猫が飼い主の顔を噛んでくる5つの理由

猫が飼い主の顔を噛んでくる5つの理由

どうして猫は顔を噛んでくるのでしょうか?これでは寝ていても、起こされてしまい迷惑ですよね。顔を噛むのはきっと何か理由があるのでしょう。顔を噛まれてお悩みの人、こんな心当たりはありませんか?飼い主の顔を噛む理由を紹介してみましょう。

猫が飼い主の顔を噛む心理

口を開けた猫の顔アップ

猫が飼い主さんの顔を噛んでくることがあります。優しい甘噛みだけでなく、酷いときは目が覚めるほど強く噛んでくる場合も。どうして猫は飼い主さんの顔を噛むのでしょうか?

1 構ってほしいから

黒猫

噛む理由のひとつは、構ってほしいアピール。飼い主さんに全然構ってもらえずに寂しくなっているのかもしれません。飼い主さんとじゃれ合いたいと言う気持ちがあって、「ねぇねぇ」と甘えながら噛んできます。この場合は甘噛み程度の強さのことがほとんどでしょう。せっかく求められているので、短時間でもお相手してあげられると良いですね。

2 お腹が空いているから

フードボウルに手をかけた猫

明け方に飼い主さんの顔を「ガブ」と噛むのは、お腹が空いているからかも!「早く起きろー!」という目覚ましのようなものです。ご飯の時間が待ちきれなくて、飼い主さんを起こすために噛んでいるんですね。猫も必死なので、飼い主さんの目が覚めず反応しないと、「ガブ」が強くなる可能性があります。

3 イライラしているから

指を噛む猫

猫がイライラしたりしていると、飼い主さんに八つ当たりしてくることもあります。何か理由があるから怒っているはずですが、飼い主さんに関係ないことなのかもしれません。意味がわからず顔を噛まれるのは腑に落ちませんが、猫を飼うとはそういうこと。このときは、猫も噛む力に手加減してくれないので、痛いかもしれません。

4 においがするから

女性の顔に顔を近づけて匂いを嗅ぐ猫

飼い主さんの顔から、何かのにおいがするせいで噛むときもあります。甘いにおいや、香ばしいにおいに食べ物と勘違いしているのかも。

男の人のヒゲを噛む猫もいます。食べた後に顔を洗わないで寝ると、ヒゲを「むしゃむしゃ」と食べるそうです。もしかすると、飼い主さんの顔に塗っているクリームが猫を誘っているのかもしれません。猫が舐めると危険なものは、害になるので注意しましょう。

5 甘えたいから

女の子と子猫

猫が飼い主さんを親のように思っている場合、「大好きだよ」と言う気持ちで優しく噛むことがあります。子猫が母猫のおっぱいを噛むように、飼い主さんの顔を噛むんですね。飼い主さんの顔に触れていると、安心して寝られるのでしょう。

猫が顔を噛むのは辞めさせるべき?

猫を抱っこして叱る女性

噛みグセがつく

噛みグセがつくため、猫が飼い主さんの顔を噛むのは、あまり良いことではないと言われています。飼い主さんを噛むことが当たり前になると、いずれ加減がわからなくなり、血が出るほど強く噛んでしまうときが来る可能性も。噛む原因を探りながら、猫とスキンシップをしっかりとるようにして、噛んだら「ダメ」と教えましょう。

甘やかすとよくない

噛みグセがつくといけないのは、猫の性格にもよくないと言うことです。噛んで要求するようになり、徐々に要求が通るまで噛むように。噛むのをやめさせないのは甘やかしているのと同じことで、結局猫がワガママな性格になってしまいます。

構ってあげないのはダメですが、過度に甘やかすと猫にも良くありません。寝るときに噛むようであれば、部屋を分けるなどして、少し距離を離すように心がけましょう。

関係をしっかり教える

猫が飼い主さんを仲間と思っている可能性もあります。猫が猫同士で優劣をつけるのと一緒で、飼い主さんよりも自分が上と思っているのかもしれません。猫が飼い主さんを猫ではないと認識しないのは仕方ありません。しかし、仲間でも飼い主さんの方が立場が上と言うことを理解させましょう。

まとめ

男の子の鼻を噛む猫

猫が飼い主の顔を噛んでくる理由について紹介しました。もし猫に顔を噛まれたら、どんな反応を見せますか?最初は、距離の近さに嬉しくなるかもしれません。

しかし、これが続くと嬉しいよりも迷惑に感じてくると思います。噛むのがクセになる前に、噛まれたら注意して噛まないように教えていきましょう。可愛い猫の親として、良い関係を築いていけるようにしたいですね。

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