しょんぼり猫が見せる仕草
猫も落ち込んでしまうと、しょんぼりしてしまいます。猫が悲しくて涙を流すことはありませんが、明らかに態度や仕草に出てしまうようです。しょんぼり猫が見せる仕草と気持ちについてあげてみましょう。
1 こちらをちらっと見る
しょんぼりすると、飼い主の方を「ちらっ」と見ます。これは、飼い主の様子を伺っているとも言えるでしょう。「まだ怒ってるかな?」などと様子を伺うようにして目を向けます。目を合わせる勇気はないけれど、飼い主さんのことが気になっているようです。
2 目をしょぼしょぼさせる
猫が飼い主さんに叱られた後に、目をしょぼしょぼさせることがあります。小刻みに瞬きを繰り返すような仕草です。猫は叱られて「怖い思いをした」「反省している」と、目で表現しているのでしょう。
3 背中を丸めて肩を落とす
人がしょんぼりすると、背中を丸めたり、肩を落としたりしますが、猫も落ち込むと、脱力感からか同じような行動を見せるのです。猫を後ろから見ると、力が抜けているのがわかります。また、しょんぼりしたときは、いじけたように顔も下を向いてしまいます。
4 悲しそうに鳴く
猫もしょんぼりすると、悲しそうに鳴くのです。小さな声で鳴いたり、いつもより元気のない悲しげな声を出したりします。
好きな人がいなくなると「どこ行ったの?」と探し回ることもあります。いないことに気づくと、しょんぼりして「寂しい」と鳴いてしまうのでしょう。
5 尻尾を下げる
猫の尻尾を見ると今の気持ちがわかります。楽しいときは、尻尾がピンと上を向きます。悲しいときは尻尾がだらんと下がります。
おやつをもらい損ねたり、飼い主さんに相手にしてもらえなかったりして、尻尾と肩を落として歩く姿を見せます。
6 遠くに離れる
しょんぼり猫は、人と距離をとってしまいます。その姿が余計に落ち込んでいるようにしか見えません。一人になりたいようで遠くに離れていくのです。
私の猫はしょんぼりしてしまうと、諦めからか拗ねてしまったのか、飼い主から離れてしまいます。
7 慰めてほしい
猫もしょんぼりしてしまうと、誰かしらに慰めてほしいと思うようです。飼い主さんの所に来て甘えたり、好きな猫の元に行きスリスリして「悲しいから慰めて」と甘えたりします。
猫の悲しいは寂しいと同じ気持ちになるので、心が癒されたいと思い、誰かに寄り添いたくなるのでしょう。
まとめ
猫の性格から、しょんぼりする仕草の仕方もいろいろあると思います。
猫が楽しみにしていることが行われなかった、大好きな人や猫の姿がない、好きな人に冷たくされた、なんてことがあると猫もしょんぼりしたり、悲しくなってしまったりするのです。
猫の見せる仕草から、気持ちに気づいて安心させてあげたいですね。