猫が喜ぶ音とは?それを好む理由とおすすめのおもちゃ

猫が喜ぶ音とは?それを好む理由とおすすめのおもちゃ

猫が喜ぶ音とはどんな音でしょうか?突然大きな音がすると猫は警戒します。驚き過ぎて飛び上がることもありますよね。猫はどちらかというと静かな環境を好む傾向にあるので、日々なるべくストレスを感じない「猫が喜ぶ音」を聞かせてあげたいですね。

猫が喜ぶ音とは

転がる猫

猫が喜ぶ音とはどんな音でしょうか?
猫は低くて大きい音よりも、高くて小さな音を好むと言われています。それは子猫が出す、2000~6000ヘルツくらいの高めの音です。実は猫に限らず、動物全体に当てはまることなのですが、低くてうなる声は不快感や恐怖、怒りなどのマイナスの感情を表していて、逆に高い声は喜びや興奮などのプラスの感情を表しています。

ですから猫からすると、低い声は相手が「怒っていたり恐怖を感じている」と受け取れるのかもしれませんね。猫が男性より女性を好む傾向にあることにも、声の高さが関係しているといわれています。猫が喜ぶ音である高い声は、相手が喜んでいる、と受け取れるので猫も安心でき、喜ぶのではないでしょうか?

猫が喜ぶ音を出す物

袋に入る猫

猫が喜ぶ音を出すものには、どんな物があるのでしょうか?

女の人の声

猫が喜ぶ音は高くて小さな音ですので、女性の高く小さめな声は好きなようです。男性の低くて大きな声はあまり好まないのですが、だからと言って残念がる事はありません。男性でも、なるべく高い声で猫に接すれば良いのです。

例えば、「良い子ね〜!」や「よしよし」のような短い言葉を高い声で発すると、まさに猫が喜ぶ音ですので好意的に取ってくれます。人前では少々気恥ずかしいかもしれませんが、猫を飼うほとんどの方が行っている事ですから、恥ずかしがる必要はありません。某動物研究家のMさんのように、抱っこしながら「よしよしよし」と声をかければOKです!どうしても抵抗がある場合は他の人がいない時に行い、猫とのコミュニケーションを深めてくださいね。

袋物

紙袋やビニール袋など、空間がある物には入りたがる猫。これは野生の時の習性で、安全な隠れ場所を数カ所覚えておく、ということなのだそうです。暗くてせまい場所は猫の大好きな落ち着く場所というのは良く知られています。ですが実は、これらの袋の立てるカサカサとした音も、猫が喜ぶ音と言えるのです。

それはこのカサカサ音が、猫の獲物となるネズミやその他の小動物が動く音に似ているからのようです。本能的に反応してしまうのでしょう。我が家の猫もビニール袋が好きでたまにかじっていますが、誤飲には注意しましょう。

このような猫の習性を考慮し、カサカサ音が鳴る猫用おもちゃが販売されています。おもちゃの中にカサカサとなる物が入っており、遊ぶと猫が喜ぶ音がするようになっています。鳥の羽を使ったおもちゃもカサカサ音がするので、興味を持つ猫も多いですね。ただ、猫がガジガジするとすぐにボロボロになってしまいますので、誤飲を防ぐために、遊ばない時は猫が届かない所に保管しておくことをおすすめします。

猫が好きな音楽

アメリカの大学で研究された、猫専用の音楽があります。それは人間よりも1オクターブ高い周波数になっており、猫の出すゴロゴロ音やおっぱいを吸うテンポに合わせています。複数の猫にこの音楽を聞かせた所、スピーカーに近付いたり体をこすりつけたりしたそうです。まさに猫が喜ぶ音楽といえるでしょう。

同時に人間が心地よいと感じるバッハの曲も流したそうですが、そちらには無反応だったようです。猫が好きな音楽には個体差があり、意外にもロックミュージックが好きな猫もいるのだとか。子猫の頃から、自宅で飼い主さんが演奏する楽器の音を聴いて育った場合などは、大きな楽器音であってもリラックスする事があるそうです。猫が喜ぶ音がする音楽は、動画サイトやスマホアプリで聞く事ができますので、愛猫に聞かせてあげるのも良いですね!

猫が喜ぶ音と聴力の関係

猫の耳

猫の聴力は犬の2倍、人の4倍ほどあると言われています。聞こえる周波数も6万〜10万ヘルツで、なんと超音波まで聞き取れるそうです。特に高音を聞きわける能力はずば抜けており、20m先のネズミの鳴き声が聞こえるほどだそう。それに比べ、低音に関しては人とそう変わらないとされており、野生時代の猫にとって、低音はあまり馴染みがなかったのかもしれません。

また、猫と暮らしていると、何もない空中をじっと見つめていたり、突然振り返ったりすることがありますよね。よく猫には幽霊が見えているといわれますが、それは恐らくどこかから聞こえる、人には聞こえない程高音で小さな音に反応しているのです。

猫は耳を左右別々に180度動かすこともでき、広範囲の音を聞き分けています。そのため、家の外で鳴いている鳥の声や、家電の機械音に反応しているのかもしれません。飼い主が帰宅する時に、玄関のドアの前でお出迎えしてくれるのも、帰ってくる音が聞こえているからでしょう。

まとめ

猫が喜ぶ音について、おわかりいただけたでしょうか。猫は低い音よりは高い音、大きな音より小さな音を好む傾向があります。それは子猫の出す音や獲物の動く音に似ているからです。愛猫とのコミュニケーションを密にして好かれるためにも、猫が喜ぶ音を目指して声は高めに接してあげましょう。筆者はたまに猫の鳴き声をまねしてみていますが、果たして通じているのかは良く分かりません。ですが、寄ってきてくれる事はありますので、全く効果無し、という訳ではなさそうです。

投稿者

30代 女性 ひぃーちゃん

我が家では、チンチラ×エキゾチックショートヘアのマーブル(9歳オス)と、日本猫のミル(6歳メス)がいます。
割と、ミルは、私に懐いてくれており、声を出して呼ばなくても、姿を見ただけて、私の所に来てくれます。
マーブルの場合は、主人の方に懐いており、私が呼んでも、来てくれる時と無い時が有ります。私の場合、声は高めで、大きな声を出すので、嫌なのでしょうか?
毎日、留守にする事が多いのですが、いつもお迎えをしてくれるのは、マーブルです。猫と言うのは、本当に耳が良いのですね。
私達が感じない気配なども、猫は感じとっているのだと、つくづく思います。
たまにですが、リビングでくづろいで居たり、何かやっていたりすると、誰も居なくて、誰も来て無いはずなのに、我が家の猫は、音がする方向をじっと見て居たり、キョロキョロしていたり、きっと、私達には見えない何かが、我が家の猫達には見えてるんだと思います。
他のご家庭で飼ってらっしゃる猫達もと思いますが、マーブルもミルも、袋が大好きで、自分で入ったり出たりして遊んだりしています。
本当に猫と言うのは、不思議な能力を持っているんだと思いました。
投稿者

40代 女性 natsu

猫と暮していくうちに気がついたことがあるのですが、猫はある程度なら音を記憶できるのでは?と感じます。というのも、毎日私は飼っている猫に「かわいいね」「いい子だね」「ダイスキ」と、いつも同じトーンで小さい子に話しかけるような口調で声を掛けるのですが(親バカですいません…)、そうすると猫のほうは、決まってゴロゴロと喉を鳴らしながら近寄って来るからです。もちろん言葉の意味は理解できないはずですから、きっと声のトーンで「心地よいもの」と認識しているのではないか、と勝手に推測しています。そんな我が家の猫の様子を見ているので、猫が女の人の高くて小さな声を好むと書かれていたのを読んだときは、大きく頷いてしまいました。
投稿者

40代 女性 yoshi

我が家では3歳になる日本猫を飼っています。この記事にも書いてあったように、猫は静かな環境を好むというのがよくわかります。
というのも、猫を家に迎えた当初は、家の中の慣れない生活音にビクビクしていたので、家族の中でもとくに私は、大きな物音をたてないように気をつけていたところ、一番最初に懐いてくれました。
しかし、多くの猫がよく好むと言われているビニール袋の音は、今だに嫌がります。ましてやその中に入るなんてもっての外です。
猫が好む音と言えば、猫が喜ぶ音楽(効果音)を集めたCDなども販売されていますよね。我が家の猫に聴かせたことはありませんが、ネット動画で見る限りでは気持ちよさそうにしていて、面白かったです。
投稿者

女性 Keiko

ねこちゃんはとても耳がいいですよね。少しの音にも反応するので、確かに何もないところをジッと見つめているのを見ると少し怖いと思うのは私だけではないと思います。やはり、女の人の声の方が好ましく思えるんですね。愛猫も父親に懐いてはいるのですが、私たちよりは少し距離があります。たぶん、あの男の人特有の低い声が怖く感じているのかもしれませんね。また、少し前の研究結果ですが、手術の時麻酔をかける時にヘッドホンからゆっくりと穏やかなクラッシック音楽を流すと麻酔にかかりやすかったという報告があります。つまり、ねこちゃんは穏やかでゆったりとした音に対してリラックスするのではないでしょうか。そう考えるとねこちゃんの好みの音というのは案外人が好ましく感じる音と似ているのかもしれませんね。
投稿者

女性 にゃコロ

犬より猫の方が耳が良い事は以外でした。
我が家の愛猫達も、静かな場所を好みますし、静かな場所を知っているな~、と感心することが良くあります。そんな我が家の賢い愛猫達は声もしっかり区別している様子で、私の声のトーンで寄ってきたり、そそくさと逃げ出したり。私自身無意識な緊張のトーンもしっかり察知してしまいます。
高めの声の"ごは~ん"と、低めの声の"ごは~ん"では反応が全く違い、特に病院へ連れていく時の"ごは~ん"には、逃げ去ります。
病院に行く時は、お出掛けバックの"かさっ"と音だけで一瞬にいなくなってしまうので、耳の良さと、声の雰囲気も察知しているんだなと、我が愛猫ながら頭の良さに感心です。
私自身の声が普段から高いので、あまり意識していませんでしたが、旦那の声の低さに猫達が逃げ腰なのは間違いありません。
そんな旦那は、毎回愛猫に逃げられ落ち込みますが、高い声を出してみる勇気は無い様です。
人も好きな声、落ち着く声、苦手な声があると思いますが、猫も同じですね。

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