猫に『ぶどう』は絶対NG!理由と誤飲・誤食した場合の対処法も

猫に『ぶどう』は絶対NG!理由と誤飲・誤食した場合の対処法も

猫には与えてはいけない食べ物も数多く存在します。フルーツのブドウもそのひとつ。今回は猫にブドウを与えてはいけない理由を解説します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.猫への安全性が不明

猫とブドウ

冒頭にて、猫にブドウは危険とお伝えしましたがより正確には、猫への安全性が定かになっていないという表現の方が適切です。ブドウが危険とされているのは、猫ではなく犬の話。猫と犬は体の構造が異なるため、必ずしも同じようにブドウが危険とは限りません。具体的にどの成分が犬や猫に負担を与えているのかも明確ではないため謎が多いのが現状です。

安全性が確立されていない以上、猫に与え続けるのはリスクが高いといえます。さらにとくに必要な栄養も含まれているわけではないのでわざわざ与える必要のないものといえるでしょう。

2.腎臓に負担をかける懸念

猫とブドウ

ブドウを食べることで猫の腎臓に負担をかける恐れがあります。有害性が判明している犬の場合、ブドウを食べることで急性腎障害を引き起こす恐れがあります。

猫は元々、腎臓病を発症しやすい動物。ただでさえ、腎臓病のリスクが高いのにそれをさらに高めるかもしれないブドウを与えるのは避けましょう。

3.加工品も避けた方が無難

レーズン

ブドウの有害性は加工しても残る可能性が高いとされています。ここでいう加工品とは、レーズンやジュースなど。特にレーズンは小粒で食べやすく成分も凝縮されていることから、危険度が高い可能性があります。

猫とブドウの関係は謎に包まれている部分も多く、どの成分がどういったメカニズムで猫に害を与えているのか定かになっていません。そのため、生のブドウはもちろん加工品全般も猫に与えないよう気を付けましょう。

4.誤飲・誤食した場合

動物病院にいる猫

万が一、猫がブドウを誤飲・誤食してしまった場合、速やかに動物病院に連絡しましょう。そのときの猫の状態によって指示は変わりますが、基本的には動物病院を受診し診断を受ける流れとなります。この際、間違っても飼い主さんの手で猫を無理やり吐かせようとするのは避けましょう。状況を悪化させる恐れがあります。

ブドウの有害性に関するメカニズムが定かになっていない以上、どのくらいの量を食べると危険なのかは不明です。量に関わらず、誤飲・誤食が判明したら獣医師などに相談するスタンスでいましょう。

まとめ

猫とブドウ

ブドウは猫に対して危険だといわれていますが、そのメカニズムや有害性は明確に判明していません。ただ、安全性も確認されていないので気を付けましょう。

猫にブドウを与えるのは避け、万が一食べてしまったら早めに動物病院を受診しましょう。

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