猫が傷を負った時にすべき処置とは

猫が傷を負った時にすべき処置とは

あれ?愛猫の体に傷が・・・ドコで付けたんだろう?家の中でかな?それとも、出かけた時かな?このような事態になった場合、どう対処したら良いのでしょうか?動物病院に連れていくべきなのか、それとも様子見で良いのか・・・。場合によっては、出血などを伴っていることもあるでしょう。猫が傷を負った時の対処法などについて、お伝えしていきます。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫の傷について

体に包帯を巻かれている黒猫

猫が傷を負う原因のほとんどが、ケンカをした場合です。繁殖期などでオス同士が、メスの取り合いをして喧嘩になり怪我をする場合が多く、普段はなるべくケンカを避けるように行動している猫ですが、運悪く鉢合わせてしまい、縄張り争いで喧嘩になる場合もあります。

強気な猫は正々堂々正面から向かいますので、顔付近に傷を負うことが多いです。弱気な子は逃げようとして後ろから攻撃され、お尻付近に傷を負う可能性が高くなります。喧嘩による噛み傷や引っかき傷は、猫エイズや猫白血病などの感染原因となることもありますので、ワクチン接種をしていない場合は、特に注意が必要です。

又は交通事故に遭い、怪我をしてしまう場合も。そのような時はフラフラしていたり、ショックを受けていたりする場合もあります。あまりに強い衝撃を受けた場合はケガだけでなく、内臓の損傷も心配です。

一言で傷と言っても、浅いものから深いもの、出血を伴うものや膿んでいるものまで様々です。傷によっての対処法をチェックしましょう。

猫の傷にはまずは消毒

救急箱と猫

愛猫の体に傷を見つけたら、まずは水で優しく洗い流しましょう。それにより細菌感染の予防になります。水を嫌がる猫は多いので、紙コップなどにくんだ水で、洗い流すようにします。

どうしても嫌がる場合は、洗濯ネットにいれるか、バスタオルなどで愛猫を包んでみると大人しくなる事もあります。水が流れる先には、洗面器やバスタオル、ペットシーツなどを置いておくと床がべちゃべちゃになりません。

汚れや石などが付いていたら綺麗にすると共に、傷口の様子も観察し、どんな傷か、傷は何箇所か、出血はあるのかなどをチェックしていきます。傷の種類が分かったら、次に記載する傷の種類別対処法を使って、対処していきます。

傷の種類による対処法

獣医に顔を見られている茶色の猫

傷の種類によって対処法が違いますので、種類別にみていきましょう!

出血や腫れのない傷

傷ができていても、出血や腫れが見られない場合は様子をみても良いでしょう。ただし、傷ができてから数日して腫れてきたり、化膿したりすることも良くあります。

傷の経過観察を行い、異変に気づいたらすぐに受診するようにします。なお、出血などのない傷でも足を引きずるなど普段と動きが違っていた場合も受診しましょう。

出血のある傷

出血のある傷の場合、洗った後にまず止血を試みましょう。清潔なガーゼやタオルなどで抑えます。しばらく抑えても出血が止まらなければ動物病院へ連れていきます。

どうしてもすぐに受診できない場合は、10分ほど傷口をおさえるように圧迫止血を試みましょう。ずっと抑えておけない場合は傷口に布を当てて包帯で少し強めに巻きます。包帯がなければを薄手の布を包帯のように切り代用できます。
ずっと巻いておくと血流が悪くなりますので10分くらいで外してください。気になりますが途中で緩めて確認したりするといつまでたっても止血できませんので圧迫止血を試みたら10分は抑えましょう。

ガーゼなどで抑えて出血が止まるようなら様子を見ます。数日間は腫れや膿(うみ)などが出ないかを、マメにチェックしてあげてください。傷口が悪化しているようなら、すぐに受診しましょう。

腫れや膿がある傷

傷口から細菌が侵入すると、腫れや膿が出てくることがあります。猫はなぜか、傷が腫れやすく膿みやすい動物です。膿が体内に溜まると具合が悪くなっていきます。傷が破けて膿が外に出て、悪臭を放つこともあります。

放っておくと、どんどん悪化する一方ですので、早めに動物病院にて治療して貰いましょう。ひどい時には手術をして膿を出すこともありますし、抗生物質の投与を行う場合が多いので、愛猫に薬を飲ませる必要も出てきます。

交通事故の傷

交通事故で傷を負った場合は、内臓の損傷の可能性も考えなければいけません。愛猫が傷を負った原因が交通事故なのか何なのかは、その場にいない限り推測するしかありませんが、交通事故の場合は全身が負傷していることが多いのですぐに病院で検査して貰います。

猫が傷を負った時重要なエリザベスカラー

エリザベスカラーを付ける猫

猫は傷を負うと、自分で舐めてしまいます。それで治れば良いのですが、逆に傷を広げてしまう可能性が高いです。ですから、傷をしっかりと治すには、「エリザベスカラー」が必須アイテムとなります。

病院でも付けてくれますが、プラスチック製が多い為、愛猫にはストレスがかかりやすいため市販されている、柔らかい素材のエリザベスカラーを用意しておくと、いざという時に便利です。

また、子供用シャンプーハットでも代用できます。シャンプーハットは100円ショップなどで安価に購入できますので、購入しておくと、良いですね!

愛猫の傷を防ぐ為に

窓の外を見つめる猫

近年では猫は家の外に出さない、「完全室内飼い」が推奨されています。囚人(猫?)のようで可哀想、という意見もありますが、外に出す方が、猫にとっては悲惨な結果となる場合も多いのです。ケンカや交通事故、更に感染症等は、猫が家の外に出なければ防げます。

ずっと野良猫だった子を保護した、という場合は完全室内飼いにするのが難しいこともありますが、なるべく出さないようにする方が猫にとっては安全です。

もしどうしても外に出さなければいけない場合は、感染症やノミ・ダニ・寄生虫などを防ぐため、ワクチン接種や駆虫剤などは必須となります。

まとめ

寝ている2匹の猫

愛猫の傷は、なるべく防ぎたいですね。その為に、飼い主が出来ることはあります。愛猫の健康を保ち安心安全に暮らせるよう、心がけていきましょう!

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

40代 女性 かえで

 怪我や傷がたえない猫ですが、一番ひどい怪我は昔、飼っていた末っ子猫のしっぽの怪我でした!
 ある日、外に出ていってしまい数日帰ってこなくて3日目にやっと帰ってきたと思ったら、しっぽに違和感が!
 血液が固まってしまっていました。
すぐに、獣医さんに診ていただきました、引き裂かれたようだとゆうことでした。レントゲンをすると、あと数ミリで安楽死をさせないといけないところだったといわれました。
 とにかく、しっぽを切断しないといけないとゆうことになり、私と家族は待ち合い室で待たせてもらいました。
 手術が終わり、会わせていただきました!
 麻酔で眠っている末っ子猫はよく頑張った顔をしていて、涙が出ました!
 無事でよかったと心から思いました。
感染症などの検査もしまして翌日お見舞いに行くと、感染症の心配がないとゆうことで安心しました。
一週間後に退院になり迎えに行きました!とっても嬉しそうでしたが今回の、ショックもあり失語症になりました。
大変でしたが家族全員の努力と愛情でよくしゃべるようになるくらいに、元気になりました!
 大事件でびっくりしたのとかわいそうなのとで動揺しましたがなんとか乗り越えれてよかったです。

女性 ケロキ

愛猫は野良の子猫の時に保護して飼い始めました。時々庭に来ていたのですが、ある日の夜庭に来ていたので近づいたところ、背中に数か所の傷ができていました。他の野良猫につけられたものだと思いました。傷は血が出ていないのですが、皮膚が切れてしまっていて病院では入院して治療をしました。その時の検査では感染症にはかかっていませんでしたが、外は危険がいっぱいだと感じました。今は室内飼育で多頭飼いではないので傷を作ることはありませんが、心配なのは室内にフローリングの部分があることです。滑ってケガをしないように対策を考えています。また、運動が得意ではないのでたまに頭や足をぶつけることがあり、飼い主が知らないうちに傷を作るのではと心配しています。夜間など病院に連れて行かれないときの応急処置は覚えておいた方が安心ですね。

50代以上 女性 riko

現在、完全室内飼いで愛猫と暮らしていますが、昔実家暮らしだった頃は、家を自由に出入りしていた愛猫達がたくさん居ました。当時は、猫を完全室内飼いするという考えがあまり無く、田舎だった事もありごく自然に過ごしていましたが今考えると危険が多すぎますよね。

もちろん、怪我をして帰ってくる事も多かったです。ただ、今考えれば猫は痛みや苦しみを隠そうとするので、怪我が酷い場合は帰ってきていなかったのではないかと思います。と言うのも、猫の怪我に気付くのは、いつも治りかけの状態ばかりだったからです。「また喧嘩したのか~」なんて呑気に話していましたが、今になり様々な感染症のリスクを考えるとゾッとします。

完全室内飼いをしていると、猫が怪我をする事は殆どありませんよね。行動範囲も限られている為、怪我の原因も突き止めやすいと思います。ただ、家を自由に出入りしている猫が怪我をして帰ってきた場合は、自己判断せずすぐに受診するべきだと思います。小さな怪我だと放っておいたら二次感染してしまう可能性もありますしね!

夜間や休日で病院を受診できない、かすり傷程度の場合はキレイに洗い流す事と、イソジン消毒液を5倍~8倍に希釈して消毒するだけでも応急処置になるようです。ただ、水でキレイに洗い流す事さえできれば、無理に消毒する必要はないと言われる獣医さんもいらっしゃいます。何より猫が舐めないように、エリザベスカラーを付けるのがいいのでしょうが、嫌がる子も多いですよね。うちの猫もエリザベスカラーが嫌いでまともに歩けなくなってしまうので、不妊手術後もタイツ等で簡易術後服を使って傷口を隠していました。エリザベスカラーを嫌がるのであれば、術後服等を利用して傷口を保護するのもいいかもしれませんね。足を怪我してしまった場合は、少し大袈裟なくらい厚めに包帯を巻いていてもいいようです!

30代 女性 匿名

完全室内飼いの場合は、多頭飼いをしてない限り傷を負うことは少ないですよね、室内では落下や事故などの怪我は多いみたいですが。
知っていると参考になりますので、読んで見ました。
病院に行くほどの傷ではない場合はエリザベスカラーをつけて猫ちゃんが舐めないようにするのが良いみたいですね。

エリザベスカラーは病院やペットショップやネットで買えますが、急な場合はすぐには用意できないですよね。
エリザベスカラーの代用でクリアファイルを使った手作りエリザベスカラーの作り方が載っていました。

A4ファイルの底を切って広げて円を描き切り取り、真ん中に首が入る部分の穴を空けてビニールテープで首が傷つかないように保護する。周囲の1/8ほどをカットして出来上がり。首に巻いてからビニールで張り合わせてしまう。
子供用のシャンプーハットなどを利用との意見もありました。検索すると色々ヒットすると思います!
小さな傷も油断すると悪化してしまう事もありますので、なるべく病院で診て貰うのが安心かなと思います。個人的には、完全室内飼い推薦してますので外に出す時点で怪我や事故や危害を加えられる事もありますので、、外で猫にあった事全て飼い主さんの責任だと思っています。

30代 女性 nanairo

愛猫が怪我…考えるだけでも嫌な思いをします。
我が家は、野良だったのを保護してからずっと室内飼いなので、基本的には怪我などはありません。
が、舐めすぎによる傷がたまにできていたりします。
特に、お腹の白いところ。
最近も一つできていて、いつもより少し大きめでちょっとだけ出血もしていました。
ネット上では、一部の市販の傷薬が効く、など書いてあったりしますが、なかなか怖くて手が出せません。
今のところ、滲む程度の傷なのでまだ若い猫だというのを信じて、様子見しています。
が、万が一
家にあるもので傷を作り、流れる程の血が出てしまった時の為に、知識はあった方がいいなと実感しました。
小麦粉が止血になるとはビックリです!
これならすぐ用意できますし、応急処置できますね。
室内で飼う以上、病院に連れていかなくてはいけない程の怪我をさせない工夫はするべきだと思いますが、人も猫もいつ何があるかわからないですもんね。
事前に、夜間に行ける病院なども調べておく事も大切だな、と改めて実感しました。

30代 女性 nanairo

愛猫が怪我…考えるだけでも嫌な思いをします。
我が家は、野良だったのを保護してからずっと室内飼いなので、基本的には怪我などはありません。
が、舐めすぎによる傷がたまにできていたりします。
特に、お腹の白いところ。
最近も一つできていて、いつもより少し大きめでちょっとだけ出血もしていました。
ネット上では、一部の市販の傷薬が効く、など書いてあったりしますが、なかなか怖くて手が出せません。
今のところ、滲む程度の傷なのでまだ若い猫だというのを信じて、様子見しています。
が、万が一
家にあるもので傷を作り、流れる程の血が出てしまった時の為に、知識はあった方がいいなと実感しました。
小麦粉が止血になるとはビックリです!
これならすぐ用意できますし、応急処置できますね。
室内で飼う以上、病院に連れていかなくてはいけない程の怪我をさせない工夫はするべきだと思いますが、人も猫もいつ何があるかわからないですもんね。
事前に、夜間に行ける病院なども調べておく事も大切だな、と改めて実感しました。

40代 女性 かえで

 実家で飼っていた猫ちゃんのうち末っ子猫が次男猫とけんかをして顔に傷を負ったことがありました。
いつもは、長男猫が守ってやるのですが、熟睡をしてしまっていて喧嘩に気づきませんでした。
次男猫は、よくけんかを仕掛けます!
末っ子猫は真っ正面から挑んだらしく目の下から口の所までスパッと引っ掻かれてしまっていました。
すぐに、消毒をして薬を塗りました。痛かったみたいで可哀想でした。
次男猫は、昔、他の猫に同じく、顔を引っ掻かれて血を出しました。
猫エイズにならないか心配で検査を受けました。
幸い感染していなくて、ほっとしました。
他の病気も大丈夫でした。
猫同士の喧嘩には気を付けなければなりませんね。 

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