猫が死ぬ危険も!今すぐ対策すべき『問題行動』4つ

猫が死ぬ危険も!今すぐ対策すべき『問題行動』4つ

飼い主を困らせる猫の『問題行動』。でも、それだけではすまない場合もあります。命に関わることがあるからです。猫のどんな行動が危険なのでしょうか?どう対策したらいいでしょうか?

2342view

SupervisorImage

記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.何でも口にする

寝転んでおもちゃを抱えている猫

好奇心旺盛な猫は、何でもおもちゃにしてしまいます。ゴムや紐などが落ちていると、夢中になってひとりで遊んでいることがありますね。

遊んでいる姿はほほ笑ましいものですが、気をつけなければいけないのは、それを口にしてしまった時。じゃれているうちに口に入れてしまい、それを飲み込んでしまったら大変です。

猫は舌がザラザラしているため、口に入れたものを飲み込みやすいのだといわれています。

猫用のおもちゃについている小さなパーツや紐にも注意が必要です。取れそうになっていないか、時々チェックしてみて下さい。

おもちゃは出しっぱなしにせず、飼い主が遊んであげる時のみ使用するといいでしょう。遊んだ後は、猫が取り出せない場所にしまっておきましょう。

部屋には細かいものを置かないようにし、画鋲やホチキスの針、アクセサリーなども床に落とさないよう気をつけて下さいね。

2.植物を食べる

窓辺の観葉植物と猫

肉食の猫が植物を食べることはないように思えますが、猫は飲み込んだ毛玉を吐き出すために、草を食べる習性があります。

室内飼いの猫は外で草を食べることができないので、専用の猫草(燕麦など)が販売されているくらいです。

キッチンに置いてあった葉物野菜なども食べてしまうことがあり、困っている飼い主も多いのではないでしょうか。

部屋に置いてある観葉植物をかじってしまうこともあります。食べるためではなく、風に揺れる葉や花にじゃれているうちにかじってしまうことも。

ただ、観葉植物には毒を持つものがあるので注意が必要なのです。特にユリ科の植物は、摂取すると命に関わります。

観葉植物は部屋に置かないようにした方が安心ですが、どうしても置きたい場合は、植物のある部屋に猫を入れないようにするか、猫が食べても害のない植物を選びましょう。

3.ゴミ箱をあさる

倒れたゴミ箱のそばで振り返る猫

ゴミ箱をひっくり返す、というのはよくある猫の問題行動のひとつです。

この「ゴミ箱をあさる」という行動は、散らかって困るというだけでなく、猫にとって危険な行動でもあります。

ゴミ箱の中には、猫に害のあるものが捨ててあるかもしれないからです。

楊枝や串、鶏肉の骨などが入っていたら、猫が舐めているうちに刺さる危険性があります。猫に食べさせてはいけない人間の食べ残しもあるかもしれません。食べ物の匂いがするビニールも、猫が食べてしまう可能性があります。

食べ物の匂いがするゴミは袋に入れてしっかり縛り、蓋つきのゴミ箱に入れるなどして匂いが漏れないようにしましょう。

4.カーテンに登る

レースのカーテンによじ登る子猫

カーテンが好きな猫は多いですね。猫はもともと高い所が好きなので、そこへ行きたいだけのこともありますが、カーテンが風に揺れているのも興味深いようです。

どちらにしても爪を立ててよじ登るので、カーテンがいつのまにかボロボロになって困っている飼い主は多いと思います。

ただしそれだけでなく、「カーテンに登る」という行動が猫に危険を及ぼすことも。

カーテンに爪が引っかかって動けなくなったり、カーテンレールの上から落下して怪我をする危険性があるのです。

猫の爪をこまめに切る、猫が登りにくい生地のカーテンに替えるなど、猫がカーテンに登れないよう対策をしましょう。

高い所に登りたいという猫の欲求を叶えるために、キャットタワーを設置してあげるのも効果があるようですよ。

まとめ

テーブルの上の角砂糖に手を出す猫

飼い主にとっては困ってしまう猫の問題行動ですが、実は猫自身にも危険が及ぶことがあるのです。

しかし、人間から見たら問題行動でも、猫の習性でそうしていることが多いのも事実。

叱るのではなく、そのような行動をしてしまう原因を取り除き、そもそも問題行動を起こさせない工夫をするなどの対策をしましょう。

猫と人が暮らしやすい環境を作ることで、猫の安全も守ることになります。

スポンサーリンク