猫にとって最悪な『飼い主のNG習慣』5つ 健康への被害があることも

猫にとって最悪な『飼い主のNG習慣』5つ 健康への被害があることも

私達が何気なくやっている行動の中には、猫の体に悪影響を及ぼすものがあります。今回は猫にとって良くない飼い主のNG習慣を5つ紹介いたします。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫に良くない飼い主さんの習慣5つ

スマホに夢中の飼い主と無視される猫

人間が普段何気なくやっている習慣が、猫に悪影響を及ぼすことがあります。今回は、中でも猫にとって良くない感じる飼い主のNGな習慣を5つ紹介いたします。

1.たばこを吸う

たばこは人体にも猫の体にも悪影響を及ぼします。ある研究では、喫煙者がいるご家庭と非喫煙者のみのご家庭の猫を比較すると、悪性リンパ腫の発病率が2.4倍高かったという結果が出たそうです。

猫の健康のためにも飼い主さんの健康のためにも禁煙することが望ましいですが、無理な場合にはせめて、猫が立ち入らない場所で喫煙するように心がけましょう。

【ご紹介した研究】 Bertone, E. R., Snyder, L. A., & Moore, A. S. (2002). Environmental tobacco smoke and risk of malignant lymphoma in pet cats. American journal of epidemiology, 156(3), 268–273.

2.ものを出しっぱなしにする

使用したものを出しっぱなしにする習慣はありませんか?1歩間違えると、この習慣が猫の命を脅かすことになります。

特に調味料や食べ残し、荷造り用の紐などは危険です。猫が食べてはいけない物が含まれていたり、誤食した紐によって腸が壊死してしまう恐れがあります。

特に好奇心旺盛な性格の猫と暮らす飼い主さんは要注意です。面倒だと感じても、猫に危険を及ぼす可能性のあるものはその都度片付けるようにしてください。

3.掃除をしない

ロボット掃除機に乗って掃除を要求する猫

猫は床に近い場所で生活しているので、掃除を疎かにし過ぎると猫がハウスダストなどを吸い込んでしまう確率が高まります。ホコリが溜まらないうちに掃除をするようにしてください。

また、猫のトイレ掃除も重要です。トイレが汚れたままでは猫がトイレを我慢をすることになったり、粗相にもつながります。一日留守にするご家庭では、外出前と帰宅後は必ず排泄物を取り除いてあげましょう。定期的に砂を全部取り換え、トイレを洗う必要もあります。

4.猫に無関心すぎる

猫はしつこく構われることを嫌います。しかし、猫は飼い主さんに無関心でいてほしいわけではありませんし、体調の変化に気づかない程の無関心は猫の健康に悪影響を及ぼします。

猫が求める適度な距離感を大切にしつつも、声をかけたり、愛猫から求められるスキンシップに応じたり、食欲や排泄、行動の変化には常に関心をもちましょう。

5.生活リズムが不規則

猫はもともと体内時計に基づいて、ある程度規則正しい生活を送ります。さらに、一緒に暮らす飼い主さんのリズムに合わせることもでき、毎日のルーティーンを学習して毎日同じようなリズムで生活することを好みます。そのため、飼い主さんの生活リズムが乱れがちだと猫にとって予期せぬ出来事が多く起こることになってしまい、ストレスを感じてしまいます。

猫の食事の時間や遊ぶ時間だけでも規則性を持って接してあげると安心するでしょう。

まとめ

NG看板を持つ猫

猫に悪影響を及ぼす飼い主の習慣を5つ紹介いたしました。これらを改善することは、私達の健康にも繋がります。

猫も人も健康的で心地よく過ごせるように、猫にとって良くない習慣を持っている方は少しずつ改善してみてください(たばこ・危険物の放置は早急に改善してください)。

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