1.脚
伸ばした脚
飼い主さん揃えた両脚の上に乗って寝る猫がいますよね。飼い主さんがうつ伏せでも、脚を伸ばして座っている状態でも、脚の上でまっすぐになって寝ている猫や、飼い主さんのお尻により掛かるように脚の上で寝ていることがあるんです。体がフィットしたり、温かいのでしょう。脚の上に乗らずに、脚によりかかって寝る猫もいます。
猫が寝る位置については、飼い主さんの顔に近いほど信頼度が高いとされています。飼い主さんの脚の近くで寝る猫は「飼い主さんのことは好きだけどまだ完全に信頼できない」と思っている、もしくは「飼い主さんのことは好きだけど構われて睡眠を邪魔されたくない」と思っているようです。
我が家の猫も脚に寄りかかって寝ていますが、そっちの方が自分の寝るスペースを確保できて邪魔されないと思っているようです。
脚と脚の間
布団に入った飼い主さんの脚と脚の間で、猫が体を丸くして寝ることがあります。猫は身を守るために狭い場所に入りますが、脚と脚の間は体が収まるのにちょうどいいですよね。
飼い主さんが脚を閉じていても前足を使って無理やり開けて入ってくる猫もいるんです。また、太ももの内側は温かいということもわかっているのかもしれません。さらに、飼い主さんの手が届かないので寝るのを邪魔されにくい場所でもあります。
あぐらで座った足の間
あぐらで座ったときの足の間は、猫の体がピッタリと入るスペースですよね。太ももが温かく、飼い主さんにもなでてもらえるので寝やすい場所となるようです。
膝の上
膝に猫が乗ってくれるとうれしいですよね。太ももが温かくて、程よくやわらかい、飼い主さんになでてもらえるので猫のお気に入りの場所になるのも納得です。猫がリラックスしてくれるのはうれしいですが、足がしびれてしまうのがつらいかもしれませんね。
2.脇
脇も猫の体がすっぽりろ入るスペースですよね。ここも温かい場所です。飼い主さんに腕枕をしてもらって寝る猫もいます。脇のニオイに反応しているとも言われていますが、飼い主さんとしてはちょっと微妙ですよね。
3.お腹
やわらかいお腹がお気に入りの猫もいます。飼い主さんのお腹に乗ってふみふみしながら寝てしまうこともある場所です。ただ、お尻を飼い主さんの顔に向けていたり、重くて苦しくなるということもあります。
4.背中
飼い主さんが体を横に向けて寝ていると、飼い主さんの背中に寄りかかって寝る猫や、飼い主さんの背中に上に乗って寝る猫がいます。寄りかかれて楽なのと、温かいのが猫にとって寝やすいようです。ただ、背中の上に乗って寝るのは、飼い主さんよりも自分が優位だとアピールしたいという説もあるようです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ウパ♂ / 茶白トラ / 1.8kg
猫がくっついて寝てくれるとうれしいですよね。飼い主さんの身体のどこにくっついて寝ると寝やすいのか、猫の好みがあるようです。
寄りかかって眠れる場所、脚の間や脇など猫の身体がフィットする場所、お腹の上や膝の上などやわらかくて温かい場所などが挙げられます。くっついてくれるのはうれしいですが、動けなくなったり、足がしびれたり、ちょっと辛いこともありますよね。
愛猫が、飼い主さんの身体のどこで寝るのが好きなのか観察してはいかがでしょう。