猫が勉強の邪魔をする理由
猫ってなぜか教科書などを広げていると、そこに乗ってきて「ごろにゃんこをしたり、寝転んでしまったりする」ということがあったり、飼い主さんの手元にきて妨害をしたりすることがありますよね。
鉛筆を持っているときに、そこに顎をスリスリされてしまうとノートに字も書くこともできないので、飼い主さんとしては「やめて〜」と言いたくなってしまうものですが、そもそもどうして猫は勉強の邪魔をしてくるのでしょうか。その理由についてご紹介させていただきます。
1.遊んでほしいから
7歳以下までの若い猫は、何にでも好奇心旺盛で「遊びたい精神」が凄まじいです。単純に勉強中に飼い主さんに 「遊ぼうよ!」と邪魔をしに来ている場合もありますが、握っている鉛筆に、何かキーホルダーやマスコットが付いていると、猫はそれがおもちゃに見えてしまうこともあるのです。
飼い主さんとしては勉強がしたいかもしれませんが、転がる鉛筆や飼い主さんの動く手など、猫にとっては「遊びの格好の場」となってしまうので邪魔をしてしまうんですね。
2.構ってほしいから
猫は単独行動を好むと言いますが、家猫の場合は飼い主さんのことが大好きで「構ってほしい」という思いから、勉強の邪魔をしに行く可能性もあるでしょう。
猫は飼い主さんの「手元」や「視界に入る場所」に行けば、構ってもらえることを知っているのでどうしても教科書の上やノートの上などになってしまうんですね。
このようなときには、つい「邪魔だな〜」と思ってしまいそうになりますが、きちんと気持ちに応えてあげるようにしてくださいね。
3.寂しいから
猫は眠たくなったりすると、母猫を思い出したりすることもあるので「恋しくなって」飼い主さんに甘えに行くことがあります。
寂しい気持ちから、勉強の邪魔をしに来る場合には、飼い主さんも無視したりせずに撫でてあげたり、「あとで遊ぼうね」などと声掛けをして、安心させてあげるようにしてあげましょう。
猫が不安になって拗ねてしまうなど、信頼関係が壊れてしまうことがないように心掛けてくださいね。
4.甘えたいから
猫は大好きな飼い主さんに「一緒にいてよ」「ここでずっと触ってよ〜」などと甘えたい気持ちのときに、勉強の邪魔をしに来ることがあります。
猫としては邪魔をしているつもりはなく、飼い主さんの側にいたいだけですので、怒ったり無視したりせずに相手をしてあげるようにしてくださいね。
また一段落したときには、「猫とスキンシップをとる時間」も作ってあげるようにしましょう。
5.撫でてほしいから
猫は飼い主さんに撫でられるのが大好きです。マッサージをしてもらってリラックスをしたり、撫でてもらったりして、そのまま眠ってしまうことも。
それだけ飼い主さんに構ってもらえることに喜びを感じているということですから、勉強をしているところへやって来たときには、勉強をしながらでもコミュニケーションをとってあげてくださいね。
6.言いたいことがあるから
猫は何か飼い主さんへ「要求」があるときに、その要求を伝えるために足元や手元にやって来ることがあります。例えば、
- お腹がすいた
- 部屋が寒い
- トイレが汚い
- おやつが欲しい
などと「言いたいこと」があるときに、勉強をしていて身動きをとらない飼い主の元へ伝えに来ていることもあるのです。
適当にあしらったりせずに「どうしたの?」と声をかけて、猫が「どうして欲しいのか」という気持ちを理解してあげるようにしてくださいね。
まとめ
猫は勉強をしているときに教科書に乗ってきたり鉛筆で遊んだりしてしまうことがありますよね。
これは遊びたかったり、飼い主さんに「構ってほしい」「撫でてほしい」「甘えたい」などの理由だったりして、このようなことをしてしまうんですね。
そんなときにはコミュニケーション不足になってしまわないように、できるだけ時間を作って猫との接する時間をとってあげるようにしてみてくださいね。