1. 猫の名前を呼び間違える
猫にも性格や個性があり、大人しく静かな子、やんちゃでイタズラな子など、いろんな猫がいます。 やんちゃな子やよく病気をする子など、いわゆる手がかかる猫は他の猫に比べ、名前を呼ぶことが多いです。
そのため、違う子がイタズラをしているのに、誤ってその子の名前を呼んでしまったりするわけです。 つい、「○○くん!・・・じゃない、○○ちゃん!」などと独り言を言ってしまいます。
2. 落ちる毛の量が半端ない!
どんなに服をコロコロしても、外出先で「あ、ここにもまだ毛がついている」ということがあります。 そのため洋服を買うときには、黒色を買うのを躊躇したりもします。そして、顔を洗ったあとにタオルで顔を拭くと毛がつきます。そのくらい、猫の毛は大量に落ちます・・・。
3. ご飯をあげると横取りしようとする子がいる
猫の食欲も猫それぞれ。食事に興味のない子や、いてもたっても食事!!の子もいます。多頭になればなるほど、少食の子が残したカリカリを狙って横取りしようとする猫は必ずいます。また、食事が嬉しすぎるのか興奮して、自分の器がわからなく子もたまにいます(笑)
4. 猫の健康管理が大変
「おしっこが赤い」「下痢をしている」などの不調を見つけた場合、誰のものかを見つけるまで一苦労です。食事の量も体重によってそれぞれ調整する必要がありますし、体質や個体の強さも異なる猫たちの健康管理をするのはとても大変です。
5. 相性の悪い猫がいる
猫が多くなればなるほど、リーダーとなる猫や、いじめる猫、気の弱い猫は出てきます。そのため、相性が悪く猫同士で喧嘩をしてしまうこともあります。
喧嘩の途中で下手に仲裁してしまい、爪で引っ掻かれたり噛まれたりして流血、なんてことも・・・。 仲の悪い猫が近い距離にいる場合は、少し距離をとらせたり、喧嘩が勃発しないよう目を光らせないといけません。
6. 冬場に寝返りが打てなくなる
寒い冬は猫も暖をとろうとベッドに集まってきます。布団のなかに入ってくる子や、布団の上に乗り重しとなってしまう子など、人間は身動きがとれない状態になってしまいます。
寝返りを打つだけで、思わず「よいしょー!」と声を出してしまうほどです。安眠とは程遠いですが、猫がぐっすり寝ているならいいかと自分を説得し始めます。
7. 粗相をする猫がいる
多頭飼いの悩みのひとつでもある猫の粗相。服の上、靴のなか、ソファー、布団の上など、あらゆるところで粗相をします。猫は縄張り意識があることから、ここは自分のものだとおしっこをして目印をつけるのです。
気づいたらソファーやクッションがなくなり、「あれ、人間の居場所が・・・」ということもしばしば・・・。
8. お金と手間は何倍もかかる
多頭飼いは1匹飼いに比べて、頭数に比例してお金と手間が何倍にも膨れ上がります。グルーミング、トイレ掃除、食事の用意など、猫にかかる時間は膨大なものに。また、一般社団法人ペットフード協会は猫1匹にかかる生涯必要経費を約80万円だと発表しています。猫10匹だと・・・考えたくないですね。
9. 伝染性の病気が恐ろしい
多頭飼いで注意したいものは、伝染してしまう病気です。1匹が下痢をして、治りかけたところで他の子も下痢をし始めるということはよくあります。バタバタと体調を崩してしまう前に、早めに病気を見つけて隔離や治療など対応しなくてはなりません。健康管理と同じように、少し病気には過敏になってしまいます。
10. 癒しというより使命感
猫を10匹近く飼っている人は、いろんな事情があり猫を迎えている人が多いです。多頭飼いによりお金も時間も猫に費やすものは多くなります。そうすると、癒しをもらうというより使命感が生まれてきます。
大変なことも多い、けど見捨てることはできないし、この子たちを幸せにしてあげたい、このような思いを持っている人は多いでしょう。猫が「生きがい」となり、猫のいない生活は考えられなくなるのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:レオ、ソラ、こてつ / ♂ / 雑種(ミックス) / 3kg
猫の多頭飼いあるある、この記事を読んで「大変そうだな」「これって楽しいの?」と感じた人もいるでしょう。しかし、ペットを飼うのが大変なのは当たり前、だからこそ楽しい、幸せだと感じる部分もあるのではないでしょうか?
多頭では、1匹飼いではわからない猫のやりとりや性格の違いなどを知ることもできます。波乱万丈の日常だけど、そこがまた面白いと感じることは間違いなしです!