1.食べやすくておしゃれな「食事台」

もし高さがあまりない猫の食器を使っているなら、「食事台」をDIYしてみてはいかがでしょうか?高さがある分食べやすくなり、吐き戻し防止にもつながります。
作り方は簡単で、100円ショップでも手に入る「木のブロック」と、木の板やトレーなどを活用した「天板」を組み合わせるだけです。
サイズが合わないとカットして調整する手間が出るため、実際に店舗で見て、シミュレーションしたうえで購入するとよいでしょう。
固定には頑丈な「ビス」がおすすめですが、自宅に工具がない場合には、ボンドで代用することもできます。
木の温もりあふれるデザインはインテリアとも馴染みやすく、猫もきっと気に入ってくれるはずです。
2.ふかふかで落ち着く「寝床」

猫の寝床はさまざまなバリエーションがありますが、「ふかふか感が足りない」「底が薄い」など、「これだ!」と思えるものにはなかなか出会えないものです。
一方、DIYをする場合は、自分の理想が実現しやすくなります。なかでも「クッション」を組み合わせて作る寝床は、どなたでも比較的チャレンジしやすいでしょう。
必要なクッションは5枚で、うち4枚は「囲い」に、1枚は「底」に使います。囲いの部分となる4枚を縫い合わせたら、底に縫いつけます。仕上げに、囲い部分を半分に折り返すと完成です。
より手軽さを重視する場合は、俵型のクッションを囲いに使い、最初から直接底に縫い合わせて作るのもよいでしょう。
3.嫌いな猫はいない?「段ボールハウス」

通販の梱包として使われる段ボールから、猫が喜ぶ「段ボールハウス」を作り上げることができます。
段ボールに丸い穴をくりぬいたシンプルなお家、三角屋根のお家、2階建てのお家など、愛猫にぴったりのものを考えてあげましょう。
段ボールの仕切り部分も使えることがあるので、すぐに捨てずに取っておくのがおすすめです。
作り方もシンプルで、カッターで切ってガムテープで固定していくのが基本。材料費はほとんどかかりません。仕上げにマジックやクレヨンで愛猫の名前やイラストを書き加えると、よりオリジナル感が増します。
カッターの取り扱いには注意が必要ですが、それ以外の作業なら、小さなお子さまでも一緒に楽しめそうです。
4.いろいろな用途で使える「キャットウォーク」

お部屋のスペースが限られている場合、他の用途としても使えるような「キャットウォーク」があると便利です。
そこで注目してほしいのが「カラーボックス」のDIYです。カラーボックスは、ホームセンターなどで広く取り扱われており、簡単に入手することができます。
段差ができるようにボックスを配置し、猫が通り抜けられるよう部分的に穴を開けたり、寝床を置いたりしてアレンジしましょう。
ただし、高齢猫などが使う場合は高さはあまり重視せず、カラーボックスを1列に並べて使うことをおすすめします。
本棚や飾り物を置くスペースなど、飼い主さんが使うところも想定しながら作っていきましょう。また、カラーボックスをペンキでお好みの色に塗れば、一気に上級者感が出せます。
まとめ

猫グッズのDIYは、デザインや作りの自由度が高く、材料費もあまりかからないというメリットがあります。
今回ご紹介した4つのアイデアは、「食べる」「寝る」「遊ぶ」といった、猫の暮らしを快適にするもので、初心者さんでもチャレンジできます。
愛猫が喜んで使う姿を思い浮かべながら、楽しく手作りしてみてくださいね。