胸毛が立派な猫種
- 胸毛が立派な猫:サイベリアン
- 胸毛が立派な猫:ソマリ
- 胸毛が立派な猫:ノルウェージャンフォレストキャット
- 胸毛が立派な猫:メインクーン
- 胸毛が立派な猫:ラグドール
- 胸毛が立派な猫:ペルシャ
胸毛がふさふさと立派になるのは長毛種の猫が多いです。その一部をご紹介します。
胸毛が立派な猫①サイベリアン
胸毛がふさふさな代表猫といえばロシアが原産国のサイベリアンです。サイベリアンは厳しい寒さに耐えるための厚い被毛が胸毛のように特徴です。寒さから身を守るために、被毛は二重もしくは三重となっています。猫アレルギーの原因となるアレルゲンが少ない猫種でもあります。
胸毛が立派な猫②ソマリ
ソマリはイギリスが原産国の長毛種です。短毛のアビシニアンの突然変異で、胸毛が立派な長毛のソマリが誕生したと言われています。絡みやすい細い毛で毛玉ができやすいため、ブラッシングが重要です。
胸毛が立派な猫③ノルウェージャンフォレストキャット
ノルウェーで自然発生した胸毛がふわふわの長毛種の猫です。被毛はダブルコートで、足の指の間には「タフト」と呼ばれる長い毛の束が生えています。これがあることで雪の上も歩くことができるのだそうです。
胸毛が立派な猫④メインクーン
胸毛がふさふさなメインクーンはヨーロッパ、アメリカが原産国の長毛種の猫です。性格と体の大きさから「穏やかな巨人」と呼ばれ愛されています。ノルウェージャンフォレストキャットと似ていますが、メインクーンの方が耳の飾り毛「リンクスティップ」が目立つなど、見た目の違いがあります。
胸毛が立派な猫⑤ラグドール
ラグドールは原産国はアメリカです。ダブルコートの被毛で、冬毛になると胸毛がふっくらとなります。ラグドールに似ている「ラガマフィン」という猫も胸毛が立派です。
胸毛が立派な猫⑥ペルシャ
ペルシャはイギリスが原産国の猫種です。ダブルコートの長毛で、毛が密集して生えているため胸毛もふわふわですが、毛玉ができるのでブラッシングが大切です。
猫の胸毛が立派になる理由
身を守るため胸毛がふわふわ
- 首を守るため胸毛がふわふわ
- 体を大きく見せるため胸毛がふわふわ
- 寒さから身を守るため胸毛がふわふわ
猫の胸毛がふわふわな理由は猫同士のケンカで首にケガをしてしまうと命に関わる可能性もあります。首回りや喉から胸にかけての毛は、首を守るために役立っています。
また、首回りの毛や胸毛が立派だと、体を大きく見せる効果もあり、威嚇にも役立っているのだそうです。サイベリアンやノルウェージャンフォレストキャットの原産国からも分かるように、厳しい寒さから体を守るために胸毛が発達した種類もいます。
胸毛が立派な猫も産まれたばかりの時は毛は短く、成長とともにふわふとしてきます。多くの猫種は1歳頃に成猫となりますが、大型猫は2年から3年かけて成猫になるのが特徴です。そのため、1歳2歳を過ぎてさらに胸毛が目立ってくる種類もいます。
猫の胸毛が臭い時の理由や対処法
猫の胸毛が臭い理由1 よだれや歯周病
猫は待ち伏せをして狩りをするため、体にニオイがついていると獲物に気付かれてしまいます。もともとニオイが少ない生き物ですが、毛づくろいをしてニオイをけしているのです。
ところが、胸毛が長く立派な猫の場合、胸元を自分で毛づくろいをすると、長い毛が口に入ってしまいます。顔を上げてもいつまでも口の中に入っているので、よだれで臭くなることがあり、「魚臭い」「獣臭い」と感じることがあります。
よだれで胸毛が固まっている猫や、口に入った毛をかみ切ってしまう猫もいるようです。健康な猫は毛づくろいをしても臭くなることはありませんが、歯周病などの病気があると口臭が発生し、毛づくろい直後は臭く感じることがあります。
猫の胸毛が臭い理由2 ごはん
猫はごはんを食べた後に、顔や手などを毛づくろいします。これは、狩りをして獲物を食べたときに汚れた体をきれいにするという本能によるものです。
キャットフードを食べる猫はそれほど汚れませんが、ごはんを食べた直後に毛づくろいをするため、胸毛がキャットフード臭くなってしまうことがあります。また、ウェットフードの場合、お皿に長い胸毛が入って汚れてしまうことがあります。
猫の胸毛が臭い時の対処法
猫の胸毛が臭い原因が口臭である場合は動物病院へ相談をしましょう。放っておくと痛みが出てきてごはんが食べられなくなり、症状によっては抜歯が必要となります。口腔内のトラブル予防は歯磨きが効果的です。
猫の胸毛が臭うときは、温かい濡れタオルで拭いてあげます。汚れがひどいときはシャンプーをしてしまった方がいいですが、シャンプーが苦手な猫やシニア猫などは部分的に洗えるドライシャンプーがおすすめです。
ごはんを食べるときに、猫用のスタイ(エプロン)を胸毛の部分に付けてあげると汚れを防ぐことができます。市販品もありますが、手作りも可能です。スタイを着けたらごはんが食べられることを理解していて、スタイの装着に協力的な猫もいるんです。
まとめ
胸毛が立派な猫を6種ご紹介しました。夏毛の頃はすっきりしていても、冬毛になる頃にはふわふわな胸毛に変身します。伏せの姿勢では、前足が胸毛で隠れてしまうこともあるのです。
胸毛が立派な猫は長毛猫が多いですが、短毛種でもふわふわになります。夏と冬で写真を撮って比べて見ると、違いが発見できるかもしれません。
「猫のお腹や胸毛のニオイが好き」という飼い主さんは多くいます。
魅力的な猫の胸毛ですが、場合によっては臭くなってしまうこともあります。濡れタオルやシャンプーなどのお手入れや、スタイでニオイと汚れ対策をしてみてはいかがでしょうか。
40代 女性 のりちゃん
もともとは、捨て猫だったのを拾って育てたのがはじまりでした。子猫の頃はキジ猫のような模様で、メインクーンだとは誰も気づいていませんでした。
ただかなり、賢くて性格が穏やかでした。後から2匹保護して飼ったのですが、メインクーンちゃんが受け入れてくれたので2匹を飼うことができました。
3匹仲良く暮らしてくれました。お客さんが来たらふすまを自分であけて、お客さんの前に出ていきました。皆さん喜んでくださいましたが、初めは猫に見えなくて、たぬき!?とかと言われたりもしました。
とっても、立派な毛並みで飼い主の私たちも自慢でした。ブラッシングが少し大変でしたが、コミュニケーションをとるのにちょうどよかったように思います。
40代 女性 にこ
まだまだ学生の身の実習なので長時間でしたがうちのメインクーンの猫ちゃんはだまって頑張って耐えてくれました、終わったあとは、学生たちのアイドル的存在になっていて、廊下の両端に学生がたっていて、その真ん中の廊下をただひたすらに、尻尾をあげて歩くというのを何回もして学生を喜ばせていました。
次から連れて行くときはみんなが待っていました。
当時は、メインクーンを見る機会があまりなかったので、授業にも使われたりと、大活躍のメインクーンの猫ちゃんでした。おおらかで優しい性格だったので猫ちゃんも喜んでいたし賢くしていたので、自慢でした。
18年も長生きしました。最後まで胸毛もフサフサでサラサラなままでした。
30代 女性 しの
髪の毛が長くて、ブラッシングが大変でしたが胸毛も、とても立派で自慢でした。
メインクーン以外は、短毛の猫ちゃんを飼っていたので、長毛のメインクーンは新鮮に感じました。
性格も穏やかでみんなに優しいボス猫ちゃんだったので家族にも好かれていました。
今でも、忘れられない猫ちゃんです。
30代 女性 まきこ
ふわふわで胸毛も立派でしたし、気持ちいい毛並みで自慢の猫ちゃんでした。月に一回嫌がる猫ちゃんたちをシャンプーするのが大変でしたが、メインクーンのほうは比較的水が好きだったので助かりました。ですが、シャンプーされるのは別みたいで少し、嫌がりました。私が猫アレルギーなので、掃除を徹底的に頑張りました。長い髪の毛なので、たまにトリマーさんに少し切ってもらっていました。お尻まわりも切ってもらっていたのでうんちで汚れにくくなり楽になりました。