猫がしっぽを追いかける理由や疑う病気

猫がしっぽを追いかける理由や疑う病気

猫が自分のしっぽを追いかけて、ぐるぐると回っている時があります。遊んでいるようですが、なぜ猫がしっぽを追いかけるのか、何か病気があるのかについてご紹介します。

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猫が自分のしっぽを追いかける理由

猫のしっぽ

猫がしっぽを追いかけるのは、遊んでじゃれている以外には、以下が考えられます。

  • 怪我の痛みやノミダニのかゆみがある
  • ストレスを感じている
  • 脳に腫瘍などの障害がある

しっぽは猫の感情を表したり、体のバランスを取ったり、寒い時には防寒に使用したりなど、大切な部分です。また、子猫がじゃれる時に、しっぽで遊んでくれる親猫もいます。

猫は、一人遊びの際に自分のしっぽを獲物に見立てて追いかけたり、かみついたりします。自分のしっぽは、追いかけてもなかなか捕まえにくく、おもちゃとして気を紛らわせているとも考えられます。

一定の時間で行動がおさまれば問題ありませんが、ずっとしっぽを追いかけていることは、良いことではありません。

怪我の痛みやノミダニのかゆみがある

しっぽに喧嘩などで怪我をしていて痛みがあったり、ノミやダニがいてかゆみがあったりすると、いつまでもしっぽを追いかけることがあります。

ノミやダニがいる場合、しっぽの毛を掻き分けて見ると、ノミの死骸や糞、ダニなどが黒い点となって発見出来ます。その際はお腹や手足など柔らかい場所にも、ノミやダニが見られることが多いので、体もチェックしてあげましょう。

ストレスを感じている

猫がストレスを感じている時には、自傷行為をしてしまうことがあり、しっぽを追いかけるのはその前の兆候である場合もあります。しっぽを噛んだり、毛をむしったりしてストレスを発散しようとしていると考えられます。

さらに、自分のしっぽが別の生き物であるかのように、自分のしっぽに怒る、獲物のように追いかけるという行動につながります。

脳に腫瘍などの障害がある

また、脳に腫瘍があるなどの神経系の異常がある場合、ずっとしっぽを追いかけるような行動が見られることもあります。しっぽを追いかけるほか、単に同じ方向にずっと円を描くように回ってしまうといった動きをするといった症状です。

脳腫瘍の兆候には気づきにくいため、猫の行動に少しでも異常が現れた時には、早めに動物病院に連れて行く必要があります。

猫がしっぽを追いかける病気

しっぽを追いかける猫

病気として考えられるものに、常同行動というものがあります。

常同行動とは、本来の目的とは別に、ある行動が必要異常の回数や長い時間で起きることを指します。例えば、いつまでもグルーミングをしていて抜け毛があるとか、しっぽを追いかけてずっとかじっている、といった行動です。

猫がしっぽを追いかけることそのものが病気、ということはありません。しかし、しっぽをまるで自分の体ではないもののように追いかけ続け、さらに捕まえたしっぽをずっと噛むなど攻撃している場合には、常同行動が考えられます。

これらはストレスを感じていて、心と体とのバランスがうまく取れていないことの現れと言えます。

しっぽを追いかけるのが一時的なもので、遊んだあとに普段の状態に戻るようであれば心配はいりません。しかし、行動がいつまでも続いたり、気づくと何度も追いかけていたりする、ということであれば、猫のストレスを軽減させてあげる必要があります。

ひどくなると、しっぽに傷が出来て出血しても、しっぽを追いかけるのをやめないこともあります。飼い主さんは、猫がしっぽを追いかける姿が面白いといって、ただ見ているだけではいられない、ということです。

猫がストレスを感じる原因には様々なものがありますが、ひとりぼっちが寂しい、遊んでもらえない、生活環境が良くない、などがあげられます。

もちろん、皮膚病や神経の疾患など、何らかの病気が原因である可能性もありますので、動物病院で検査してもらうことも大切です。

その他に考えられるものは、知覚過敏などです。神経に異常があるために、しっぽにかゆみや痛みを感じて、しっぽを追いかけてしまうということがあります。

怪我が原因の場合もありますが、何もなくても、しっぽが気になってグルーミングをしすぎてしまいます。しっぽがいつまでも気になるため、ずっとしっぽを追いかけて、舐め続けたり噛み付いたりしているうちに、しっぽの毛が抜けたり、本当に傷が出来てしまったりします。

猫がしっぽを追いかける時の対処法

茶トラのしっぽ
  • 病院に連れていく
  • ストレスを減らせるようにする

まず、怪我や皮膚病、その他の病気が考えられますので、動物病院で検査してもらいましょう。

常同行動なのか、脳腫瘍など重大な問題があるのか、一過性のものかは、素人では判断することは難しいと言えます。

病気などの異常が見つかれば、治療をして、これ以上しっぽを追いかけることが増えないようにしていきましょう。もし何も身体的な異常がなければ、猫の精神的なものが原因でしっぽを追いかけていると考えられます。

また、猫が飼い主さんの気を引こうとしているという説もあります。

キャットタワーがなければ設置する、おもちゃで1日15分ほどでも遊んであげるなど、飼い主さんとの関係を良くしていきましょう。

そして、猫がしっぽを追いかけている最中には、声をかけたり触ったりしないようにしましょう。その理由として、気を引こうとしている場合には、飼い主が反応することでさらにエスカレートすることもあります。

それとは違い、ストレスを感じて一心不乱にしっぽを追いかけている時でも、不用意に声をかけると猫を驚かせてしまい、さらに精神的に不安定にさせることもあります。

猫がしっぽを追いかけている時にはなるべく刺激せず、普段の様子に戻った時にかまってあげるように気をつけてみましょう。

まとめ

猫のしっぽと足元

子猫が成長の途中でしっぽに興味を示して追いかけたり、猫同士でしっぽにじゃれついて遊んだりなどするのは、自然な行動です。しかし、猫が自分のしっぽに怒り、攻撃して、長時間ずっと追いかけたりするのは、異常な状態だと思いましょう。

実際に、猫がしっぽを追いかけているのは、飼い主さんにとって微笑ましく見える光景かも知れません。ただ、行動が行き過ぎると、しっぽに病気や怪我があったり、猫がストレスを感じていたりする可能性があることを知っておいてくださいね。

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