トラ柄猫の魅力!柄によって違う種類や性格について

トラ柄猫の魅力!柄によって違う種類や性格について

雑種の中でも多く見られるトラ柄模様の猫たちですが、その柄によって呼び方や性格が異なるのをご存知でしょうか。聞いた事はあるけど、見分け方が分からないという方や、トラ柄模様の猫との暮らしを考えている方は是非参考にして下さいね。トラ柄猫の起源や、種類、性格についてまとめました。

トラ柄猫の起源

リビアヤマネコの写真

トラ柄の猫たちは、古来より日本人に長く親しまれてきた「日本猫」と呼ばれる猫の一種です。その中でも、エジプトで発見された猫のミイラは柄が全てキジトラだった事等から、本来猫はリビアヤマネコの柄を引き継いだ、キジトラ一種だったのではないかとも言われています。古くから人間と共存してきた猫の中でも、トラ柄の猫は歴史が古いとされています。

トラ柄猫の種類

キジトラ猫の写真

猫のトラ柄は、大きく分けて以下の3つの種類に分けられます。

キジトラ

猫のルーツだと言われる事もあるキジトラは、主に茶色ベースに黒の縞模様がある毛柄が特徴です。個体差はあるものの、鼻が茶色でお腹にも縞模様があります。色の配分によって、キジトラ白、キジトラ黒等と呼ばれる毛色もあります。キジトラの「キジ」とは、鳥の雌キジの柄に似ている為付けられたそうです。

サバトラ

キジトラとよく似ていますが、鮮やかなグレーやシルバーの毛に黒の縞模様が入っている毛柄をサバトラと呼びます。サバトラも、色の配分によりサバトラ白や、白い毛色に部分的にサバ柄が入っている場合はギンシロウと呼ばれる事もあります。サバトラは名前の通り、魚のサバのような柄という事からサバトラという名前が付けられたと言われています。

茶トラ

茶トラとは、全身にオレンジの縞模様が入った毛柄を指します。鼻や肉球はピンク色をしている事が多く、茶トラも、色の配分によって茶白、白茶、白い部分がない柄はまるどらと呼ばれる事があります。茶トラ猫は全体の80%がオスであるとされ、その中でもまるどらと呼ばれる柄は95%がオスだそうです。

トラ柄猫の性格

サバトラ猫の写真

よく似ているトラ柄でも、種類によって性格が大きく変わります。

キジトラの性格

キジトラは猫の中でも先祖に近い存在だと言われており、野性的で警戒心が強い猫が多く見られます。ただし、心を許した相手にはとても甘えん坊な一面もありますので、時間を掛けて距離を縮める事が必要です。野性的である事から、活発で運動量が多い事も特徴ですね。

サバトラの性格

サバトラの性格は極端に分かれると言われています。臆病で気難しい性格と、友好的で温厚な性格の2種類です。これは、サバトラの柄に関係にしていると言われており、キジトラ等と比べてグレーの毛色は目立つ事から、自ら身を守る為に警戒心が強くなったとされるのが前者で、人間に身を守ってもらおうと考えたのが後者だと言われています。

茶トラの性格

日本一人気がある猫とも言われている茶トラ猫は、活発で友好的、食いしん坊で甘えん坊、また警戒心が薄い事が特徴です。少しどんくさい一面もあり、その愛嬌からスター猫として人気のある茶トラ猫も多いですよね。比較的、異種の動物とも仲良くできる傾向があり、多頭飼いにも向いています。

もちろん、上記に当てはまらない性格の猫もいます。猫にもそれぞれ個性があり、育ってきた環境や血縁等で性格は様々です。ただ、上記で紹介した猫たちは、古くから人間と共に生きてきたとされる種類ですので、比較的仲良くなりやすい種類と言えますね。

まとめ

茶トラ猫の写真

私自身、茶トラ猫の女の子と暮らしていますが、上記にあった茶トラの性格はよく当てはまっていると思います。天真爛漫で甘えん坊、食いしん坊で、来客があってもマイペースに過ごします。上記では、種類別の性格をご紹介しましたが、もちろんその中でも個性があります。ただ、どの猫も共通して、飼い主の愛情が伝われば甘えん坊になる要素は十分にあるという事ですね。

投稿者

20代 女性 うづきまる

トラ柄の猫ちゃんは、他の猫ちゃんよりも親しみやすさがありますよね。
特に日本で多くみられる茶トラは、虎柄猫の王道という印象を受けますが、比較的飼育しやすいという点が飼い猫として普及している理由だと考えられます。

キジトラやサバトラは飼育しにくい印象を受けましたが、個体によって性格は差が生じるので実際に飼ってみないと分からない事も多いと思います。

しかし、飼育する前の目安にはなるので、猫ちゃんの固有する気質や性格を予め調べておき、今後長い共同生活を送る事が出来るかどうかを判断する必要があります。

猫初心者には、比較的飼いやすい性格の茶トラを選ぶと良いでしょう。
ある程度慣れてきたら、サバトラの猫ちゃんにもトライ出来ると考えられます。
キジトラの猫ちゃんは、猫飼育歴が短い間は飼い慣らす事は困難だと考えます。
投稿者

30代 女性 まろん

今年長年連れ添った白ネコさんが旅立ち、保護猫出身の茶トラの女の子を8月下旬頃から飼い始めました。
おっとりした性格の白ネコさんと違い、かなり天真爛漫で活発すぎて毎日びっくりすることが多く、大変戸惑いましたが、日々一緒に楽しく暮らしています(o^^o)

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