猫のトイレ掃除の方法
猫のトイレは丸洗いしたことは無い、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。中の砂だけを入れ替えることで猫のトイレ掃除を終わらせてしまう方も少なくはありませんが、実際どれだけ頻繁に砂を入れ替えても、雑菌はどんどん増殖してしまいます。
猫のトイレが雑菌だらけになることを防ぐには、猫のトイレは定期的に丸洗いで掃除するということがとても大切なんですね。猫のトイレ掃除をする時には定期的な丸洗いが必要!ということで、今回は猫トイレを丸洗いで掃除するときの方法をいくつかご紹介したいと思います。
クエン酸を使った猫のトイレ掃除
クエン酸は最近ではダイソーなどの100円ショップでも販売されていますので、手軽に購入できるアイテムです。アンモニア臭を除去してくれる効果や、細菌の増殖を抑える殺菌効果があるため、汚れを落としながら消臭除菌が出来ます。
クエン酸を使用して猫のトイレ掃除をする場合は、先に猫のトイレを熱湯で洗い、軽くスポンジで擦ります。その後クエン酸を水や40℃前後のお湯で溶かしたものを猫のトイレに入れて、大体30分前後つけ置きしておきます。
水やお湯200mlに対し、クエン酸は小さじ1杯を目安に溶かしてください。つけ置きが出来たらクエン酸を溶かしたお湯を捨て、熱めのお湯でスポンジを使用し擦り洗いをすれば完了です。
重曹を使ったトイレ掃除
猫トイレを掃除する時、重曹を使用する場合も、基本的にはクエン酸を使用するときと同じ方法でOKです。重曹の場合は、40℃前後のお湯200mlに対して重曹6gを溶かします。汚れがひどい時や、ニオイがあまりにもキツイときには、重曹を直接濡れたスポンジにふりかけて擦り洗いするのも効果的です。
オキシクリーンを使ったトイレ掃除
クエン酸や重曹だけでなく、オキシクリーンを使って猫のトイレ掃除をするのもオススメです。オキシクリーンは日本製の物ではなく、アメリカ製のものが1番汚れが落ちると言われていますので、購入するならばアメリカ製のものが良いかと思います。
私はいつもコストコで購入していますが、お湯とスポンジで使い軽く洗った後に、オキシクリーンを直接猫のトイレに振りかけます。その後熱めのお湯~熱湯を猫のトイレに入れると、しばらくすれば泡がぶくぶくわいてきます。
そのままつけ置きするだけでOKです。つけ置きが完了したら猫のトイレをお湯で洗い流してくださいね。
猫のトイレ掃除のコツ
洗剤は香りの無い物を使用する
猫のトイレ掃除をする時のコツは、トイレを洗う時にはニオイのない、少ない洗剤を使用するということです。猫はニオイに敏感で、洗剤のニオイが残ってしまうとトイレを使わなくなってしまうことがまれにあります。
柑橘系の洗剤は使用しなし
トイレ掃除用洗剤やお風呂掃除用の洗剤は特にニオイがきついですし、猫は基本的に柑橘系のニオイを嫌います。トイレ掃除用、お風呂掃除用の洗剤は柑橘系の香りがする物がとても多いですよね。中には猫にとって有害になる洗剤もありますので、注意が必要になります。
猫のトイレ掃除をする際には、先ほどご紹介したようにクエン酸や重曹、オキシクリーンなどを利用すると、雑菌効果や消臭効果が期待できますし、猫にも害がないのでとてもオススメです。
ちなみに私の1番のオススメは、”オキシクリーン”です。オキシクリーンは、猫のトイレ掃除だけでなく、食器洗い、汚れた服や靴、お風呂のカビ取りなんかにも適していて、家中が綺麗になるので本当にオススメですよ。
猫のトイレ掃除をする場合、敏感肌の方はゴム手袋を使用すると安心です。スポンジや雑巾など、猫のトイレ掃除用のアイテムも必需品です。
猫のトイレ掃除の頻度
猫のトイレ掃除の頻度は、普通の箱型(もしくはドーム型)のトイレで週に1回、システムトイレの場合は1か月に1回を目安にすると良いと言われています。紙の猫砂や鉱物系の猫砂を使用する場合、猫のトイレ掃除の際にキレイに取り切れずにどうしてもすぐに臭ってしまいます。
システムトイレの場合は、おしっこは下のシートで吸収することが出来るのでうんちさえ綺麗にとることが出来れば、1か月同じ砂を使用しても臭うことはありません。
まとめ
今回は、猫のトイレ掃除についてご紹介しました。
猫のトイレ掃除はこまめに、柑橘系の洗剤は避けて洗うようにしましょう。
また、猫がトイレ掃除を始めると猫が見にくる!という経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか?猫がトイレ掃除を見に来る理由は”興味本位”、もしくは”早く掃除して!”という気持ちの表れがほとんどです。
飼い主の行動が気になり、「何してるの?」と見にくる子もいれば、「汚れているから早く掃除して!」とトイレ掃除を見にきて、掃除が終わったらすぐにトイレに入る子も居ます。
我が家では猫がトイレ掃除を見に来るときは、トイレ掃除が終わるとすぐにトイレに入りおしっこやうんちをすることがほとんどなので、「汚れているから早く掃除して!」という気持ちの場合が多いような気がします。