1. 元々の猫の食べ方です!

近年猫の完全室内飼いが多くなり、イエネコが毎日安定してご飯を食べる事ができるようになってきました。
ただし元々の猫の食生活は、狩りがうまくいく日と獲物が捕れない日に影響を受けていました。そのために食べれる時には沢山食し、食べれない時は空腹を我慢するのは仕方の無いことだったのです。
猫のムラ食いは、遺伝子的に刷り込まれている猫らしい行動であるようです。
2. 自分で食事量をコントロールします!

当然ながら猫も日によって気分や体調が変化します。胃がもたれていれば少なく、運動量が通常より多くなれば沢山食べるなど一見ムラ食いに見えます。
沢山お皿に盛っても残す、時間が経ってから食べに来るなど心配になりますが、体重を量るとピッタリの数字をキープする猫もいます。飼い主が思っている以上に、精密に敏感に猫達は自分で食べる量をコントロールできているのでしょう。
3. フードの善し悪しをチェックだニャ

猫は食べる物が新鮮か、身体に安全か危険かを察知して食べない事があり、ムラ食いに見える場合があります。食べた物で不調になれば敵に襲われてしまいます。そのために今までと違ったフードを与えたり、新鮮さの無い食べ物に関して猫は大変に警戒し敏感になります。
お腹が空いているのにムラ食いが多かったり、そっぽを向いてフードから離れていく場合は、フードの保存方法やフードが猫に合っているか見直しが必要かもしれません。
4. 後で食べるニャ〜

ムラ食いには見えますが、後で食べるので残している猫もいます。結局一日の摂取量の総計に変化が無い事がほとんどでしょう。後で食べたい時はお皿を爪でカキカキするなど、砂をかけるような仕草をする猫もいるようです。
後で食べにくることを想定して、ドライフードは数時間は置いたままにしてくださいね。ただしウエットフードはすぐに片付けた方が良いでしょう。
まとめ

猫のむら食いは単なるわがまま?実は隠れたその他の理由4つについてお伝えいたしました。
猫のむら食いは飼い主から見ると心配事ですが、猫から考えると普通の様子なのでしょう。ただし猫の個性はそれぞれ違います。愛猫の毎日を観察している飼い主さんが一番よく分かっているでしょう。
少しでも変だなと感じた時は、病院へ相談をしてくださいね。