猫が痛いくらい噛む４つの理由
猫が噛むのが「痛い！」４つの理由とは以下のような理由があります。
- 猫が痛いくらい噛む理由１： 甘えたい時に噛む
- 猫が痛いくらい噛む理由２：狩猟の本能で噛む
- 猫が痛いくらい噛む理由３：歯の生え替わりで痒いので噛む
- 猫が痛いくらい噛む理由４：触られたくない時に噛む
その理由について知っておくことで正しい対処の仕方も見えてきますね。では、ここで猫が噛むのが「痛い！」４つの理由について詳しく見ていきましょう。
１： 甘えたい時に噛む
猫が噛むのが「痛い」その理由には、飼い主の方に「甘えたい」という意思表示です。また、猫の「愛情表現」には噛むという行動も含まれています。母猫からの愛情表現が噛むという行動なのですが、早い段階で母猫から引き離されて姉弟猫が居ない環境で育った猫は噛む力加減を覚える機会がなく、つい「痛い」と言ってしまうほど強く噛んでしまうことがあります。このため猫達の猫が噛むのが痛い！理由には、「甘えたい」などの何らかの要求があり噛むことがあるので少しでも構ってあげることが必要です。
２：狩猟の本能で噛む
猫が噛むのが「痛い」その理由には、実は猫の「狩猟の本能」で噛むということもあります。猫達は遊びの中で狩りを覚えて行くため、飼い主の方と遊んでいるうちに興奮することにより、狩猟の本能が目覚めてしまって「痛い」ほど噛む原因になっているとされます。このため飼い主の方は猫が「けりけり」を始めて興奮して来たら遊びをストップすることや、噛みつかれたら一度離れて落ち着かせることが大切です。
３：歯の生え替わりで痒いので噛む
猫が噛むのが「痛い」その理由には、歯の生え替わりで痒いので強く噛むということがあります。この理由は子猫の場合に限りますが、子猫は生後３ヶ月～６ヶ月の間に歯が全て生え変わります。この歯の生え替わりの際に「痒みを伴う」ので子猫達は飼い主の手やおもちゃなど様々な物を噛んで歯の痒みを解消しようとします。飼い主の方は子猫に以下のような、噛むことに夢中になれる「おもちゃ」を与えて歯の痒みを軽減してあげると良いでしょう。
４：触られたくない時に噛む
猫が噛むのが「痛い」その理由には、以下の３つ理由が予想されます。
- 猫が不機嫌な時
- 猫が嫌がる場所を触った時
- 病気や怪我で痛い場所に触れてしまった時
猫達は上のような「触られたくない」理由で飼い主の方を強く噛むことがあります。猫は「触られたくない」という気持ちの時に、尻尾が大きく揺らし始めたり、耳を横に倒す仕草を見せます。この猫達の「不機嫌なサイン」を見逃さないように注意してください。
猫が痛いくらい噛む癖を治す方法
猫が手を「痛い」ほど噛む癖は甘噛みなら我慢できますが、猫達は肉食動物であるため猫達の歯は非常に鋭利ですので強く噛まれると怪我をしてしまうこともあります。しかし、猫が痛いくらい噛むことがあっても猫を怒鳴ったり、叩いたりするのは逆効果です。正しい！猫が痛いくらい噛む癖を治す方法には以下の３つがあります。
- 繰り返し「ダメ」と言ってしつけることが大切
- おもちゃを活用して噛み癖を直す
- 嫌がるニオイや音の活用してみる
それでは、ここで猫が痛いくらい噛む癖を治す方法について詳しく見ていきましょう。
１：繰り返し「ダメ」と言ってしつけることが大切
猫が痛いくらい噛む癖を治す方法では、繰り返し「ダメ」と言ってしつけることで噛む癖を治すことが出来ます。本来なら姉弟猫と噛む力加減や痛くない噛み方を覚えるのですが、早くに母猫や姉弟猫と引き離された子猫は、噛む加減を覚えないまま成猫になってします。このため猫は飼い主の方を痛いくらい噛んでしまうことも多いですが、悪気はありません。飼い主の方は、猫が痛いくらい噛む時に繰り返し「ダメ」と冷静に言ってしつけることが大切です。
このしつけで重要なのは、叱る言葉の統一や叱ったあとは遊ばないなど嫌なことが起こると関連付けて覚えさせることが重要なポイントになります。
猫が痛いくらい噛む癖を治す方法（例）
①猫が痛いくらい噛む
②「ダメ」と飼い主の方が冷静に叱る
③そのまま離れて暫く遊ばない
④猫は噛んだら遊んでもらえないことを学習する
注意点：猫達のしつけに必要なのは、あくまでも「嫌なこと」であって「怖い思い」ではありません。過度に怒ることや叩くことは絶対にしないでください。
２：おもちゃを活用して噛み癖を直す
猫が痛いくらい手を噛む時は、おもちゃを活用して噛み癖を直すことも「猫が痛いくらい噛む癖を治す方法」の一つとしておすすめ出来ます。【子猫の場合】であると、歯が痒いなどの理由から噛み癖に繋がります。【成猫の場合】では噛み癖は十分に遊べないストレスなどの可能性もあります。
おもちゃを与えることで猫達の噛みたいという欲求や狩猟本能を満たしてあげることが出来るだけでなく、適度なストレス発散が出来て運動不足の解消が出来ます。猫の好みに合わせたおもちゃを探してあげるのも良いかも知れませんね。
３：嫌がるニオイや音の活用してみる
猫が痛いくらい噛む癖を治す方法の最後には、猫が嫌がるニオイや音を活用してみるという方法があります。猫が痛いくらい噛んで来た時に、嫌がる音の活用してみるではコインを入れた缶を振るや、大きな声や音を立てることなどがあります。この他にもシュッ…と霧吹きを吹きかけるなどがありますが、嫌なニオイを活用してみるという方法もあります。最近では、猫が嫌がる苦い味のスプレーがあり、それを手や腕など噛みつく場所に吹きかけるというものです。どの方法を活用してみるかは、個々で効き目が違うので猫の性格に合わせて決めると良いかも知れません。
猫が噛むのが痛い！時の注意点
飼い主の方は手・足を猫のおもちゃ代わりしてはいけません。というのは、猫が痛いくらい噛む原因の一つには、飼い主の方が手や足をおもちゃ代わりにしていたという大変なミスである場合があるからです。実は、これは猫が人の手や足を「おもちゃ」という「認識」する原因になっています。この認識をしてしまうと猫達の噛み癖を治すのは、非常に大変です…。このため飼い主の方は、手や足を使って猫と遊ぶのではなく、必ず「おもちゃ」を使って遊んであげることが大切です。
まとめ
今回は、猫が噛むのが痛い！理由と噛み癖を治す３つの方法をご紹介しました。可愛い容姿で忘れてしまいがちですが猫は肉食動物です。猫の歯は鋭利なので強く手を噛まれてしまうと、勿論痛いので、噛む力が強い子である場合は、怪我をしてしまうことも考慮して「しつけ」をする前には手袋をするなど怪我に備えておくことも必要です。猫達のしつけは根気がいりますので、焦らず冷静に向き合ってあげてくださいね。