野良猫のマイクロチップ情報は…?

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5年もの時を経て、黒猫Trixieは飼い主と再会することになりました。しかもその人は、米国から遠く離れたドイツに住んでいるのです。
地元のテレビ局「WZZM13」によると、2025年初めにミシガン州モンタギューに住む家族が野良猫だったTrixieを見つけ、自宅に保護しました。ところが先住のペットとうまくやっていけなかったため、動物愛護団体「Oceana County Animal Friends」へと引き渡したのです。その家族はTrixieに新しい飼い主が見つかることを強く希望していました。
この団体の理事長Amy VanderWilkさんはこう話しています。
「猫を避妊手術とマイクロチップの検査のために動物病院に連れて行ったところ、チップが埋め込まれていて、名前はTrixieだとわかりました。そして飼い主はドイツにいることも判明したのです」
ドイツに引っ越していた飼い主

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マイクロチップ会社の連絡によると、Trixieを登録した飼い主はドイツ在住のOlga Heigisさんだといいます。一体どうしてドイツに住む飼い主の猫が、米国で保護されることになったのでしょうか。Oceana County Animal Friendsは当惑したものの、さっそく彼女に連絡を取りました。
実はOlgaさんは以前にモンタギューに住んでいたことがあります。そのあと2020年に夫の仕事の関係でドイツに引っ越しました。一緒に米国の自宅で暮らしていたTrixieは、転居予定の数ヵ月前に行方不明になってしまいました。そのまま5年の年月が経っていたのです。
海を越えて、愛猫を迎えに!

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連絡を受けたOlgaさんは大喜びです。まもなく米国まで愛猫を迎えに来てくれることになっています。
「ドイツから飛行機で猫を迎えに行く人がいるなんて想像できますか?Olgaさんが迎えに来てくれるのは本当にすばらしいことです」とAmyさん。
Trixieには、懐かしい飼い主との再会のあと、ドイツに向けての長旅が待っています。施設で体調を万全に整えておいてほしいものですね。
出典:Rescue Shocked After Finding Stray Cat in Michigan, Who Is the Missing Pet of a Person in Germany