愛猫が『スネてしまった』ときに見せる行動4選 どんなときに見られることが多い?

愛猫が『スネてしまった』ときに見せる行動4選 どんなときに見られることが多い?

最近、愛猫としっかりふれあえていますか?猫は思っている以上に感受性が豊かなため、ちょっとしたことから「スネてしまう」こともあるんです。この記事では、そんな猫がスネたときに見せる代表的な4つの行動をご紹介します。愛猫とのコミュニケーションに、ぜひお役立てください。

猫のスネる姿、どんなときに見られることが多い?

不機嫌そうな顔の猫

猫がスネるシチュエーションには、飼い主さんの行動が関係していることが多いです。

例えば、飼い主さんの帰宅が遅くなったり、別のことに集中して構ってもらえなかったりすると、寂しさを感じ、甘えたい気持ちも満たされません。

また、飼い主さんに叱られる、期待していたおやつがもらえないといったマイナスな出来事も、イライラの原因となります。

猫に不満やストレスを溜めさせるのはよくありません。スネてしまった理由を探り、甘える時間や遊ぶ時間を設けるなど、適切にフォローしましょう。

ただし、興奮している様子が見られる場合は無理に構わず、そっと見守った方がよい場合があります。

猫が『スネてしまった』ときに見せる行動4選

隙間からのぞき見する猫

1.隠れてじっと見つめる

飼い主さんの視界に入らない場所に隠れて、不満そうな表情を浮かべながらじーっと見つめてくることがあります。

もちろん名前を呼んでも返事はなく、自分だけの世界に入り込んでしまうようです。

それでも飼い主さんのことはやはり気になるのか、完全にスルーしきれず、物陰から視線を送ります。

その視線の裏には「遊んでほしい」「ごはんが食べたい」といった要求が隠れていることもあるため、早めに気づいて要求を叶えてあげましょう。

2.反応しなくなる

名前を呼んでも返事をせず、いつものように寄ってきてくれない反応を見せるときは、猫がふてくされているサインかもしれません。飼い主さんの声は聞こえているため、ときおり耳や尻尾だけでピクッと反応する姿が見られます。

可愛らしい仕返しに思わず笑みがこぼれますが、猫は至って真剣そのもの。

飼い主さんがよかれと思って構えば構うほど、距離を取られてしまうことがあります。もし何をしてもつれないときには、おやつ作戦を試してみてはいかがでしょうか?

3.わざとイタズラする

不満に気づいてほしい、自分に関心を向けてほしいという一心で、ときには手段を選ばない猫。

物を落としたり、ティッシュペーパーを噛んだりといった「飼い主さんが反応せざるを得ない」やり方で、アピールをしてくることがあります。

飼い主さんが反応してくれると分かると、スネるたびに同じようなイタズラを繰り返してしまうかもしれません。さらにエスカレートすると、トイレ以外の場所で粗相をするといった問題行動につながってしまう可能性もあります。

猫が抱えている不満には早めに気づき、穏やかに過ごせるようサポートしてあげましょう。

4.尻尾をばたばたする・耳を外側にそらす

スネているということは、猫がご機嫌ななめになっている状態でもあります。そんなときには「ボディランゲージ」で気持ちを伝えてくることが多いです。

特に注目したいのは、尻尾や耳。尻尾を左右に素早く振ったり、床に乱暴に叩きつけたりしているときは、気持ちが落ち着くまでそっとしておきましょう。

耳も、通称「イカ耳」と呼ばれるように、外側にピンと張っていることがあります。その際に表情もこわばっているなら、機嫌が悪いと判断してよいでしょう。

まとめ

いたずらをする猫

猫がスネる行動の裏側には、飼い主さんへの不満や要求、甘えたい気持ちが隠れています。

飼い主さんを知らんぷりしているようで、ちょっとだけ気になって物陰から見つめてくることも。そんな意地っ張りな姿もまた、可愛らしいポイントです。

ときにはイタズラをしてきたり、尻尾や耳を使ってアピールしてきたりすることもあるかもしれません。スネているときこそ、猫の気持ちに寄り添い、早めに気づいて対応してあげましょう。

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