これが猫が一人になりたいときの仕草!
猫が「一人になりたい!」と思ったときは、こんな仕草をします。
1.離れた場所にいる
「あれ?どこ行った?」と思うくらい離れた場所にいるときは、一人で放っておいてほしいときでしょう。
寂しがっているかもと思って探し出し、無理に構う必要はありません。寂しくなれば猫の方から寄ってきます。それまでは、そっとしておいてあげましょう。
本格的に眠りに入りたいときも、一人になる傾向があります。それまでは飼い主さんの側でウトウトしていても、いざ「さぁ、寝るぞ!」というときは場所を移動して熟睡するようです。
そんなときに邪魔をしてしまうと、猫が睡眠不足になってしまいます。気をつけてあげましょう。
2.ふとどこかへ行く
それまで一緒にいたのに、ふとどこかへ…こんなときも猫が一人になりたいとき。「どこ行くの〜?」と追いかけず、そっとしておきましょう。
猫は割と、気分の切替えが得意というか、急に気分が切り替わる動物です。自分から「撫でて〜!」と要求してきたのに、満たされると突然「もう止めてにゃ!」と怒り出すことからも、このことが分かります。
これが人だったら「何て気分屋なヤツだ」と反感を買いそうですが、猫の場合は怒っても仕方ありません。そういう生き物なのですから。なので、猫がふとどこかへ行ってしまっても、引き止めずにいてあげましょう。
最初は猫の振る舞いに戸惑っても、次第に慣れてきます。慣れると逆に、好きにさせておけば良いので楽に感じることもあるでしょう。猫の行動を制限するのは難しいです。一人になりたいと猫が感じているときは、そのようにさせてあげれば良いのです。
その間に飼い主さんも、やりたいことをやりましょう!
3.あくびをする
猫のリラックスタイム、ついつい構ってしまいたくなりませんか?話しかけてみたり撫でてみたり…もちろんそれは悪いことではありません。猫にも適度な刺激となって、良い影響を与えるでしょう。
ですが猫がそんな気分じゃないとき、あくびをして「邪魔しないで!」と訴えることがあるのです。「今は一人でいたいから、構わないで」という抗議の意味を込めて、ふわぁっとあくびするのです。
「え、じゃあ今までのあくびは抗議のあくびだったの?」と思ってしまうかもしれませんが、全てのあくびがそうではありません。普通に眠いときもあくびをするので、その判断は難しい部分があります。
飼い主さんが何らかのアプローチを猫にして、直後にあくびをしたときは、抗議の意味が強いとみて良いでしょう。もちろん喜ぶときもありますので、猫の気分を推し量るのは、結構難易度が高いです。
4.避ける
猫を構おうと思って近づいたけど、するっとスルーしていってしまった。こんなときも猫が一人になりたいと思っています。
スルーされるのはちょっとショックですが、飼い主さんのことが嫌いな訳ではありません。ふだんきちんとスキンシップが取れているのなら、たまたま猫が一人になりたかったのでしょう。ですからあまりショックを受けずに、しばらくそっとしておいてあげましょう。
その内、猫の方から飼い主さんが恋しくなって近づいてくるはずです。そのときにたくさん構ってあげてください。
5.窓から外を眺める
窓から外を眺めるのが日課の猫もいます。縄張り(=家の中)に侵入者がいないか、監視していると言います。もちろん外の景色や行き交う人、鳥などを見て楽しんでいるのもあるでしょう。
そんなときも猫は自分の世界に浸っているので、一人になりたい場合が多いよう。一緒に外を眺めるのも良いですが、あまり構って邪魔しないようにしましょう。
6.閉じこもる
どこかに閉じこもって出てこないときは、完全に一人になりたいのでしょう。実際クローゼットの中に入って自ら扉を閉め、他の猫などが入ってこないようにする猫も。
ですが猫が閉じこもるときは体調が悪いこともあるので、注意してあげてください。ご飯やおやつのときも出てこないようなら、かなり体調が悪いのかもしれません。
様子を見守ってあげてくださいね。
7.しっぽをバシバシ叩きつける
飼い主さんが撫でているときなどに、しっぽをバシバシと床へ叩きつけることがあります。これは「ウザい。止めてくれ。」と思っている合図。
しつこく続けると怒られる可能性がありますので、すぐに止めて一人にしてあげましょう。猫の気持ちを尊重しないと痛い目に合うことはしばしばです。ケガをしないように十分、気をつけてください。
まとめ
猫が一人になりたいときの仕草は意外と分かりやすいかと思います。とにかく外部との接触を避けて、一人でいられる場所へと移動するので、そんな態度を猫がとったら、放っておいてあげましょう。
猫のやりたいようにさせるのが猫に好かれるポイントです。猫の気持ちを中心に考えてあげてください。