ペルシャ猫の寿命と長生きの秘訣!かかりやすい病気を把握しよう

ペルシャ猫の寿命と長生きの秘訣!かかりやすい病気を把握しよう

猫の王様「ペルシャ猫」。温和な性格で大人しい子が多いですが、気になるのはペルシャ猫の寿命ですよね?ペルシャ猫はいったいどのくらい生きるものなのでしょうか?今回はペルシャ猫の寿命を中心に気になるポイントを調べてみました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

ペルシャ猫の寿命

白いペルシャ猫

低い鼻、つぶらな瞳、柔らかい毛並み。穏やかでどっしりと構えるその風格から「猫の王様」と呼ばれていますね。ペルシャ猫の平均寿命は16年~18年とされています。20年生きた猫も居ますね。この寿命の長さはチンチラ、日本猫、ラグドール等と並びます。

その他の一般的な猫の寿命は15年とされているので、正しい飼育方法により、とても長生きをしてくれる猫種だということがわかります。

ペルシャ猫を寿命をのばす秘訣は?

遠くを見るペルシャ猫

ペルシャ猫の寿命を延ばすには以下のことを気をつけると良いでしょう。

  • ビタミン、良質なたんぱく質の摂取
  • カロリーを気を付ける 
  • 肝臓、心臓の健康維持
  • 腸を良い状態に保ち、下痢を防ぐ

お腹を丈夫にすると猫は長生きする!とおっしゃるブリーダーさんも多いようです。

ペルシャ猫の寿命の差

金色のペルシャ猫

ペルシャ猫の寿命は、室内飼いと外飼いとで3歳程の差があるとされています。いろいろな病気や怪我などのリスクから守るためにも、完全室内飼いをすることにより猫は長生きできますね。ちなみに、メスの方が寿命が長いんだとか。

寿命が気になるペルシャ猫が気をつける病気

抱かれるペルシャ猫

ペルシャ猫の寿命を延ばす上で気をつけなければならない病気に以下のようなものがあります。

多発性嚢胞腎

腎臓に水が溜まった袋が出来てしまう病気で、一度発症すると治らない先天性の腎臓病。残念ながら完治させるための治療方法は未だ見つかっておらず、有効な治療法がありません。

おしっこの量が増えた、水をよく飲むようになった、等の腎臓病特有の異常を感じたらすぐに病院に行き、早期発見を心がけることで診断後に、まだ健康な腎臓の機能を維持し、症状を和らげることが出来ます。

心筋症

心臓の筋肉が中心に向かって分厚く肥大し、心臓の機能が損なわれる病気で、左心室で発症しやすい。数種類ある心筋症ですが、中でもペルシャ猫もかかりやすいの肥大型心筋症の場合の治療方法は、症状により変わりますが、ACE阻害薬や利尿薬、抗不整脈薬などを使います。

結膜炎

ペルシャ猫は鼻が低い顔立ちから、ウイルス感染症を引き起こしやすいです。 主な治療方法は、目薬などで炎症を抑えます。ほうさん水などで目のまわりを洗浄することも有効だとされています。

まとめ

目を見開くペルシャ猫

ペルシャ猫は寿命が長く、長生きしてくれる猫種なので、病気を防ぐために定期検査や、顔を清潔に保つことを心掛けましょう。また異常を感じたら、すぐに病院に連れて行くことも大切ですね。 

投稿者

女性 にゃコロ

可愛く小さな口に鼻、見た目の堂々さと気品ある容姿で、寿命も長めだとの話ですが、健康に長生きして欲しい思いこそ、ペットと生活する上で誰もが願う事です。
現在わが家の愛猫は、猫種に関わらず掛かりやすい口内疾患で免疫が低下しています。
鼻かぜで食欲も落ちているので、少しの変化も見逃さないように心がけています。
また、もう1匹はつい先日心臓発作で他界したばかりです。ほんの2~3分の出来事でしたが、予兆に気付いてあげられなかったのは、心残りです。
ベルシャに特に掛かりやすい病気があるのであれば、注意や心構えを十分に、記事にある先天性の腎臓病や心臓病、結膜炎に対処できる日々のケアを大事にしてあげて欲しいです。出来ることを当たり前にしてあげれば、きっと愛猫もそれに応えてくれるはずです。
投稿者

30代 女性 猫壱

内の子は、チンチラシルバーの女の子が居てます。もう、15歳です。
シニア猫は、7歳~と言われてます。15歳となると、ご飯もちゃんとしないといけなくて、病院の獣医さんに聞いたら、魚ばっかり上げるのは、良くないみたいです。牛肉、鶏肉、豚肉、馬肉、鹿肉等、、、がいいらしいです。キャットフードが中心ですが、普段の食事に、肉類をプラスして、缶詰めを少なく。でも、猫ちゃんに本当にいいのは、魚の油が一番いいみたいです。その中には、DHC,EPA等がいいらしく。でも、上げ過ぎると、リンの数値が上がり、腎臓の数値も上がる様で。お肉中心、魚は、少なめ。猫ちゃんは、肉食ですからね。当り前だと、思います。やって見て下さい。
投稿者

30代 女性 tonakai

猫の品種によって平均寿命が異なることや、品種によってかかりやすい病気があることを知っておくのはとても大事なことです。毎日の健康チェックでそれを意識しておくことで、早く気が付くことができます。ペルシャ猫は比較的平均寿命が長いということですが、平均寿命が長いことに安心せず、健康に歳を重ねるためにも、おしっこや水を飲む量を観察したり、定期的な健康診断が重要だと感じました。人間もそうですが、年を取ると食事からの健康が気になります。最近のキャットフードは、乳酸菌など腸内環境を意識したものが多く、猫の健康も基礎となるのは食事なんだと感じていました。「猫の王様」らしく長生きしてもらうためにできることはなんでもしてあげたいですよね。
投稿者

30代 女性 とらさん

ペルシャさんってかわいいですよね。 顔にも振舞いにも気品が満ちあふれているような気がします。 あふれ出る気品とは裏腹に温和でやさしい性格をしている子が多いことからも飼いやすいネコちゃんだと思います。
純血種のネコちゃんで平均寿命が16〜18才というのは長い方ですよね。 長い歴史の中で大事にされてきた証拠のような気がします。

ペルシャさんの特徴的な長毛。 どの子も本当にキレイな毛並みをしていますよね。 このキレイな毛並みを保つためにも毎日のブラッシングは欠かせません。 長毛のネコちゃんなので、毛繕いをして長い毛を飲み込んで毛玉になってしまうことも多いと思います。 普通なら毛玉は吐き出されますが、ごくまれにおなかの中に毛玉が残ってしまって詰まってしまうこともあります。 最悪、開腹手術になってしまい、命を落とす危険性もあります。 毛繕いで毛を飲み込んでしまうのは仕方のないことですが、少しでもリスクを減らすためにもブラッシングはなるべく毎日してあげた方がいいですね。
投稿者

20代 女性 UMI

あのモフモフの尻尾とつぶらな瞳、優雅な出で立ち。ペルシャ猫は一度は飼いたい憧れのにゃんちゃんですよね。小さい頃、お金持ちの同級生の家でペルシャ猫ちゃんを撫で回した日々を思い出しました。しかし、猫の種類によって寿命の違いがあるのは驚きました。一つ勉強になりました。どんな猫もそうですけど、かかりやすい病気や特性はしっかり把握してあげた方が長生きしてもらえますよね。最近はペルシャ猫ちゃんや、長毛猫ちゃん用のドライフードもありますからそういったものも利用しつつ長く愛猫と楽しい暮らしをできるようにしたいですね。少しの変化、少しの異変も気づけるようにスキンシップを毎日したいと思います。
投稿者

20代 女性 ミミキュウ

長生きの秘訣は、腸内にあり!
私も最近、猫の腸内環境の大切さを本で読んだところです。

猫はあまりお腹を下す事は無い、と勝手に思っていたんですが、そんな事もないそうです。
・腸内環境が悪くなって、悪玉菌が活躍するとお腹を下します。
・すると、ただでさえ水をあまり飲まない猫です。
・最悪脱水症状になると、食欲も落ちます。
・免疫力が低下、悪循環が始まって、病気に…

想像するだけで、大変な事態です。

結膜炎の菌も、腎機能も、心臓も、食べて免疫を上げて、そして長生き猫ちゃんに!

鼻が低いことで、ウイルスの脅威もあるかもしれないけれど、それ以上に可愛いペルシャです。私の猫達にも始めた事ですが、乳酸菌サプリ。
獣医さんに、長生き目指して相談してみて下さい☆彡
投稿者

女性 もにょ

ペルシャは私の中では、いつかは飼ってみたい、憧れの猫種です。やっぱり、ふわふわの長毛がゴージャスで良いなぁ、と思うのですが、お手入れが大変そうなので、踏み切れません。

記事の中で、「お腹が強いと長生きする」とあったのですが、やはり乳酸菌入りの猫用の食べ物を与えると良いのでしょうか?

少量のヨーグルトを与えると良い、という情報もありますが、ウチの子は1匹は食べず、もう1匹はちょっとダケ舐めて終わりでした。中々、食べつけない食べ物は難しいですね。愛猫が食べなくても、根気良く続けることが大事なのは分かっているのですが・・・f^_^;

将来的にペルシャを飼う時に、非常に参考となる記事でした。
ペルシャに限らず、愛猫の病気には本当に気をつけたいですね!!
投稿者

40代 女性 ミケリン

フサフサの長毛におっとりした性格。ペルシャ猫は優雅でほんとうに美しい猫ですね。まん丸の目と高い位置にある小さな鼻も、外国の絵本やアニメに出てくる猫ちゃんのようで可愛らしい。しかし、この特徴的なピークフェイスと呼ばれる顔立ちが、涙が出やすく自然に流れにくい原因です。結膜炎などの目の病気にならないよう、ベルシャの場合特に涙や目やにには気をつけてあげなければいけません。健康に気を付けてあげれば長生きの猫ちゃんということなので、長く一緒に暮らしていける楽しみがあり、飼い主にとってはうれしいかぎりです。昔飼っていた我が家の猫はいつもウンチがゆるくて5年ほどしか生きませんでした。風邪のような症状がずっと続いていたと記憶しています。栄養バランスに気を付けて、お腹を元気にして猫には長生きしてもらいたいです。ペルシャ猫のように、猫種特有のかかりやすい病気がわかっていれば、早めに気が付いて対応してあげられますね。
投稿者

20代 女性 匿名

ペルシャ猫はつぶれた顔をしているので、呼吸器関連や鼻腔の病気にかかりやすく、それが原因で亡くなることが多いのかなぁと思っていましたが、結膜炎など眼の病気にもかかりやすいのですね。また、16~18年と思ってたよりも長生きする猫であることが分かりました。遺伝的な病気も特徴的な顔に由来するような病気なのかなと考えていましたが、多発性嚢胞腎とい内臓の病気が先天性の腎臓病としてあげられることにも驚きました。一度発症すると完治はできないという点が恐ろしい病気ですね。ペルシャ猫はペットショップでよく見かけますが、そういった先天性の病気がある種類なのか事前に調べておくことは重要だなぁと、改めて思いました。ペルシャ猫は一般的な猫よりの寿命よりも長く生きるからこそ、普段のキャットフードや健康面で、人一倍?猫一倍?気を使って世話する必要がありそうですね。
投稿者

30代 女性 みつえ

ペルシャ猫を飼っていたことがあります。
やはり、結膜炎に悩まされていました!
ほぼ毎週、獣医師に診ていただき目薬をいただくのですがなかなか治りませんでした。
食事にも気を付けて、ビタミンもよく摂れるように野菜を湯がいてカリカリにトッピングしたりもしました。猫ちゃんは、喜んで食べてくれました。みるみる、結膜炎に悩まされることも減りまして安心しました。亡くなるまで、結膜炎予防の点眼薬は続けていました。
目やにやけがすぐに出てくることも、悩みでしたが猫ちゃん自身も辛かっただろうと、思って治療を頑張りました。

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