1.走り回る音

猫は体が小さく、肉球がクッションの役割をしているので足音は小さいです。しかし、トイレの前後にハイテンションになるとき、おもちゃで遊ぶとき、夜中や早朝に活発になって「猫の運動会」をするときなどなどは、走り回る足音がうるさいと思われることがあります。
特に子猫や若い猫は運動量が多いので注意が必要です。多頭飼育の場合、追いかけっこをすることがあり、騒音も大きくなってしまいます。
厚みのあるマットやカーペット、防音性能のあるマットやカーペットなどで対策をすることができます。
2.飛び降りるときの着地音

猫はキャットタワーや家具の上、テーブルの上などの高いところが好きです。身体能力が優れているので、軽々とジャンプして乗ることができます。
飛び降りるときも、しなやかな動きで着地できるのですが、そのときの着地音が他の部屋に響いてしまうことがあります。体の大きな猫なら着地音も大きくなってしまいます。
多頭飼育だと、追いかけっこをしながら高いところへ走って飛び降りることもするので音も大きくなりやすいです。運動が得意な猫は高い位置からジャンプして飛び降りることもあります。
キャットタワーや家具の下など着地する場所に防音マットを敷いたり、高い位置から飛び降りないように足場になるものを置いたりして、着地の衝撃音が小さくなるように工夫しましょう。
3.鳴き声

猫によってよく鳴く猫、ほとんど鳴かない猫、鳴き声が大きい猫、鳴き声が小さい猫など個体差が大きいですが、猫の鳴き声が他の部屋に響いて迷惑となってしまうことがあります。
飼い主さんへの要求鳴きがひどいと感じるときは、鳴いているときに構わないようにして、鳴きやんだら相手をすることを繰り返します。鳴いてもいいことはないと覚えてもらいましょう。
避妊・去勢手術をしていない猫が発情期に鳴くのは、本能による行動なのでやめさせることはできません。
ひとりであそべるおもちゃや、自動給餌器などを活用すると不満が溜まりにくくなり、鳴くことが減ってくる場合がありますが、部屋に防音カーテンや防音マット、防音シートなどを設置してトラブルになるのを防ぐと安心でしょう。
まとめ

走ったり、飛び降りたり、猫は意外に音を出して動き回ります。猫によっては鳴き声が大きくて困る場合があります。
防音マットや防音カーテンなどを使用すると、他の部屋に響く音を小さくすることができます。騒音トラブルが心配と感じる場合は早めに対応しておきましょう。