猫の初盆をお迎えするには?
初盆について
初盆とは、故人、ペットが亡くなってから初めてのお盆を迎える事を言います。
四十九日を終えている場合はお盆にお迎えをするそうです。お盆迄に四十九日を終えていない場合は一年後が初盆になります。
一般的に、お盆は8月13日~16日とされています。特に初盆は、亡くなって初めて帰ってくる日なので、丁重に仏を供養するとされています。
初盆供養はしなければいけないのか?
大切な家族が亡くなり、初盆を迎えるのは個人の気持ちでもあります。
必ずしなければいけないルールや理由はありません。私の場合、お盆は「大好きな人にまた会える」と言う気持ちから初盆やお盆の行事を大事にしたいと思っています。
普段忙しくてしている人は、お盆の日に思い出してあげて、自分なりに初盆供養をしてあげてはいかがでしょうか?
猫の初盆に必要な物やお作法
初盆供養の仕方
盆月に入ると、お墓のお掃除をします。精霊棚や盆提灯等の準備をします。
13日の過ごし方
13日は、迎え盆といいお迎えの準備をします。迎え盆には、夕方に迎え火を焚き提灯を灯します。これは、愛猫があなたの元へ帰ってくる目印になります。道に迷わない様に飾ります。お線香やお香や電気式の提灯でも構いません。
14日からの過ごし方
14日~15日は、盆中日といい帰ってきた愛猫に「おかえりなさい」と手を合わせて、大好きなおやつや玩具をお供えしてあげます。愛猫に心を込めてお祈りして、沢山話してあげましょう。
お坊さんを呼んで読経をする人もいます。お盆中は愛猫が帰ってきているので、ご飯やお水などお世話していたように過ごすのがいいとされます。
16日の過ごし方
16日は、送り盆といい夕方に送り火を焚いてお見送りします。帰ってきてくれた事に感謝をして、心を込めて送ってあげます。
供養に必要な物とは
初盆の供養の仕方は動物の場合に決められたルールやこれを揃えなければいけない物などはないと思います。写真とお花を置いて、手を合わせて上げるだけでも供養になります。
少し豪華にしてあげたいなら、お線香やロウソクなどを焚いてあげて、蓮の葉におやつを置いてあげる、精霊馬を飾ってあげる等のお供えの仕方もあります。
霊園にお墓があるならば、お墓を掃除してあげることや会いに行ってあげる事が亡くなった愛猫に気持ちを伝える事になると思います。
まとめ
ペットを飼うと、必ず別れが来るのです。大事な家族を亡くしてしまって、もう会えない寂しさ等からペットロスになる人もいます。
初盆だけではなく、お盆に供養をしてあげる事で少し気持ちも和らぐかも知れませんね。
私は毎年お盆の日に京都に灯篭流しに行きます。ずっと心の中で忘れない様にしてあげたいですね。