猫の性格はさまざまな要因が重なって形成される

人間の性格は親からの遺伝だけでなく、生まれた後の環境によっても大きく左右されます。それでは猫の場合、どのような要因によって性格が決まるのでしょうか。実は、猫の性格は遺伝や環境以外にも、さまざまな要因によって大きく変わることが過去の研究で解明されています。
具体的にどのような要因によって猫の性格が決まるのか、それぞれの要因を詳しく見ていきましょう。
親猫の性格によるもの

親猫の性格は、子猫にも大きく影響するようです。父猫と母猫の両方が穏やかな性格だった場合、やはりその子どもは穏やかな性格になる傾向にあります。
ただ、親猫の性格と同じような性格に必ずなるのかといったら、そうとは限りません。猫は生まれた後の環境によっても大きく性格が変わるので、親猫の性格だけでは子どもの性格を予想することは難しいようです。
人間との触れ合いによるもの

猫は生後2~7週目に入ると「社会化期」とよばれる時期に突入します。この時期をどのように暮らすかによって、猫の性格は大きく変わるようです。
この時期に、人との触れ合いがあると「友好的な性格になりやすい」ということが分かっています。ただし、親猫の性格が非友好的な性格の場合は、例え人とのコミュニケーションがあったとしても「ちょっとだけ友好的な性格」になることもあるようです。
毛色や種類によるもの

猫の毛色や種類によっても、性格が大きく異なることが分かっています。茶系の猫や三毛猫は非友好的な性格になりやすく、黒猫は人懐っこい性格になりやすいなど、毛色によって性格がある程度決まりやすいようです。もちろん例外もありますが。
また、猫の品種によっても性格が異なる傾向にあります。ベンガルは活発で人懐っこい、ラグドールやメインクーンは穏やかな性格など、品種によってある程度性格の予想はできるようです。ただし、もちろん例外もあるため、あくまでも「可能性がある」程度の気持ちで、性格の予想することをおすすめします。
去勢の有無によるもの

子猫の時はとても活発な性格だったけど、去勢をしたらとても穏やかな性格になったという猫は数多くいます。去勢をすることによって、体内のホルモンバランスが大きく変わるため、その影響で性格が穏やかになったり、反対にそっけない性格になることもあるようです。
まとめ

今日のねこちゃんより:虎(トラ) / ♂ / 1歳 / キジトラ / 4.7kg
猫はさまざまな要因によって性格が形成されていきます。「親猫が○○な性格だからこんな性格になる」「子猫の時期にこんな接し方をしてあげたからこうなる」とは一概にいえません。どのような性格になるかは、成猫になってからのお楽しみといえるでしょう。