オッドアイの猫の値段はいくら?特徴やお迎えする方法

オッドアイの猫の値段はいくら?特徴やお迎えする方法

神秘的な目を持つオッドアイの猫。その神秘的な魅力に引き込まれ「オッドアイの猫が欲しい」と思っている方もいるのではないでしょうか。今回はそんな方のために、オッドアイの猫の値段や、オッドアイの猫をお迎えする方法などを詳しく紹介します。オッドアイの猫の値段の参考や、オッドアイの猫を迎え入れる時の心得について、この記事を読んで参考にしていただければ幸いです。

オッドアイの猫の値段

真っ正面を向くオッドアイの白猫

左右で目の色が違う”オッドアイ”の猫を見かけたことはあるでしょうか。オッドアイの猫は、とても神秘的なオーラを出しているため、「幸運の猫」とよばれているんですよ。

「オッドアイの猫に見つめられたら、幸せを手にすることができる」なんていう言い伝えもあるのです。オッドアイの猫に魅了される人は多く、中にはわざわざオッドアイの猫を探し出して飼う人もいるくらい魅力のある猫なんです。

とても高貴な雰囲気を出している猫が多いため、値段も随分と高いのではないか?と思う人もいるかもしれませんが、実はオッドアイだからといって、値段が跳ね上がるということはありません。

比較的値段が安い品種で、オッドアイを持つ猫の場合の値段ですと、数万円で飼うこともできるのです。そのため、オッドアイの猫を購入する場合は「品種によって値段が異なる」ということを頭に入れておきましょう。

オッドアイの猫の特徴

石垣の上でくつろぐオッドアイの猫

値段は他の猫と変わらないオッドアイの猫。しかし、実は見た目以外にも、他の猫とは異なる特徴を持っています。そこで、オッドアイの猫の特徴について、以下の項目にまとめました。オッドアイの猫を購入するときの参考にしてみてください。

オッドアイの猫が生まれる確率

オッドアイの猫が生まれる確率は、猫の毛色によって異なってきます。特に、全身真っ白な白猫の場合は、オッドアイになる確率が高く、何と25%の確率でオッドアイになるそうです。野良猫などを見ていても、オッドアイの猫は白猫が圧倒的に多いように感じられます。

白猫の場合だと、わりと高い確率でオッドアイになるため、実はそこまで希少価値は高くないのです。そのため、オッドアイという理由だけでは、値段が跳ね上がることはないのだと思います。ちなみに、白猫の次にオッドアイの猫の割合が多いのが黒猫です。

ただし、黒猫がオッドアイになる原因は、先天的なものではなく後天的なものが多いため、先天的な理由からオッドアイの猫が生まれる確率は低いといえるでしょう。

オッドアイの猫が生まれやすい品種

ターキッシュアンゴラや、ターキッシュバンといった白い被毛を持つ猫が多い品種だと、オッドアイの猫が生まれる確率は高くなるようです。そして、日本発祥の猫であるジャパニーズボブテイルも、オッドアイの猫が生まれる可能性が高いといわれています。これらの猫の平均的な値段は以下の通りです。

  • ターキッシュアンゴラ:約20万~30万円
  • ターキッシュバン:約20万~30万円
  • ジャパニーズボブテイル:約15万~17万円

ジャパニーズボブテイルだと、比較的安い値段で売られている傾向にあるため、できるだけ安いオッドアイの猫を探している場合は、ジャパニーズボブテイルに絞って探すのも良いでしょう。

オッドアイの猫がかかりやすい病気

オッドアイの猫は、「見た目が美しい」というメリットを持っていますが、実は「病気を抱えている可能性が高い」というデメリットも持っています。

  • 難聴
  • 皮膚炎
  • 皮膚がん

特に「青い目と同じ側の耳が聞こえにくい」といった障害を持っているオッドアイの猫はたくさんいます。他にも、オッドアイの猫は色素が薄く、その関係で皮膚のトラブルを起こすこともあるのです。皮膚炎や皮膚がんにかかるオッドアイの猫の数も少なくありません。

そのため、病気のせいで捨てられたり、弱ったりしたところを保護してもらうオッドアイの猫もいるのです。保護猫施設の猫の場合だと、上記で紹介したような高い値段を払わずにオッドアイの猫を迎え入れることができるため、猫の病気を理解してあげられるのであれば、そのような方法で入手しても良いでしょう。

オッドアイの猫をお迎えする方法

スプーンからオヤツを食べるオッドアイの猫

オッドアイの猫をお迎えする基本的な方法は、主に3通りあります。それぞれ、どのような違いがあるのか見比べてみましょう。

1. 里親

猫の里親募集をしているサイトをチェックしてみると、オッドアイの猫もいることが確認できます。里親募集なので、ペットショップやブリーダーとは違い、必要最低限の費用だけ支払えばOKというケースが多いです。

比較的安い値段でオッドアイの猫を見つけたいのであれば、里親募集のサイトを利用してみるとよいでしょう。

2. ブリーダー

先ほど紹介した”オッドアイの猫が生まれやすい品種”を育てているブリーダーさんに問い合わせて、オッドアイの猫がいるかどうか聞いてみるのもおすすめです。

ペットショップよりも安い値段になっていることが多いため、子猫のうちから育てたいけどできるだけ安く抑えたい場合は、ブリーダーさんから購入してもよいでしょう。

3. ペットショップ

お店にもよりますが、オッドアイの猫を置いているペットショップもあります。ただし、先述したようにオッドアイの猫は先天的な障害を持っている確率が高いため、取り扱っていないお店も多いということを念頭に置いておきましょう。

「運が良ければペットショップでも出会えるかも」くらいの感覚でいた方が良いかもしれません。ちなみに、ペットショップで購入する場合は、比較的高い値段がつけられていることが多いです。

オッドアイ以外にもある不思議な猫の目

寝転がるオッドアイの白猫

左右の目の色が違う猫の名称として、最も一般的なのは「オッドアイ」です。しかし、「オッドアイ」以外の名称で呼んでいる国も存在します。

また、「オッドアイ」とは少し違った特徴を持つ「ダイクロイックアイ」を持つ猫もいるんですよ。ということで、オッドアイに関連するさまざまな猫の目の種類について、見てみましょう。

金目銀目/ダイヤモンドアイ/カオマニー

「金目銀目」「ダイヤモンドアイ」「カオマニー」は、全てオッドアイと同じ意味を持つ言葉です。「金目銀目」は日本特有の呼び方です。

「カオマニー」はタイ発祥の呼び方で、「ダイヤモンドアイ」は英語圏などで使われることが多い呼び名といえるでしょう。

「金目銀目」「ダイヤモンドアイ」「カオマニー」という表記で販売されている猫であったとしても、要はオッドアイの猫であるため、値段が跳ね上がるということはありません。

ダイクロイックアイ

MiA the cat with the two-colored eyes

ダイクロイックアイはオッドアイとは少し違い、ひとつの目の中に2つの色を持つことを指します。猫によっては、右目は青、左目は緑と黄色の2色といった不思議な目を持つ場合もあるのです。

このような猫は、オッドアイの猫よりも希少価値が上がるため、少しだけ値段が高くなる可能性は考えられます。

まとめ

上を見上げるオッドアイの猫の顔アップ

オッドアイの猫の値段は、品種や購入場所によって大きく異なってきます。比較的安い価格で販売しているところもあるので、購入を検討している場合、値段の面で深刻に悩む必要はなさそうです。

ただし、オッドアイの猫は障害を持っている可能性があるため、きちんと猫のことを理解してあげられる人に引き取ってもらう必要があります。そのことも考慮した上で、オッドアイの猫を迎え入れるかどうか決めましょう。

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