野良猫を拾ったら?ペットとしてお迎えする時の注意点

野良猫を拾ったら?ペットとしてお迎えする時の注意点

今は猫に対する注目度が高くなっているので猫を飼っている人は増えていますが、逃げ出したり飼い主が飼えなくなって手放したりする猫も残念ながら増えています。そのため場所によっては野良猫を見る機会がありますが、そんな野良猫を飼ってみたいという人もいるでしょう。しかし野良猫の飼育にはいろいろな注意点があるので、その難しさについてタイプ別に紹介していきましょう。

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野良猫を拾う前に

箱の中の野良猫

野良猫とばったり出会ってしまい、お家に連れて帰るという事も巷ではよくある話ですよね。野良猫を拾って飼う事自体は違法な事ではありません。

しかし、拾った後その猫が寿命を全うするまで責任を持って飼えるかどうか考えてみましょう。猫の平均的な寿命は15歳前後と言われています。病気になれば病院代もかかります、ご飯やトイレのお世話等が15年以上できるのかどうかお迎えする前に検討するようにしましょう。

1.まずば猫を病院へ!

診察を受ける猫

野良猫で生活している場合で問題になるのは住んでいるところの衛生環境であり、保護した野良猫の中にはノミだけでなく、病気になっていることも少なくありません。まずは獣医で健康状態をチェックしないでそのまま飼ってしまうと、急に体調が悪くなった場合に対処が遅れることがあります。

頼れる相手がいない環境下では自分の弱みを見せると襲撃される危険性があるため、病気やけがで体調が悪い時でも平気な顔をして、異変が起きた時には相当に悪化している場合がよくあります。

また病気もですが寄生虫などは人間にも危害を加えてしまうので、獣医によって適切な処置を最初に行った方がいいでしょう。体を洗ってあげればいいと考える人もいますが、野良での生活が長くなると人に触られることをとても嫌ってしまうため、トリマーなどが体を洗おうとしても暴れ出して迷惑をかけるだけです。

猫は本質的に水が体に付着するのを嫌うので、まずは薬剤によって寄生虫を駆除した後、きれいな生活環境で生活させてあげることが大切です。

また、猫の避妊、去勢の手術についても健康診断の際に獣医さんと相談するようにしましょう。

2.猫が過ごす部屋を用意する

ベッドを見あげる猫

野良猫を自宅に連れて帰って来たら、その猫には多少の汚れは大丈夫というような部屋で新しい生活に慣れてもらう準備期間を設けて下さい。野良猫からいきなり室内飼いの猫になると、どうしても緊張から暴れたりパニックを起こしたりします。

またトイレを用意してもそれがトイレとして認識してもらわなくてはいけません。飼い主の居住空間で同居するとベッドや衣類など、排泄をされるととても困るような場所で用を足す可能性があります。

まずはこれから暮らす生活場所について猫に学習してもらい、落ち着いてトイレもちゃんと指定した場所でするようになってから、自分の部屋に招き入れるようにするといいでしょう。

3.猫のお手入れ

タオルにくるまる猫

猫は水を嫌いますので入浴は難しいですが、蒸しタオルなどで体を優しく拭く程度ならできます。

野良猫の場合はとにかく体が汚くなっていて、少しでも早く体をきれいにしてあげたいのであれば拭き取るのが最適です。もしも蒸している状態を気に入らないのであれば、何もしていないタオルなどで拭いてあげてもいいでしょう。

野良猫の時は毛玉が多く発生していることがあり、体を拭くと共にブラッシングもしてあげるのも効果的です。猫はブラッシングを気持ちよく感じてくれることが多いので、飼い主への親近感を高めてくれるでしょう。

飼いやすい野良猫の特徴とは

のらの子猫

野良猫の場合は以前の状況が全くわからないため、タイプによっては絶対に人間になつかない場合もあります。

そのような猫でも時間をかければ少しずつ心を開いてくれますが、そのような時間をかけられないのであれば、飼いやすい野良猫というのを判断していく方法がいいでしょう。

人間が近寄っても逃げ出さない

生まれてから野良猫の場合、子猫はまだ人間の怖さを知らないので、無邪気に近寄って来ることもありますが、ある程度の成長があって逃げ出さない野良猫というのは、以前に人間に飼われていたか人間に悪い感情を抱いていない割合が高くなっています。

人間が近寄って逃げ出すというのは、人間を自分に危害を加える対象だと認識しているからであり、そのような猫を無理に引き取ってもいい結果は出ない傾向が強くなっています。

ただし里親探しの猫の場合は猫の以前の状況がある程度はわかっているので、現在は人間に強い警戒心を抱いていたとしても、時間をかければ少しずつ警戒心を解いてくれるかもしれません。

野良猫の場合には飼われていたのかわからないので、まずはフレンドリーな性格の猫を選ぶようにして下さい。

おとなしい性格の猫

猫にもタイプ別に大まかな性格があり、中には気性が難しくて飼いにくいタイプもいます。野良猫の場合は血統種がほとんどいなくてMIXになっているので、猫の種類によって性格を認識するのは難しいため、外見で判断するといいでしょう。

まず三毛猫はメスが圧倒的であり、自立心が高いと言われています。黒猫はおとなしい性格と言われていて、全身が黒くなくても黒色の割合が多ければ性格も穏やかだといわれています。

まとめ

野良猫後ろ姿

街中でよく見かける野良猫に愛情を持つのは決して悪いことではありませんが、それから飼いたいと行動に移すのであれば、ある程度のリスクについて自覚する必要があります。

猫にとっては全てが恐怖に感じている場合もあるので、ただ可愛いからと安易な気持ちだけでは野良猫は飼えない、ということだけは事前にしっかりと知っていて下さい。