100円ショップの座布団で『猫ベッド』を作ってみよう

100円ショップの座布団で『猫ベッド』を作ってみよう

窓を開けて風を入れると心地よい風が部屋の中に入ってくるようになりました。我が家ではそんな窓際に私の手作りの猫用のベッドを2つ並べて置いています。うちの子たちはこのベッドの中でくつろぐのが大好き!この記事で猫用の手作りベッドの作り方をご紹介します。

100均で買った座布団で作る猫用ベッド

ベッドの中で寝ている2匹

猫用ベッドを手作りしようと思ったきっかけ

私が猫用のベッドを作ろうと思ったのは、ネットで手作りのベッドを見たことがきっかけです。既成のベッドはたくさん売っていますが、手作りでできないかと探していたところ、100円均一のショップで買った座布団を使用してベッドを作っている人がいて、簡単にできることを知り挑戦してみようと思ったのです。

猫が好むベッドとは?

ペット用のベッドにはさまざまな種類がありますが、猫が好むベッドはどのような形のものなのでしょうか。皆さんのおうちの猫ちゃんはどのようなベッドがお気に入りですか?

  • 狭いベッド

猫は狭いところを好む動物です。それは、祖先が砂漠に住んでいて外敵から身を護るために自分の身体がぴったり入るほどの穴を掘って隠れていたからだと言われています。敵に見つからないように狭い場所に入っていたことが、“狭い場所は安心できる”という猫の習性になっていったのです。猫が小さな箱に入りたがるのは、この習性によるものなのですね。この習性にぴったりなのが、中に入って丸くなるとちょうど身体が納まるくらいの小さめのベッドです。猫は身体のまわりに余裕があるものよりも、小さめで「これでいいの?」と思うくらいの狭いベッドが好きです。

  • あごを乗せる場所があるベッド

我が家の猫たちはベッドの中に入って、ベッドの縁にあごを乗せて外を眺めるのが大好きです。また、ベッドがない所で寝るときは、お互いの背中を枕にして眠ることがあります。ペット用のベッドのほとんとがベッドの縁に綿を詰めて、ペットがあごを乗せられるように作られています。

  • 清潔を保てるベッド

猫はキレイ好きなことで知られています。1日の大半の時間を毛繕いに費やすほど、キレイ好きなのです。普段使うベッドは清潔を保てるものを置いてあげましょう。換毛期は大量の毛が抜けてベッドに付いてしまいます。汚れたときに丸洗いができるものを用意してあげるのをおすすめします。

猫用ベッドを作るための材料

  • 100円均一ショップで買った綿入り座布団

100円ショップで売っているザブトンを5枚用意しましょう。私が買ったのは、1枚150円で中にしっかり綿が詰まっている座布団です。お店によっては1枚200円のところもありますし、中に入っている綿が少ないものもありますが、おすすめなのはしっかり綿が入っている厚めの座布団です。なぜ100均の座布団なのかというと、最初から中に綿が入っているので後から綿を詰める必要がないということと、組み合わせて作れば簡単にベッドが出来上がるからです。

  • 糸と針

座布団を折ってまわりをかがりますので、太めの糸か細い糸の場合は2本取りにして縫いましょう。針はあまり短すぎると縫いにくいので5センチ程度の長さのものが使いやすいのでおすすめです。

猫用ベッドの作り方

では、早速ベッドの作り方をご紹介します。

4枚の座布団を2つに折り曲げてまわりを縫う

2つ折りした座布団

座布団を2つ折りにしてまわりを縫います。かがり縫いをするといいでしょう。座布団にリボンが付いている場合は根本から切ってしまいましょう。また、タグも切っておきます。

座布団のタグとリボンが写っている写真

座布団を縫うときはほどけてこないようにするために、縫い目はできるだけ細かくしたほうがいいですよ。2つ折りした座布団のまわりをかがる、これを4つ分作ります。綿がしっかり入っている座布団は折り曲げて押さえながら縫うのは大変ですががんばってください!

2つ折りした座布団が4つ並んでいる写真

1枚の座布団のまわりに4つの折った座布団を縫い付ける

組み立てている写真

写真のように、1枚の座布団のまわりに折りたたんでまわりを縫った座布団を縫い付けます。
このときも縫い目をできるだけ細かくするとほつれにくくなりますよ。

座布団を組み立てて縫う

ピンクの線を引いた写真

写真のピンクの線の部分をつなぎ合わせて縫います。4ヶ所縫えば猫用ベッドの完成です!

完成したベッドです

完成したベッド

実はこのベッドは2代目なのです。一番はじめに作ったベッドは窓にくっつけすぎて、結露が付いてしまってカビが付いてしまったのです。今回は窓ガラスから少し離しておくように気をつけて使います!

早速入ったお2人さん

2匹でベッドに入っている写真

初めてこのベッドを作ったとき、茶白の女子むぎは怖がって入ってくれませんでした。しかし、2匹目に迎えたキジトラ長毛の男の子、トムは怖いもの知らずの性格なので初めて見たベッドにサッサと入り、くつろいでいました。その姿を見て、むぎも恐る恐る入るようになって、すぐにお気に入りのベッドになりました。いかがですか?仲良く一緒に入っています。夏はくっついて寝ることはなくなりますが、寒くなるとべったりくっついて寝る姿が見られるでしょう。今から楽しみです!

注意すること

針と糸を使用して作業するので、猫ちゃんが触らないように注意が必要です。特に子猫の場合は動くものに興味津々なので、猫ちゃんがお昼寝している間に作業することをおすすめします。途中で起きて興味を示すようでしたら、その日は作業を中断して別の日に再開するといいでしょう。

まとめ

後ろ向きでベッドに入っている2匹

今回、100均の座布団を使って作ったベッドですが、もちろん小型のワンちゃんにもお使いいただけますよ。最初から綿が入っているので、折りたたんで縫うだけでできるのでお裁縫が苦手な方でもすぐにできますよ!縁のところに顎を乗せて気持ちよさそうにしている姿や、中で丸まってリラックスして眠っている姿を見ると作ってよかったと思います。ぜひ、みなさんも挑戦してみてくださいね。

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