猫の『筋力低下』に繋がる要因2つ 予防しないと起きるトラブルとは

猫の『筋力低下』に繋がる要因2つ 予防しないと起きるトラブルとは

猫の運動能力の高さには、目を見張るものがありますね。しかし、気をつけないと筋力が低下してしまうことがあります。どのような理由で猫の筋力は低下してしまうのでしょうか。筋力が低下すると、どんなトラブルが起こるでしょうか。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.老化

寝ている猫の顔

猫も年齢を重ねるうちに筋力が低下してきます。筋力の低下により、高い所に飛び乗るなど、今まで当たり前にできていたことができなくなってくるのです。動きも鈍くなり、じっとしていることが多くなります。

老化による筋力低下は防ぎようのないものですが、少しでも長く自分で動けるように、無理のない程度に運動させましょう。

高い場所に登ることは落下の危険が伴いますが、低めのキャットタワーを用意してあげたり、飼い主が適度に遊んであげることも効果があります。

2.運動不足による肥満

体重計に乗っている猫

体を動かさずにいると、人間同様猫の筋力も低下してしまいます。特に室内で飼われている猫は、運動不足に気をつけないといけません。

室内であっても上下運動ができるようにキャットタワーを用意したり、家具の配置を工夫するなどしてみましょう。また、おもちゃを使って遊んであげるのもいいでしょう。一緒に遊んであげることで、猫とのよいコミュニケーションになり、絆も深まります。

また、体を動かさずに食べてばかりいると、当然猫の体重は増えます。体重が増えると、動くのが億劫になるため、悪循環に陥ってしまうことに。愛猫が肥満にならないように、食事の管理も徹底することが大切です。

おやつの与え過ぎには気をつけ、年齢や体調に合ったフードを食べさせるようにしましょう。特に不妊手術後は太りやすくなるため注意が必要です。

猫の「筋力低下」によるトラブル

猫の足に包帯を巻く獣医師

猫の筋力の低下は、ジャンプに失敗してケガをするなど、日常の中でも様々なリスクを伴います。

まとめ

体重計の上から見上げる猫

猫の「筋力低下」は、猫特有の瞬発力や柔軟性を奪ってしまうことにもつながります。

日々の生活で筋力を維持できるような環境を準備するなどを心がけ、いつまでも元気に猫らしく動けるようにサポートしてあげましょう。

ただ稀に、病気による筋力の低下が見られることもあります。歩き方や動きに異変が見られる場合は、動物病院で診てもらって下さいね。

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