愛猫が『外に出たがってしょうがない』ときの4つの対処法 根負けして外に…はダメ!

愛猫が『外に出たがってしょうがない』ときの4つの対処法 根負けして外に…はダメ!

猫がドアや窓をガリガリして向こう側に行こうとしている、外に出たいと鳴いているなど、強くアピールされると困ってしまいますよね。猫が外に出たくてしょうがないときの対処法をご紹介します。

猫が外に出たがるときの対処法

ドアのすきまに前足を入れる猫

1.飼い主さんと遊ぶ

普段の生活に何かしらストレスを感じていて、外に出たがっている可能性があります。猫のストレスを解消するために、飼い主さんがおもちゃを使って猫と遊んであげましょう。

猫は狩りをする動物なので、おもちゃを獲物のように動かして猫の狩猟本能を刺激します。おもちゃを追いかけ、捕まえることで満足感が得られ、ストレス発散になります。猫は持久力があまりないので、1回10分程度の遊びを1日に数回で十分です。

遊ぶことでストレスを感じにくくなり、運動にもなり、飼い主さんとの関係も良くなってくるでしょう。

2.知育トイを使う

知育トイは、中に入っているフードを猫が考えながら動かしてフードを取り出すというものです。食べづらく見えますが、狩りをしているような楽しさがあり、ストレス発散や刺激になるとされています。

気持ちが満たされると、外へ行きたがることも減ってくるかもしれません。

3.外を眺められる場所を作る

外の様子を見ることは猫にとってストレス対策になるとされています。キャットタワーを置いて高い位置から庭など外を見られるようにしておくとよりいいでしょう。

外にいる猫を見て興奮して、余計に外に行こうとしてしまう場合は、カーテンを閉めたり、ボードを置いたりして外にいる猫が見えないようにしておきましょう。

4.ストレスが少ない部屋か見直す

猫が好きな高い場所、隠れられる狭い場所があると猫のストレスが少なくなります。

多頭飼育では、猫同士のパーソナルスペースを確保できるように、食事場所、トイレ、水飲み場所を離したり、それぞれの寝床を用意したりしましょう。仲良しな猫同士でも1~3mの距離を保つことを好むそうです。

外に出すのはNG

ドアの前に座る猫

猫が外に出たがっても、外に出すのはやめましょう。

交通事故や他の猫とけんかなどでけがをしたり、感染症になったり、命を落とすことも考えられます。迷子になって帰ってこられないことも。また、避妊去勢手術をしていない場合、妊娠して帰ってきたり、野良猫を増やしてしまうことにもつながったります。

まとめ

開いた戸の隙間からのぞく猫

猫が外に出たがるときは、飼い主さんがおもちゃで遊んであげたり、知育トイで猫がひとり遊びできるようにしたりしましょう。

ストレスが減ったり、気が紛れて外に行きたい気持ちを抑えられたりする可能性があります。脱走対策をしつつ、猫がストレスをためない部屋づくりをしてみるのもおすすめです。

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