あまり構えなかった
猫が近寄って来ても時間がなくて無下にしてしまったり、疲れていてあまり構う時間がなかったり、猫にあまり構えなかったことで後悔を感じる飼い主さんがいます。
亡くなった猫は、しばらくは飼い主さんの側にいるという話があります。猫の鳴き声が聞こえた気がした、スリスリされたかもという場合、気のせいではないようです。もし構えなかったことに後悔しているのなら、猫の気配を感じた時に構ってあげると良いでしょう。
優しく声をかける、お気に入りのおもちゃで遊ぶなど、できることはたくさんあります。飼い主さんの気持ちはきっと猫に伝わっているので大丈夫。飼い主さんがいつまでも後悔して悲しんでいる方が、猫が悲しんでしまうでしょう。ちょっとずつで良いので、元気な姿を見せてあげましょう。
病気に気がつくのが遅かった
猫は体の調子が悪いところがあっても隠してしまいいつも通りに振る舞う動物なので、飼い主さんが異常に気がついた時はもう手遅れだったということがあります。このことで猫に謝りたいと思う飼い主さんは多いでしょう。
どんな生き物にも、寿命と言うものがあります。猫が亡くなってしまったのは飼い主さんのせいでも何でもなく、ただ猫の寿命だったのかもしれません。猫の病気に気がつけなかった不甲斐なさを感じ、ご自身を責めてしまうのは良くありません。きっとそんな飼い主さんの姿を見て、猫も辛くなってしまうでしょう。ご自分を責めたくなる気持ちも分かりますが、猫が安心して旅立てるよう元気に送り出してあげましょう。
忙しくて留守が多かった
どうしても仕事などが忙しく、猫に留守番ばかりさせてしまったということで、後悔する飼い主さんもいるでしょう。留守中に猫が亡くなってしまっていたら、悲しさもひとしおです。孤独に旅立たせてしまった自責の念が飼い主さんを襲うことでしょう。
でもきっと猫はすぐ側で、そんな優しい飼い主さんを見守っていることでしょう。あまりに悲しみ続けていると、猫が心配してしまいます。もし今度、猫を飼う機会があったら、今度は十分に触れ合う時間を取ってあげるよう心がけたらいかがでしょうか?
亡くなる前に嫌な思いをさせてしまった
最期の時は慣れ親しんだ大好きな自宅で迎えたかっただろうに、無理に病院に連れて行ってツラい治療を受けさせてしまった…。このような後悔をする飼い主さんも。
確かに、もう体が死を迎えているのに延命させようと猫に治療を受けさせるのは、猫にはツラい場合があるでしょう。ただ、飼い主さんの愛情は、十分伝わっているはずです。その間に包まれた猫は、とても幸せを感じていたのではないでしょうか?
ボロボロの体から解放された猫は、きっと幸せです。そう信じて、猫に愛と感謝を伝えましょう。
死に目に会えなかった
猫の死に目に会えなかったことで、苦しむ飼い主さんは多いです。どうしても仕事から抜け出せなかったり、子供の面倒が大変だったりと様々な事情があるでしょう。
たとえ猫の体がなくなっても、心は繋がっているものではないでしょうか?またいつか、飼い主さんが命を全うした時、会えるものと信じて前向きに生きて行きましょう。
まとめ
猫が亡くなった後、どこに行くのかなどは科学的に解明されていませんが、恐らくしばらくはまだ飼い主さんの近くにいるようです。
猫の気配を感じるようなら、その間にたくさん、思いを伝えると良いのではないでしょうか?猫の生まれ変わりがあるとも言いますから、もしかするとその内生まれ変わった猫に会えるかも知れません。
その日を楽しみに、猫に恥じぬよう元気に歩んで行きましょう!