愛猫に「大好き!」を上手に伝える方法3選

1.猫の好きなところを撫でる
猫は甘えモードに入ると、膝に乗ったり、頭突きをしたりといった、何らかの行動を見せます。
飼い主さんも、この合図をきっかけに大好きを伝えましょう。
まずは軽く撫でてみて、特に嫌がる素振りを見せなければ、頭の上やお尻など、愛猫の好きな部位を触ってあげます。
ときどき優しく声掛けをしてあげれば、猫の安心感はさらに高まるはずです。
2.ゆっくりとまばたきする
親しい猫同士の間で使われる「まばたき」を、愛猫とのコミュニケーションに活用してみましょう。
まばたきをする際は、ゆっくりと目を細めることがコツです。
じっと凝視すると「威嚇されている!」とびっくりさせてしまうため、目をそらしながら試してみましょう。
タイミングが合えば、猫の方からまばたきをしてくれたり、飼い主さんのまばたきにお返ししてくれたりすることもあります。
3.楽しく遊ぶ
猫は、もともと狩り本能を持っているため、遊ぶことが大好きです。
忙しい毎日のなかでも、仕事や学校終わりの夜の時間は、猫との遊びに使ってあげましょう。
猫も夕方以降の方が活動的になりやすく、元気に走り回る猫の姿を見ているうちに、飼い主さんの1日の疲れも癒されるはずです。
遊びは、子猫や若い猫だけでなく、全ての世代の猫にとって大切です。
シニア猫の場合も、できる範囲で工夫しながら遊んであげましょう。
愛猫に「ダメ!」を上手に伝える方法3選

4.短く分かりやすく叱る
困った行動をする猫に「ダメだよ!」と伝えたいとき、長時間叱るのは逆効果です。
長々と叱ったところで、猫はなぜ怒っているのかをうまく理解することはできません。
感情的に大声で怒鳴ることも、恐怖心を与えてしまうだけで、その後の関係性にヒビが入ってしまう可能性があります。
愛猫がやめてほしい行動をしたタイミングで、短くはっきり「コラ!」と合図することが効果的です。
5.環境を工夫して“やめてほしい”を伝える
直接叱るのではなく、環境を工夫することで“やめてほしい”を伝える方法もあります。
手を出してほしくないものは、視界に入らない場所に収納すれば、猫も自然と諦めます。
ただシャットアウトしていくだけではなく、猫の楽しみや快適性を別のかたちで補うことも大切です。
例えば、爪とぎさせないために爪とぎ防止シートを貼るだけではなく、爪とぎ器を増やすなど、上手に誘導しながらあなたの思いを伝えましょう。
6.あえて反応しない
飼い主さんに反応してもらえることが嬉しくて、困った行動をするのがクセになる猫もいます。
よくあるのが、棚に置いてある物をわざと落として、飼い主さんに構ってもらおうとする行動です。
ちょっと心苦しいかもしれませんが、愛猫に一切反応しないことに徹してみてください。
「これをしても何もいいことは起きない」というのが分かって、自然と行動が減っていくはずです。
まとめ

大好きな愛猫だからこそ、ポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも、思いやりを持って伝えることが大切です。
猫が喜ぶことは何か、どんなタイミングに伝えるとよいのかなど、気を配りましょう。
同じく「ダメ!」の伝え方にもコツがあります。
「叱る=構ってもらえる」と勘違いされないよう、ときには猫の困った行動に一切反応しない姿勢も見せてください。
上手な伝え方をマスターできれば、愛猫との絆はますます深まっていくはずです。