかで、毛量も少ないため、抜け毛がほとんど気にならない猫種です。毛が細く軽いため、ブラッシングも週数回程度で十分でしょう。

性格は非常に穏やかで甘えん坊なケースが多め。人との距離が近い猫種なので、ブラッシングの時間がスキンシップのひとときにもなるはずです。

3.シャム

シャムネコ

シャム猫はタイ原産の短毛の猫種。別名、サイアミーズとも呼ばれます。ポイントと呼ばれる顔・耳・足・しっぽの色の濃い模様が特徴的です。優雅で気品があるため、世界中で親しまれています。

毛が短く密度も控えめなため、季節の変わり目でも抜け毛が少なく目立ちにくい傾向があります。活発で社交的な性格を持つ個体が多く、飼い主に話しかけるようにおしゃべりする子も多いです。

4.アビシニアン

アビシニアン

アビシニアンも短毛な猫種。毛の1本1本に複数の色が入るティックドタビーが特徴で美しい被毛をしています。毛は非常に短く密に生えていますが、抜け毛が細かく軽いため目立ちにくいのがポイント。もちろん換毛期には多少抜けますが、週数回ブラッシングしてあげるだけでも十分、抜け毛対策ができます。

性格は好奇心旺盛で運動好き。ものすごくよく動く子が多い猫種です。その元気の良さに、圧倒される飼い主さんも多め。猫とたくさん遊びたい方にはぴったりといえます。

まとめ

男性とアビシニアン

世界には今回紹介したように、抜け毛が少ない猫種がたくさん存在します。ただし、毛が少ないからといってお手入れを怠ると、皮脂や汚れがたまり、皮膚トラブルの原因になることも。ブラッシングなどを定期的に行い、毛並みを清潔に保ってあげることが大切です。今回の記事を参考に、抜け毛が少ない猫種を探してみてはいかがでしょうか。

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