猫アレルギーで目に出る症状、原因や治療の方法まで

猫アレルギーで目に出る症状、原因や治療の方法まで

猫に接触したり、同じ空間にいるだけでも目が痒くなったり、目が腫れてしまったらそれは猫アレルギーかもしれません。猫アレルギーになると鼻水やクシャミ、湿疹など様々な症状が現れてきますが、目にもアレルギー症状が出ます。猫アレルギーで目に症状が出た場合、お家でもできる対処法や治療方法、アレルギー症状をおこさないための予防策などをまとめてみました。

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猫アレルギーで起こる目の症状

アレルギーで目が痒そうな女性

猫アレルギーのほとんどが、アレルギー性結膜炎になることが多く、猫アレルギーの原因であるアレルゲンが目に付着することによりアレルギー反応を引き起こし、目や瞼の裏側を覆っている結膜に炎症をおこします。

猫アレルギーによる結膜炎を含め、アレルギー性結膜炎を発症している日本人は約15〜20%もいるといわれています。

アレルギー性結膜炎に見られる目の症状

  • 目の痒み
  • 充血
  • 糸状の白い目ヤニ

猫アレルギーによるアレルギー性結膜炎を発症した場合、特徴的な症状としては目の痒みや充血が出てきます。目そのものや、目の周りを痒がるようになります。

目を擦ったり掻いたりしてしまうと更に目の痒みが強まってしまい、目にゴロゴロと違和感があり、結膜が充血して腫れてくる場合があります。

また白目が赤く腫れたり、白っぽい目ヤニが出てきたりすることも特徴的な症状です。ですが、猫アレルギーによる重度な場合は激しい目の痒みや、大量の白っぽい目ヤニが糸状に出てくることがあります。

更に目の症状がひどくなると、結膜部分に透明なゼリー状の目ヤニが出てくるようになり、強い痒みを生じます。猫アレルギーは目の症状以外に鼻水やクシャミ、咳など、様々な症状も一緒に現れてくることが多いため注意が必要です。

猫アレルギーで目が腫れたときの対処法

アレルギーで目が腫れている女の子

猫アレルギーの症状は、目が腫れてくることが多いです。アレルギー反応により目の痒みが生じ、目を掻いたり擦ったりすることで、結膜と白目の間に隙間がうまれ、水分が入り込んでしまうことで浮腫となり、目が腫れてしまうのです。

目の洗浄液を使用する

猫アレルギーにより目が腫れてしまった場合、すぐできる対処法として目を洗い流すことで目に付着しているアレルゲンを取り除きます。

ですが水道水には塩素が含まれており、目の細胞に傷ついてしまいますので、水道水では目を洗わないでください。目を洗う際は、専用の洗眼液や人口涙液の目薬を使用することです。

目を冷やす

また冷やしたタオルを瞼の上にあて、目を冷やすことで血管が引き締まるため、目の充血や目の腫れによる症状が軽減することもあります。

猫アレルギーで目に症状が出たときの治療法

目薬をさす女性

猫アレルギーにより目の腫れや痒み、充血など目のアレルギー症状が出た場合、治療法として一般的に抗アレルギー薬の点眼薬を使用します。

抗アレルギー薬は原因であるアレルゲンにより、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの放出をブロックしてくれるので、目の痒みに対して非常に効果的です。

また、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの物質を増やさないように抑制する働きをもっていますが、効果が現れるまで少し時間がかかるので、日常的に点眼することで目に対するアレルギー症状を抑えることができます。

重度の猫アレルギーの場合

しかし重度のアレルギー症状の場合は、炎症を抑える効果が強いステロイド剤の点眼薬も使用する場合がありますが、眼圧上昇など副作用を起こすこがありますので、点眼する際は必ず医師の指示に従うことです。

また猫アレルギーのほとんどが鼻水やクシャミ、咳、皮膚の痒みなど、目の他にアレルギー症状が出てくることが多いので、抗アレルギー薬の内服薬を服用すること場合もあります。

猫アレルギーになる原因

猫を触ってアレルギー症状が出ている女性

私たちの体は、常に侵入した細菌やウイルスに対して抗体をつくり、体を守ろうと免疫機能が働きます。ですが、害がないものに対して異物として捉えてしまい、過剰な免疫反応をおこす場合があり、それをアレルギーといいます。

アレルギー症状を引き起こす原因物質のことをアレルゲンといい、花粉や食べ物、金属、ハウスダストなど、様々なアレルギーが存在しています。猫アレルギーの人は、原因であるアレルゲンが体内に侵入したことで、異物を捉えてしまい過剰な反応を起こしてしまうことで、様々なアレルギー症状が出てしまうのです。

猫の唾液やフケ

猫アレルギーの原因物質であるアレルゲンは、猫の唾液や涙、フケ、分泌物などに含まれているタンパク質といわれており、全部で8種類存在します。その中で特に猫の唾液や皮脂にあるタンパク質が、猫アレルギーを引き起こしやすいと考えられています。

そのタンパク質の大きさは、花粉やホコリの10/1と非常に小さく軽いので、空気中に舞いやすく広範囲に広がりやすいです。そのため猫に直接触れていなくても、猫と同じ空間にいるだけで皮膚や目の痒みなど、アレルギー症状が出ることがあります。

猫の毛でアレルギーにはならない?

元々猫の被毛自体はアレルゲンが含まれていませんが、毛づくろいすることで唾液が被毛に付着するため、結局は猫の被毛やフケもアレルギー症状を引き起こすアレルゲンとなります。

また猫のフケや垢はダニを増殖しやすくさせるため、猫以外にダニやカビなど様々なアレルゲンにより症状が悪化しやすく、蕁麻疹などアナフィラキシーをおこす危険性があります。

猫アレルギーを予防するには

猫にブラッシングしている人

こまめなブラッシング

猫アレルギーを予防するためには、換毛期だけではなく日常的にブラッシングをすることで、猫の抜け毛の量が減り、アレルギー症状を抑えることができます。

しかし、定期的にブラッシングをしたとしても100%抜け毛を取り除くことは難しいため、こまめに念入りに掃除をすることが大事です。特に猫の被毛がつきやすいソファーやカーペットなどは注意が必要です。掃除とともに空気清浄機を使用することで、空気中にあるアレルゲンを除去してくれます。

猫と一緒に寝ない

また寝室も念入りに掃除を行ったり、ベッドのシーツや布団カバーなどをこまめに洗濯したり交換することも大事ですが、1番は猫を寝室に入れないことでアレルギー症状を防ぐことができます。なぜかというと、夜〜朝方にかけて自律神経の働きによりアレルギー症状が出やすい時間帯だからです。

猫を飼い続けているとアレルギーが治る?

クエスションマークと子猫

アレルギーを治す方法として、アレルゲンを触れ続けることで慣れさせる減感作療法があり、猫アレルギーの人でも、猫を飼っているうちにアレルギー症状が出なくなったという話を聞くことがあります。
ですが、実際にところは猫アレルギーは慣れることで治るという医学的根拠はないといわれています。

アレルギー反応のレベルが低い人でも、その日の体調や状況によっては症状が強く出てくる恐れがあります。目の痒みや充血、腫れなど目に対するアレルギー症状で点眼薬を使用することも大事ですが、鼻水やクシャミ、咳など他の症状を緩和させるためにも、日頃から抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を服用することです。

まとめ

ソファーでくつろぐ女性と猫

猫アレルギーになると鼻水やクシャミ、咳、湿疹など様々な症状が現れてきますが、目にもアレルギー症状が出てきます。原因であるアレルゲンが目に付着することで、アレルギー反応を引き起こしてしまうからです。アレルゲンにより目や結膜に炎症をおこし、アレルギー性結膜炎になることがほとんどで、目の充血や痒み、目が腫れるなどの症状が出てきます。

そのため、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンなどの物質の放出を抑えてくれる抗アレルギー薬の点眼薬を使用します。ですが、場合によっては目の他に鼻水やクシャミなどのアレルギー症状が出たり、過剰なアレルギー反応を起こしアナフィラキシーをおこしたりする恐れがあります。

定期的なブラッシングや、念入りに掃除をするなど、日常的に猫アレルギーを予防する対策が必要です。

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