猫が吐きそうな仕草をする原因
猫が吐きそうな仕草をする原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。
猫が
- おえっとえずく
- 吐きそうなのに吐かない
- 吐こうとするが何も出ない
- 咳をする
- 吐きそうな咳をする
などと吐きそうで吐かない仕草をすることがあると心配になってしまいますよね。
そこでここでは、猫が吐きそうな仕草をする原因についてご紹介させていただきます。
猫が吐きそうなのは「誤飲」をしたから
猫が吐きそうな仕草をするときには「誤飲」をしたことが原因になっていることがあります。
猫はビニール紐や小さなおもちゃなどを、遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまうことがあります。飲み込んでしまった後には、喉につっかえ、体内に違和感があると吐き出そうとするので、猫が吐きそうな仕草をすることがあります。
猫が吐きそうなのは「毛玉」を吐きたいから
猫が吐きそうにするとき、「毛玉」が体内に溜まっていると、このような仕草をします。
猫はグルーミングをすることで被毛を大量に飲み込んでしまっています。体内に溜まった毛玉は外に吐き出そうとするので、猫は吐きそうになったり毛玉を吐いたりします。
猫が吐きそうなのは「猫草」を食べたから
猫が吐きそうなのは「猫草」を食べたからということが原因として考えられます。
猫は本来肉食動物です。そんな猫が猫草を食べてしまうと、「消化がしにくく吐いてしまう、または吐きそうな仕草をする」ことがよくあるようです。
またそれだけでなく猫草のトゲトゲが胃に当たり、違和感によって吐きそうになることがあるようです。
猫が吐きそうなのは「早食いをした」から
猫が吐きそうなのは「早食い」が原因として考えられます。
猫は本能で噛まずに早食いをしてしまいます。これは野生に生息していたとき、他の動物に獲物をとられてしまわないように、このような行動をするようになりました。
しかし早食いや暴飲暴食をしてしまうと、猫は食べたあとに吐きそうな仕草をして、勢い良く嘔吐してしまうことがあります。
猫が吐きそうなのは「腎臓病」だから
猫が吐きそうにしていて、嘔吐をよくするときに「腎臓病(腎不全) 」が原因として考えられます。
猫は腎臓病(腎不全) になってしまうと、うまく体内から老廃物を排出することができなくなります。そうして、体内に蓄積される老廃物によって気持ち悪くて吐きそうにな仕草をし、猫は嘔吐を繰り返してしまうようになります。
猫が吐きそうな時の病院に連れて行く判断基準
猫が吐きそうな時の病院に連れて行く判断基準はどのようなものなのでしょうか。
猫が吐きそうな仕草を繰り返していると「大丈夫かな」「しんどそうだな」と心配になってしまいますよね。
ではそんな時の病院に連れて行く判断基準はどのようなものなのでしょうか。
ご紹介させていただきます。
すぐに病院に連れていくべき症状
猫が吐きそうにするときに、すぐに病院に連れて行くべき症状は以下のようなものがあげられます。
- トイレに全く行かない(トイレに行くが尿が出ていない)
- 餌を全く食べない
- ぐったりとして元気がない
- 嘔吐物に血が混ざっている
- 数時間おきに嘔吐をする
以上のように、ただ吐きそうにしているだけでなく、他にも深刻な症状が見られるときには早急に病院へ連れて行くようにしてあげてください。嘔吐を繰り返してしまうと脱水にもなってしまうので気をつけてあげましょう。
少し様子を見て連れていくべき症状
少し様子を見て連れていくべき症状は以下のようなものがあげられます。
- 数日おきに吐きそうにしている頻度
- 餌は食べているがよく吐く
- 頻繁に吐くが、毛玉も何もない
以上のようなときには、様子を見ながら経過によっては病院へ連れて行くようにしましょう。猫がはよく吐く動物ですので、吐きそうにする仕草もよく見られます。しかし、あまりにも頻度が多いときなどには様子を見なくてはいけません。
特に問題のない症状
特に問題のない症状は以下のようなものがあげられます。
- 毛玉を吐く
- 吐きそうにするが、いたって元気
- 食欲はいつも通りある
- 走って元気がある
- 週に1回くらいのペース
このような猫の吐きそうな仕草や頻度、症状であれば至って問題はありません。猫が毛玉を吐くときに苦しそうに見える場合などには、毛玉ケアの餌や毛玉用のサプリメントを与えてあげてみてくださいね。
まとめ
猫が吐きそうにする仕草をして、嘔吐をする原因は
- 誤飲をしたから
- 毛玉が吐きたいから
- 猫草を食べたから
- 早食いをしたから
- 腎臓病だから
などということが考えられます。
いずれにせよ、猫が吐きそうにしていて、他にもぐったりしている、食欲がないときなどには、早めに病院へ連れて行くようにしてあげてくださいね。