1. オスよりメスが長生き
人間もそうですが、メスの方がオスより長生きになる傾向は猫も一緒のようです。
理由としてはなりやすい病気の男女での違いや、生きるための基礎代謝がオスよりメスの方が少ないので、一生で使用するエネルギーをメスの方がより長く使えると考えられるかもしれません。
2. 長生きの猫の性格とは?
長生きする可能性の高い猫の性格もデータとしてあるようです。子猫時代に活発でイタズラ好き、そして食いしん坊だった猫は長生きする傾向があるようです。
あくまでも子猫時代の性格で、大人になるにつれて段々と性格に変化があるようです。
3. 長生きの猫の種類
大手保険会社の契約猫の平均寿命は14.2歳とデータが示されています。この14.2歳を超えるのは混血種と日本猫でした。14.2歳におよばずとも近いのはペルシャやラグドール、アメリカンショートヘア、スコティッシュフォールドとなるようです。
平均値から見て、上記の猫種は長生きする種類と言えるかもしれません。一般的に特有の病気を持ちやすい純血種より、雑種の方が長生きしやすいと言われています。雑種は様々な遺伝子が混じる事で、その個体の免疫力が高くなるようです。
4. 黒白の柄の猫
遺伝子的に白黒色は猫の被毛に出やすく、隔離された島で猫を自由にさせると白黒の猫が増えていくそうです。
白黒猫の性格に関してアンケート結果を見てみると、全ての項目に高い値が出ます。白黒猫は全ての性格を万遍なくもっているようです。
5. 暮らし方
やはり圧倒的に室内飼いの猫の方が外で暮らす猫より長生きになります。室内にいることで感染症をもらってしまうリスクが減り、交通事故に遭う確率がなくなり、他の動物から狙われる事もないので寿命を全うしやすいのでしょう。
6. 自然界では?!
保護色で野生的な猫柄と言われるキジトラは、自然界では長生きの柄でしょう。猫だけではなく野生動物は人間と関わる時間が増えるに連れて「可愛がられるよう被毛に白色が多くなる」という研究結果があります。
人間は「白=可愛い、守りたい」と感じるのが理由だそうです。危険を被りやすい白色の猫は昔は逆に用心して動き、キジトラのように保護色の猫は自由に出来たので、ますます強い遺伝子が後世に伝えられたのかもしれませんね。
まとめ
今日のねこちゃんより:イチゴ♂ / 18歳 / 雑種(ミックス) / 5.1kg
長生きしてくれる猫の種類や柄6つについてお伝えいたしました。長生きするかしないかは誰にも分かりません。
ストレスを溜めないような猫らしい生き方、猫自身に日々の暮らしを充実して過ごしてもらう事が大切なのではと考える今日この頃です。