愛猫に『あなたの気持ち』を上手に伝える方法6選 あふれ出る「大好き!」から、困ったときのダメ!まで

愛猫に『あなたの気持ち』を上手に伝える方法6選 あふれ出る「大好き!」から、困ったときのダメ!まで

愛猫には「大好き!」の気持ちを、日頃から惜しみなく伝えましょう。一方で「伝わりにくい」「かわいそうかな・・・」とためらいがちな「ダメ!」という気持ちも、大切な存在だからこそしっかり届けてほしいものです。そこで本記事では、愛猫に上手に気持ちを伝える方法を、6つご紹介していきます。

愛猫に「大好き!」を上手に伝える方法3選

気持ちよさそうに撫でられている猫

1.猫の好きなところを撫でる

猫は甘えモードに入ると、膝に乗ったり、頭突きをしたりといった、何らかの行動を見せます。

飼い主さんも、この合図をきっかけに大好きを伝えましょう。

まずは軽く撫でてみて、特に嫌がる素振りを見せなければ、頭の上やお尻など、愛猫の好きな部位を触ってあげます。

ときどき優しく声掛けをしてあげれば、猫の安心感はさらに高まるはずです。

2.ゆっくりとまばたきする

親しい猫同士の間で使われる「まばたき」を、愛猫とのコミュニケーションに活用してみましょう。

まばたきをする際は、ゆっくりと目を細めることがコツです。

じっと凝視すると「威嚇されている!」とびっくりさせてしまうため、目をそらしながら試してみましょう。

タイミングが合えば、猫の方からまばたきをしてくれたり、飼い主さんのまばたきにお返ししてくれたりすることもあります。

3.楽しく遊ぶ

猫は、もともと狩り本能を持っているため、遊ぶことが大好きです。

忙しい毎日のなかでも、仕事や学校終わりの夜の時間は、猫との遊びに使ってあげましょう。

猫も夕方以降の方が活動的になりやすく、元気に走り回る猫の姿を見ているうちに、飼い主さんの1日の疲れも癒されるはずです。

遊びは、子猫や若い猫だけでなく、全ての世代の猫にとって大切です。

シニア猫の場合も、できる範囲で工夫しながら遊んであげましょう。

愛猫に「ダメ!」を上手に伝える方法3選

トイレットペーパーにイタズラする猫

4.短く分かりやすく叱る

困った行動をする猫に「ダメだよ!」と伝えたいとき、長時間叱るのは逆効果です。

長々と叱ったところで、猫はなぜ怒っているのかをうまく理解することはできません。

感情的に大声で怒鳴ることも、恐怖心を与えてしまうだけで、その後の関係性にヒビが入ってしまう可能性があります。

愛猫がやめてほしい行動をしたタイミングで、短くはっきり「コラ!」と合図することが効果的です。

5.環境を工夫して“やめてほしい”を伝える

直接叱るのではなく、環境を工夫することで“やめてほしい”を伝える方法もあります。

手を出してほしくないものは、視界に入らない場所に収納すれば、猫も自然と諦めます。

ただシャットアウトしていくだけではなく、猫の楽しみや快適性を別のかたちで補うことも大切です。

例えば、爪とぎさせないために爪とぎ防止シートを貼るだけではなく、爪とぎ器を増やすなど、上手に誘導しながらあなたの思いを伝えましょう。

6.あえて反応しない

飼い主さんに反応してもらえることが嬉しくて、困った行動をするのがクセになる猫もいます。

よくあるのが、棚に置いてある物をわざと落として、飼い主さんに構ってもらおうとする行動です。

ちょっと心苦しいかもしれませんが、愛猫に一切反応しないことに徹してみてください。

「これをしても何もいいことは起きない」というのが分かって、自然と行動が減っていくはずです。

まとめ

猫と見つめ合う女性

大好きな愛猫だからこそ、ポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも、思いやりを持って伝えることが大切です。

猫が喜ぶことは何か、どんなタイミングに伝えるとよいのかなど、気を配りましょう。

同じく「ダメ!」の伝え方にもコツがあります。

「叱る=構ってもらえる」と勘違いされないよう、ときには猫の困った行動に一切反応しない姿勢も見せてください。

上手な伝え方をマスターできれば、愛猫との絆はますます深まっていくはずです。

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