猫が『すごく楽しんでいる』ときにみせるサイン3つ 愛猫を喜ばせるための方法もご紹介

猫が『すごく楽しんでいる』ときにみせるサイン3つ 愛猫を喜ばせるための方法もご紹介

愛猫が「楽しい!」と感じているときは、すぐに気が付いてあげたいもの。今回は、実は分かりやすい猫の喜びの表現について紹介します。

1.しっぽをピンと立てる

しっぽを立てる猫

猫は、楽しいときに尻尾を立てて近づいてくることがあります。興奮が頂点に達すると、尻尾の先をプルプル振るわせたり、甘噛みすることも。飼い主さんが帰宅したときや、遊びたいときに見られる行動です。

遊んでいる最中に、尻尾を大きく揺らしていることもあります。これは狩りの中で見られる仕草で、獲物を狙って体のバランスを取っている状態です。心の中は「どこにいる!?」「捕まえられるかな!?」とワクワクしていると考えられます。

そのあとは、飼い主さんの前でゴロンと転がって、甘えてくることもあるでしょう。飼い主さんとの遊びが楽しくてゴキゲンな気分なので、優しくなでたり声をかけたりして喜びを共有してあげてくださいね。

2.キラキラした顔になる

何かを見つめる猫

猫はポーカーフェイスに見えがちですが、楽しんでいるときは表情も変わります。目は瞳孔が広がってまんまるに、ヒゲ袋がぷくっと膨らんでヒゲが張るのです。耳はピンと立ち上がり、興味を向けているものに集中しようとします。

この表情は、大好きなおもちゃや初めて見るおもちゃで遊んでいるときに見られることが多いようです。「あれはなに!?」「捕まえたい!!」などとおもちゃの動向を事細かく気にしています。次にどんなことが起こるか、楽しみで仕方ないといった状態でしょう。

新しいおもちゃを買ってきたときにこんな姿が見られたら、おもちゃのチョイスは大正解!狩猟本能を刺激する遊び方で、思う存分楽しませてあげてください。

3.突然ジャンプやダッシュをする

ジャンプする猫

愛猫が急に部屋中を駆け回ったり、「ニャ!」と言いながら高いところにジャンプしているのを見たことないでしょうか。初めて見ると驚いてしまいますが、これも楽しいときのサインです。遊んでいるときや、飼い主さんが帰宅して喜んでいるときなどに見られます。

猫は、1日の半分以上を寝て過ごします。その間に、狩りをするためのエネルギーをたっぷり蓄えているようです。体力が十分に貯まると、起きてからテンションが上がったり、狩りを模して駆け回ったりするのです。いずれにしても、楽しくて興奮状態にあることは間違いありません。

ただし、ストレスが溜まってイライラしているときにも家の中を走り回ることがあります。思うがままに駆け回り、エネルギーを発散しようとするからです。運動不足の可能性もあるので、猫が自由に走ったり遊んだりできる環境を整えてあげましょう。

愛猫を喜ばせるための方法

おもちゃで遊ぶ猫

狩猟本能を刺激することが、猫を喜ばせる一番の近道です。遊ぶときは、狩りをイメージしておもちゃを動かしましょう。

おもちゃの好みは、猫によって違いがあります。ジャンプするのが好きな猫は「釣り竿型」、追いかけるのが好きな猫は「ボール型」、蹴るのが好きな猫は「蹴りぐるみ」など、愛猫がよくする行動に合わせて選んであげるのがおすすめです。

キトン期とシニア期では、遊び方が変わる場合もあります。若いころは走り回ったりジャンプするのが好きでも、歳を取ると体が付いていかないためです。体力が落ちたシニア期の猫は、ねこじゃらしを振って軽く遊ぶだけでも十分です。

また、猫は非常に飽きっぽい性格でもあります。おもちゃに興味を示さなくなったときは、まったく種類の違うおもちゃを買ってみてもいいかもしれません。

まとめ

女性と遊ぶ猫

猫は、犬と比べて感情が分かりにくい面があります。しかし、よく見てみると、喜んでいるときは顔の動きや行動などに変化があることが分かるでしょう。

猫の気持ちが分かるようになると、毎日のコミュニケーションも格段に充実したものになるはずです。普段から猫の様子をチェックして、猫との暮らしをより素敵なものにしましょう。

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