猫のトイレ掃除の頻度
トイレ掃除の回数
猫はトイレが汚いのを嫌がります。猫がトイレをしたら、すぐに掃除をしてあげるのが一番よいと言えるでしょう。
家を空けても帰宅したら、すぐに掃除をしてあげないといけません。掃除の頻度は、少なくても一日に1回は必ず行うのが基本と言えるでしょう。
猫がたくさんいるお家は、掃除をサボるのは不可能です。排泄物も何倍と増えてしまいますので、すぐに片付けてあげないといろんな問題が出てきます。
トイレの容器を洗う頻度
トイレの容器も、見えない汚れやにおいがあります。少なくても、1か月に一度は容器を手洗いしましょう。トイレ掃除を毎日しっかりとこまめにしていれば、容器を洗う頻度も間隔を見ながらやっても良いと思います。猫のトイレは、いつでも綺麗に保ってあげたいですね。
トイレの周りが汚れる場合
トイレの周りも清潔にしておかないといけません。トイレの周りにマットを敷くなどして、汚れを防ぎましょう。猫はトイレの砂が、指や肉球の間に挟まったまま出てくることが多いです。トイレの周りに砂をばらまいてしまう原因になります。
また勢いよくトイレから出る、トイレから早く出たいと言う場合も、周りに砂が飛び散る原因です。特に気をつけたいのは、猫がおしっこが足についたり、お尻にうんちが残ったりしている状態で、出てきてしまうことがあります。すぐに取り替えられるように、マットを敷いておくと便利になると思います。
4.においが気になる
猫がトイレをしたら、すぐに掃除するだけでもにおいを防げます。猫の排泄物のにおいはきついので掃除をしないと、においも残りやすいでしょう。また、トイレの置き場所やトイレを変えて匂いの対策をする事も出来ます。
例えばトイレに屋根があるものにする、通気性の良い場所にする、空気清浄機をつける、トイレの砂を消臭効果のあるのにするなどです。また、においを消すために消臭スプレーがあると便利かも知れません。
猫のトイレ掃除をサボるとどうなる?
1 粗相が増える
トイレがしっかりできる猫も、粗相してしまうことはあります。その原因のひとつに、トイレが汚いと言う理由もあります。とにかく猫は綺麗好きなので、トイレの排泄物があると何度も砂をかけに行くほど隠したいのです。
掃除してほしいと粗相をすることもありますし、怒ってわざと粗相をすることもあります。トイレの数を増やすのも、粗相の対策になると思います。
2 トイレを我慢する
猫はトイレに行きたくても、トイレが汚れていたら我慢します。猫の場合、デリケートなところがあり、長い時間我慢して無理をすることもあります。
もちろん我慢は体に毒と言います。トイレを我慢すると、膀胱炎になるリスクがあります。また膀胱炎だけでなく、体の中に長時間排泄物を残していると、細菌が増えて尿路感染症になる危険性もあるのです。
3 ストレスになる
トイレ掃除をサボると、それだけ猫にストレスになると考えましょう。トイレを我慢するのもストレスですし、汚い、くさい、と言うのもストレスになります。
私たちにも同じことが言えると思いますが、清潔なトイレで用を足したいと言うのが普通ですよね。不潔なトイレに入りたいと思えないのは、猫も同じ気持ちなのでしょう。
4 人間にも害が及ぶ
トイレが汚いと猫の体も心配になりますが、人間にも弊害があると言えます。猫のうんちから人間に感染すると言われているのは、サルモネラ症やトキソプラズマ症、回虫などがあります。これらのウイルスが、人間の口に入ると感染すると言われるようです。
猫の排泄物が人間に感染しやすいというよりは、幼児やお年寄りや妊婦に注意が必要と言われています。トイレ掃除をして、皮膚を触ってしまい、目や口に細菌が感染してしまうこともあるそうです。トイレ掃除をしたら手を洗うのは、基本中の基本になりますね。
まとめ
猫のトイレ掃除をサボると、よくないことがおわかりいただけたでしょうか。トイレ掃除はこまめに行う、1日一回は行うのが基本になります。また、月に一度は容器の掃除をして、さっぱり清潔容器にしてあげることも大切です。
トイレの砂が減ると足していきますが、それを繰り返しているのはよくないそうです。砂を足すだけでは、においは永遠に残ります。人間が「ちょっとくさい」と感じたときは、猫にはかなりくさいと言われます。猫の砂も、綺麗に変えてあげた方が良さそうですね。