猫が手をクロスさせている心理
猫がモデルさんのように手をクロスさせ、お腹をペタンと地面につけて座っていることありますよね。
我が家の猫もキャットタワーに寝ているときや、ソファや布団で寝ているときなどに、手をクロスしてよく座っていたり、そのままウトウトと寝てしまったりしていることがあります。
実は、猫のこの座り方には「ある心理」があるのです。ここではその心理についてご紹介させていただきます。
1.リラックスしている
猫は神経質な生き物で、何らかのことにストレスを感じていたり、イライラしていたりすると、このような手をクロスさせるお座りの仕方は見せてくれません。
実は猫がリラックスしているときに、手をクロスさせることがあります。今の室温や環境、状態に満足していてストレスフリーだから見せてくれるんですね。
2.安心している
野良猫にはあまり見られることがない手をクロスさせた座り方。実は周囲に狙われてしまうかもしれない敵がいないと理解し、信頼関係のある飼い主さんが側にいるという「安心感がある」と、この手をクロスさせた姿勢によくなってくれます。
3.幸せだと感じている
猫は「嬉しい」「幸せ」と感じてくれているときに、手をクロスさせて座ったり寝たりしていることがあります。
これはお世話をしてくれている飼い主さんに感謝しつつ、いまの生活に大変満足して幸せだと思っているときに見せてくれる姿勢なんです。
他にも猫がリラックスしているときにする行動
先ほどのように、猫が手をクロスさせて座ったり寝たりしているときには、「リラックスしている」「安心している」「幸せだと感じている」など、良い状態にあるときに見せてくれるものだったのですが、他にもリラックスなどをしているときに見られる行動や姿勢があります。ではどのようなものがあるのでしょうか。
1.横座り
前足を地面につけたまま、後ろ足を横に流した座り方を「横座り」と言うのですが、猫が横座りをしているときには「リラックスしている」「安心している」という猫の心理があります。自宅でこの姿勢になってくれてるということは、ストレスフリーにある状態なんですね。
2.尻尾をふわりと立てて近づいてくる
猫がふと、尻尾をふわりと立てて近づいてくることがありますよね。これは飼い主さんに対して「構って〜」「触って〜」などと甘えたい気持ちにある状態で見せてくれる行動です。
このときに飼い主さんがたくさん撫でて構ってあげると、大いにリラックスしてくれますよ。
3.ゴロゴロと喉を鳴らす
猫が布団にいるときや、キャットハウスにいるときなどに「ゴロゴロ〜」と喉を鳴らしていることありますよね。この猫が喉を鳴らしているのは、リラックスしているときや安心している状態にあるときです。
飼い主さんが触るとゴロゴロと喉を鳴らしてくれる場合も、「大好きだよ」と言ってくれているサインなのでしょう。
まとめ
猫は言葉は話せなくても、様々な仕草や行動で気持ちを教えてくれています。
特に手をクロスさせて座ったり寝たりしているときには、「ストレスもなく安心してリラックスしているから」その姿を見せてくれるんですね。
その他にも、
- 横座りをしている
- 尻尾をふわりと立てて近づいてくる
- 喉をゴロゴロ鳴らしている
などという仕草や行動があれば、リラックスし、安心をしているという証なんですよ。
もしそんな姿があれば、飼い主さんも猫とスキンシップをとって、さらにご機嫌にしてあげてくださいね。