猫の『免疫力』が低下しているときの症状3つと対処法

猫の『免疫力』が低下しているときの症状3つと対処法

免疫力が低下していると、病気にかかりやすくなります。猫の免疫力が低下してるときは、どんな症状が現われるでしょうか?どのように対処したら良いでしょうか?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.咳、鼻水が出る

前足で顔を隠して寝る猫

免疫力が低下していると、猫風邪にかかりやすく、咳やくしゃみ、鼻水、目やになどの症状が出ます。風邪を引いたことでさらに免疫力が下がり、重症化してしまうことも。特に子猫や高齢猫は注意が必要です。

猫風邪は再発しやすいので、免疫力を高めておく必要があります。風邪を引きやすかったり、治りにくいのは免疫力が低下しているためなのです。

免疫力を上げることで粘膜のバリア機能が強化され、ウイルスの侵入を防ぐことができます。粘膜のバリア機能強化に役立つ栄養素は、亜鉛やビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどです。

2.下痢をする

トイレで座っている猫

腸管に感染したウイルスや細菌などの微生物によって、下痢になることがあります。免疫力が低下していると体内で増殖し、下痢をしてしまうのです。

また、猫風邪から下痢になることもあります。感染するウイルスによっては腸で増えてしまい、その影響で下痢になってしまうことがあります。下痢が続く場合は、動物病院で診てもらって下さいね。特に子猫や高齢猫は免疫力が低いので、早めに獣医さんに診てもらった方が安心です。間違っても人間用の下痢止め薬を猫に飲ませないように。

3.皮膚の炎症

床の上で顔をかく猫

皮膚トラブルも、免疫力が低下しているときに起こりやすい症状です。免疫力が低下することで、皮膚炎を発症させる菌に感染しやすくなるからです。人間に感染することもあるので気をつけなければなりません。また人から猫に移してしまうこともあります。人が持ち込まないことも大切です。

特に皮膚の抵抗力が低下していると皮膚糸状菌の感染を受けやすくなります。この病気は他の猫にうつるだけでなく、場合によっては人や同居する犬などの動物にも感染します。

免疫力を上げるには?

食器の前で舌を出す猫

免疫力の低下は、感染症にかかりやすくなるだけでなく、がんなどの命に関わる病気も発症しやすくなります。毎日を元気に過ごすには、免疫力が大事なのですね。

それにはまず、栄養バランスの整った食事が大切です。フードは猫の年齢や体質に合った総合栄養食を与えましょう。食事だけで補えない場合は、免疫力をあげるサプリメントを取り入れる方法もあります。

ストレスも免疫力低下の要因になります。運動不足解消も兼ねて、猫には十分遊ばせることが大切です。感染症にかかると、さらに免疫力が低下してしまいます。感染症を予防するために、動物病院での定期的なワクチン接種も有効です。

まとめ

カーペットの上に伏せてこちらを見る猫

免疫力の低下は、猫の体の様々な不調を引き起こします。重大な病気にもつながりかねません。

猫の免疫力を高めるために飼い主ができることは色々あります。猫の健康のために、日頃から気をつけてあげたいですね。

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