人を助けた猫の話に思わず涙がじんわり…猫ってこんなにも温かい!!

人を助けた猫の話に思わず涙がじんわり…猫ってこんなにも温かい!!

「猫はそっけない」「猫は人に興味がない…」など、愛想がないというイメージの強い猫。でも時には、我が身を呈して人間を守ろうとしてくれることもあるほど、愛情深い動物でもあるのです。そこには猫と人の、どんな感動ストーリーがあるのでしょうか?

猫が人を助けるってありえるの?

寝転がる猫

「犬は人に付き、猫は家に付く」と言う言葉もあるほど、猫は人を意識していないと思われがちです。でも世の中には、猫が人を救ってくれた話は数えきれないほど存在します。そのほんの一部分をご紹介します!

人を助けた猫たちは?

男と猫

猫は人を、こんな状況から助け出してくれたのです。

ホームレスのストリートミュージシャンを救った「ボブ」

ボブの名前は、ご存知の方も多いのではないでしょうか?イギリスで最も有名な猫と言われています。世界でもボブの本が販売され、なんと合計の販売部数が1000万部を超えるという快挙を成し遂げています。更には映画化されるなど、その勢いは留まる事を知りません。

ボブとパートナーのジェームズ氏の出会いは2007年、ケガをしたボブをジェームズ氏がなけなしのお金で治療をしたことがきっかけです。すぐにジェームズ氏に懐いたボブは、ストリートミュージシャンである同氏のライブに立ち会うなどして、人々の注目を集めます。ジェームズ氏はそれまで麻薬浸けの日々だった生活からも抜け出し、ボブのために生きるようになっていきます。

ボブのお気に入りの場所はジェームズ氏の肩で、そこに乗ったりハイタッチをしたりして、その姿の珍しさと愛らしさがyoutubeで紹介され、段々と有名になっていきます。ボブの本も出版され、ジェームズ氏の日常は、以前とはかなり変わっていきました。出版が成功した事でお金持ちとなったはずなのに、本の印税のほとんどを不幸な犬猫のために寄付し、ご本人は今もストリートミュージシャンを続けている所がなんとも粋ではないですか!大好きなジェームズ氏のために尽くすボブがとても愛らしいお話です♪

ヒーロー猫で有名な「タラ」

タラも4歳の少年を救ったヒーロー猫として、かなり有名なのでご存知の方も多いでしょう。近所の犬に少年が襲われた時、すかさずタラが飛んできて犬を追っ払います。少年は脚に大ケガをしたものの、命の危険はありませんでした。この様子を防犯カメラが捉えており、映像がyoutubeにアップされるやいなや、再生回数がうなぎ登りとなり、世界中へと広がっていきました。

タラはこの事件後、数々の表彰や地元野球チームの始球式に招待されるなど、その功績をたたえられています。少年を襲った犬は反対の声はあったものの、危険と言うことで残念ながら安楽死させられてしまいました。自らの危険を顧みず少年を守ったタラ、立派です!

飼い主さんが大切な存在だと気がついた「スリンキー」

黒猫のスリンキーは普段あまり飼い主さんに興味がない猫でした。ある日、飼い主さんが鎮痛薬を飲んだところ意識を失い、その後5日間、誰にも気がつかれず倒れてしまいます。そんな絶望的な状況から飼い主さんを救ったのはなんと、飼い猫のスリンキーでした。スリンキーは隣人に気がついて貰おうと必死でアピールし続けます。異変に気がついた隣人夫妻は飼い主さんを発見し、助けられました。

それ以降スリンキーも飼い主さんに対しての態度が変わり、遊びに行っても定期的に飼い主さんの様子をチェックしに戻ってきたり、飼い主さんが反応するまで手や足にタッチしたりするようになったそうです。飼い主さんが倒れた事で、その大切さに気がついたのかもしれません。そっけないと思われがちな猫にも、深い愛情があることが分かる出来事です。

赤ちゃんの命を救った野良猫「マーシャ」

続いてはロシアという極寒の地で起きた感動ストーリーです。マーシャは地域で可愛がられている野良猫でした。いつもは落ち着いている彼女が、その日はあるアパートの地下でやたらと大きな声で鳴いていました。心配になった住人が駆けつけると、そこには人間の赤ちゃんが…。

慌てて救急車を呼び、赤ちゃんは命を落とさずに済みました。救急車が到着した時もマーシャは、赤ちゃんを守ろうと救急隊員に立ち向かい、赤ちゃんが病院へと運ばれていった後も、戻ってくるのをじっと待っていたという事です。赤ちゃんは何か事情があって置き去りにされてしまったらしいのですが、マーシャが側で温めていたおかげで、最悪の事態にはならずに済んだそうです。猫って凄い!!

障がいをも克服!?「ジェシーキャット」

ローカン君の家で飼われているのは、ジェシーキャットという名の猫。実はローカン君には、不安を感じるために話す事ができない場面緘黙症という障がいがありました。ですが、ジェシーキャットと接することで徐々に話ができるようになり、ジェシーキャットに向かって初めての『I LOVE YOU』を発します。

それからと言うものの、ローカン君は素晴らしい変化を遂げ、一言も話さなかった学校で友人たちと話すようになり、先生の前で教科書の朗読もできるようになったのです。ジェシーキャットの本が出版されているので、今度の休日に読んでみるのもオススメです!

まとめ

撫でられている猫

いかがでしたか?猫って一般的に持たれているイメージと違い、実はとても優しい面も持ち合わせている動物だという事が分かりますね。我が家の猫も、私が子供を叱っていると、かばうようにして止めに入ることがあります。種族が異なっていても関係なく、守ろうとする気持ちが強いのでしょうね。思わず感動してしまう、猫たちが見せてくれた大きな愛のお話でした☆

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