猫の寝相について
猫の寝相の画像をインターネットなどで見ていると、「なんでこんな寝相をしているの?」「可愛い寝相!」と不思議に思ったり癒されたりと、猫の寝相を見ているだけでも楽しくなります。
人間の寝相性格診断の様に、猫達もやっぱり寝相に気持ちが出るのでしょうか?今回はそんな猫達の寝相の疑問について調べてみました。
猫の寝相から分かる気持ち
猫達は「安心して寝ている時」「警戒しながら寝ている時」など、その時の気持ちで寝相が変化する様です。寒かったり熱かったりと気温にも左右されてしまうみたいですが、猫達の寝相で愛猫の心理状態が分かるみたいです。これって凄く面白いですよね。
それでは猫の寝相から見える心理状態を見ていきましょう。
1.猫が警戒している時の寝相
丸くなった猫の寝相
猫達が警戒している時は、急所でもあるお腹を見せて寝る事がありません。確かに外で寝ている野良猫や外猫を見ていると、仰向けになって寝ている猫の姿を見ませんよね。
体を丸くして頭を地面につけない状態で目を閉じて寝ている猫や、自分の前足の上に頭を置いて寝ている猫達ばかりですよね。
この寝相は外で寝ている為いつ外敵に襲われてしまうか分からない状態なので、危険な状態に備えてすぐに動ける様に警戒しながら寝ているそうです。
香箱座り
家の中で生活している猫さんで警戒心が強い猫の寝相でよく見られるのが、前足も後ろ足も折りたたんでいる状態で寝ている状態の猫です。
この猫の寝相は「香箱座り(こうばこずわり)」と言って前足も後ろ足も折りたたんでいる状態で、いざと言う時にすぐに動く事が出来なさそうなので安心して寝ている状態に見えますが、本当は警戒しながら寝ている寝方だそうです。
2.猫がリラックスしている時の寝相
足を伸ばして横たわっている
うちの猫の寝相でもあるのですが、足を伸ばして横たわっている状態で寝ている猫達。窓際などでグテ~っと寝ていて気持ちよさそうですよね。
この寝相はかなり警戒心が解かれていてリラックスしている状態のようです。確かにこの状態で寝ている猫の寝顔を見ているとかなり気持ちが良さそうですよね。
飼い主さんにお尻や背中を向ける
皆さんはテレビを見ながら横になっている時に、猫が傍にやって来てお尻を向けて寝ているなんて経験をした事はありませんか?
たまにですが、うちの猫が私の顔の前にお尻を向けて寝るので「嫌がらせか?」なんて思ったりもしますが、この寝相は嫌がらせではなく、「君を信頼しているので自分の背中を任せるね!」という意味なんだそうです。
猫達は前から敵が来た時にすぐに逃げる事が出来ますが、背後から敵が迫って来た時にはすぐに逃げる事が出来ません。ですので、自分の弱点でもある無防備な状態の背中を飼い主さんに守ってもらう為に背中やお尻を向けて寝るそうです。子猫たちは親猫にお尻を向けて寝るそうです。
皆さんの元にやって来てお尻を向けて寝るようであれば、その猫にとって貴方は「とても信頼の出来る相手」という事になります。猫同士でもお尻を向けて寝るのは、とても仲が良い証拠なんだそうです。
嫌がらせじゃなくてよかったですよね。でも私の顔の上にお尻を置いて寝るという家の猫の行動に少し疑問を感じてしまわなくもないですが...。
仰向けになる
猫達が警戒心無く、一番安心しきって寝ている状態がこの「仰向けになって寝ている状態」だそうです。急所でもあるお腹を無防備にさらしてグテ~っと寝ている姿を見ていると、本当に気持ちがよさそうで羨ましくなってきます。飼い主さん達を信頼して安心しきっているんでしょうね。
ですので、ブリーダーさんやペットショップからお家にやってきた猫達はこの寝相をする事が多いそうです。この寝相を「ヘソ天」と呼んでいる人もいるみたいですよ。
3.照明が眩しい時の猫の寝相
目隠しをしながら寝ている猫の寝相をネットなどで初めて見たときは、その可愛い姿に釘付けになりました。外で寝ている猫達や窓際で寝ている猫達を見ていると、「猫って明るくても関係なくどこでも寝るんだな~、眩しくないのかな~?」とずっと思ってましたが、猫も人間と一緒で眩しくても平気で眠れる猫と、眩しいと眠れない猫がいるようです。
前足で目を隠しながら寝ている猫達は眩しいから目隠しをしながら寝ている猫の様です。暗くて寝心地の良い場所が見つからなかったり、暗い所まで移動するのが面倒だったりする時にこの寝相をするみたいですよ。
4.仲良しな相手との猫の寝相
子猫達は親猫や兄弟猫の真似をしながら様々な事を覚えて成長していきます。ですので、どうしても寝る姿も同じようになってしまう時があるそうです。寝相まで真似をするなんて可愛らしいですよね。
猫の寝相と睡眠環境の関係
猫が快眠できる温度
猫達が快適に睡眠がとれる温度は15~22℃と言われています。
15℃以下になると寒くて丸まって寝る事が多くなるそうです。夏場など22℃を超える暑い季節になると反対に、体を伸ばして寝る猫が多くなるみたいですよ。
温度によって寝相もだいぶ変化するんですね。
猫が安眠出来る場所
よく見かける籠や段ボールの中で気持ちよさそうに寝ている猫達の姿ですが、猫達が狭い場所で寝るのは敵から身を守る為に岩の間や木などの隙間で眠る習性があったからです。ですので、狭い場所で寝ると安心して眠れるのかもしれません。
まとめ
皆さんのお家の愛猫はどんな寝相で寝ていますか?
うちは横になって寝ている猫の方が多いです。仰向けで寝る猫がいないので「家の猫達は警戒心が強いんだな~」と残念に思っていたのですが、今回のお尻を向けて寝る事は「信頼関係」があっての行動だと知って嬉しかったです。
私がお昼寝をしている時はまず犬2匹が布団の中で顔付近と足元で寝ていて、後から来た猫は私の寝ている布団の上で、私の体を敷き布団の様にして横になって寝ています。これはこれで獣に囲まれていて嬉しいのですが、猫だけやっぱり布団の外で寝ているので少し寂しい気もします。
猫達の寝相を調べてみて、猫の寝姿を見るのがいつもよりもずっと楽しくなりますね。
女性 にゃコロ
春先は窓から快適な風邪通りの良い場所で、夏は日が当たらず床が冷たい場所で、冬はエアコンの暖房が1番当たる場所で寝ているので、いつも、我が愛猫ながら賢いなと思ってしまいます。寝姿も様々で、記事にあるへそ天や、目隠し寝、足伸ばし寝、それに加えて、枕に顎乗せ寝も良くあります。
どんな寝姿も可愛いく、信頼してくれているからこその寝姿は、こちらの愛情がしっかり伝わっている証拠にもなりますね。飼い主として、満足してもらえている事がまた嬉しいです。
気温で丸まったり伸びたりするのは、生きた温度計の様で面白いなと、横手リラックス中の愛猫に話しかけてしまいました。
30代 女性 tonakai
まだ完全に信頼されていないのかもしれませんが、人間が食卓に集まっているときは、自然と猫も同じ部屋に来て寝ているので、私たちのことを仲間とみてくれているのかなと思っています。
女性 茶トラママ
姉妹3匹で保護されたのですが人を怖がる素振りも全くと言っていいほど無く、元野良とは言い難い程の警戒心のなさでした。
うちに迎えて30分程でへそ天で熟睡していたのを覚えています。
普段の寝方を振り返ってみると、来客中は香箱座り、熟睡しているところに電気をつけると迷惑そうに目隠しをしたりと、昼間の家の中の状況に合わせて記事にあったすべての寝方をしていることに気付きました。
子猫のころから就寝時は一緒に寝室へ行き、息子の腕の中で眠る習慣があります。暑くなってくると布団の上にドーンと広がって寝るので、人は布団から追い出されることもお約束です。
猫は暑くなってくると愛想がなくなり、冬になると甘えん坊になりますよね。
確かに記事にあったへそ天や、足を伸ばして寝ているとき、こちらにお尻をむけて寝ているときはどこを触ろうがどうにでもしてくださいと言わんばかりの無防備状態なので猫は安心して寝ているのだと思います。
猫なりに飼い主に気持ちを伝える手段のひとつなのかもしれないと思いました。
女性 mami2
窓辺で太陽の日差しを浴びている時は、香箱座りで寝ていることが多く、それ以外の時は丸まって寝ているか、顔を隠して寝ています。電気が眩しいんでしょうね。暑い時はダラーッと伸びて寝ることもありますが、どんな寝姿でも愛おしいです。
あとは温度に敏感で、その日の気温とか、時間帯に寄って寝る場所をコロコロ変えますね。見当たらない時は、「この時間だとあそこかな」と見当をつけられるようになりました。
犬たちは私の布団の中に入って寝ることが多かったですが、猫は家族の誰の布団にも入りません。でも少しでも傍で寝たいので、夜は私の布団の真横に猫用のクッションをおいています。その時は私に背を向けて寝ます。私は目の前にある愛猫のおしりを眺めながら寝ているのですが、信頼してくれている、と思うと嬉しいですね。
女性 ユキ
ブリーダーさんやペットショップから来た子は、この寝方をする子が多いと書かれていますが、確かに最初に飼育した子は元ノラの子だったからか、亡くなるまで1度もヘソ天を見せてくれることはありませんでした;;
一緒にお布団に入って寝たり、自ら抱っこされにきたりと、かなり人なつっこい子ではあったのですが、ヘソ天だけはNGだったようです。(笑)やっぱりノラの頃の警戒心は、なかなか解けずにしっかりとあるのでしょうね。
動物園にいるライオン、トラ等のネコ科の動物が時々ヘソ天で寝ているのを見かけますが、あれは「檻」の存在を認識しており、外敵が絶対に入ってこないことをわかっているからだと、前にどこかで見たことがあります。
頭が良いですよね^^
女性 ひなママ
逆に、香箱座りのようにみせかけて、前足が伸びていたり香箱座りの一歩手前のような状態で座っている時の場合は、警戒心が強めだと聞きます。
猫の場合、警戒している時はその人の前で眠りにつくことは無いので、どんな寝姿でも、飼い主さんの目の付く位置で寝ている以上は、ある程度の警戒心が解かれていると考えても良いと思っています^^
我が家の猫たちもそうでしたが、最初は私たちの前で寝る所を見せてくれませんでしたよ。それが今では香箱座りやヘソ天まで見せてくれるため、その寝姿を見た時が信頼されているんだと感じる瞬間です。
女性 ふーたん
せっかく信用してくれている猫ちゃんが、一気に警戒してしまい、今まで築いてきた信頼関係が台無しになってしまうそうです。
あんなに可愛い寝姿をみせられたら、いじくりまわしたくなる気持ちもわかりますが(笑)、そこはガマンですね!下手に手を出すと、二度とその可愛い寝姿を見せてくれなくなるかもしれませんし・・・。
うちの次女猫はよく目隠し寝をしますが、それがとっても可愛くてついついその手を触ってしまうのですが、やはり嫌なようですぐに私の目の前からいなくなってしまいます--;
触りたい気持ちはやまやまですが、控えめにしないと嫌われてしまいそうですね。
女性 加奈
他の猫ちゃん達もお腹を見せて無防備に寝ているので安心して我が家で生活してくれているんだなとホッとしています。関係があるのかわかりませんが我が家では雄猫ちゃんの方がよく隣で寝てくれたり布団に入ってスリスリしてくれるのですが、雌猫ちゃんはそこまでベタベタスリスリして寝てくれません。男の子の方が甘えたさんが多いのかなと勝手に解釈しています。
50代以上 女性 ボルツ
油断がきにならずヘッとも思わない動じないで物怖じしないネコ。
簡素に言えば「大物」
飼い主や自分の環境におかれた「ド安心感」をよく本能で理解しているタイプ
あえて ネコの正座 ネコのクルクル寝相なんてしなくてもいいんだーという
人が大好きなネコ。そして安心しすぎて「スピースピー」とコミックのように寝息をたてる
こちらがまったりを越え一緒に添い寝してしまう安品kんを人に与えてくれる。
ネコとは思えない人にゆとりならず癒しをダイレクトに感じさせてしまうネコ。
おなかを「はいどうぞ」と見せてくれる動物なんてみたことがないほど
飼い主さんが大好きで全面信頼信頼してくれてる。
40代 女性 かえで
長男猫はよく、上を向いて手は斜め上に上げて足は揃えて寝ていました。
次男猫は、顔を隠して寝ていました。
末っ子猫は、必ず壁に沿って寝ていました。
人間の寝相が様々なように、猫ちゃんもいろいろですね、体調がわかったりしますものね。
長男猫は、昔から下痢をしない子だったのですが、ある日お腹を壊したときに獣医さんに行き、薬をもらって帰ってきたときの寝相は後ろ足に力が入っていてかわいそうでした。
次男猫も劇しょう肝炎になった時の寝相は伏せをした形のまま寝ていて心配しました。
次男猫の寝方はみんなが好きでした、友達が泊まりに来たときも、寝相が面白くて写真を撮って帰っていました。
顔を両手で隠して寝る姿はとても、可愛らしくて人間的でした。
写真は次男猫です。