猫ってお辞儀するの?
猫が律儀にお辞儀をしているように見える瞬間がありますよね。
例えば寝ているときや座っているときなど「お辞儀をしてる!?」と思いがち。でもその真相は、お辞儀をしているように「見えるだけ」なのです。
人間の挨拶はお辞儀ですが、猫は「目をまばたきすること」や「鼻チョン」が挨拶だと言われています。ですから、飼い主さんがお辞儀をしているように見えるだけで実際は違うことをしている可能性が高いようです。
猫がお辞儀をしているように見える瞬間
残念ながら猫は決して律儀にお辞儀はしてくれません。しかし、そのように見えてしまう瞬間はよくあるようです。
猫の挨拶は鼻と鼻を「チョン」とくっつけること。「おはよう」と挨拶をしたりお互いの匂いを嗅いで情報交換をしています。なので人間のように挨拶のためにお辞儀をすることはありません。
でも猫が律儀にお辞儀をしているように見える瞬間もありますよね。そんな猫のお辞儀に見える瞬間あるあるをご紹介させていただきます。
ごめん寝をしているとき
猫が大変律儀に「土下座をしているとき」ありませんか?猫が深々と頭を下げて前足を揃えて律儀にお辞儀をしている状態、これは通称「ごめん寝」と言われる寝相の1つでもあります。
まるで土下座をしているようにも見えるので初めて見た方はビックリしてしまうかもしれませんが猫は謝っているつもりなどさらさらなく、ただこの姿勢で寝ているだけなのです。
猫がこの姿勢で眠るのは、ただ寝やすいということもありますが、まぶしかったり周りの音がうるさいのが原因の場合もあるようです。
匂いを嗅いでいるとき
猫は犬ほどではありませんが、人間よりは嗅覚が優れています。料理をしているときに少し上を向いて「どこから匂うんだろう...?」とクンクンさせることがありますよね。犬のように足元をクンクンと嗅いでニオイの場所や情報を突き止めようとすることもあります。
そんなとき少し下向き加減にしゃがんでいる猫を見るとお辞儀をしているように見えますね。
動くものを目で追ったときに
猫は好奇心旺盛な狩猟動物なので、動くものを見るとつい目で追いかけたり飛びついてしまったりしてしまうこともありますよね。
そんな猫に猫じゃらしなどのおもちゃを見せ、それを下にサッと移動させるとまるでお辞儀をしているように顔を動かすことができます。また、偶然上から何かが下に落ちてしまったときにも、猫が見下げる姿勢をとることからお辞儀をしているように見えることがありますよ。
テレビを見ているときに
猫は飼い主さんと一緒にテレビを見ることもありますよね。自分の見たことがない世界があったり、動く映像が不思議で虜になってしまうようです。テレビニュースのはじまりなどで人が頭を下げてお辞儀をすると、猫もまれにお辞儀をすることがあるようです。
これはタイミングよく猫がニュースキャスターの頭を見ていると頭の位置が下に下がることで猫の目線も同じように下に下がるのでお辞儀しているように見えるよう。しかし、このような光景を目の当たりにするとビックリしてしまいますよね。
うたた寝しているとき
猫はよく座ったままでも「眠たいなあ」とウトウトとしてしまうことがあります。そんなとき少々うつむき加減になっている、姿を見るとまるでお辞儀をしているように見えますよ。
まとめ
猫は律儀にお辞儀をしているように見えることがあるようですが、これは飼い主さんの思いすごしのようです。例えばごめん寝ポーズをしているときや下を向いているときなどがあるとあたかも「お辞儀」をしているように見えがち。
ぜひ愛猫のお辞儀の瞬間を探してみてください!かわいい頭が正面を向いて、癒し効果があるかも♪