しっぽでわかる、猫の気持ち3つ
1.ピンとまっすぐ立てる
しっぽを垂直に立てている時、猫はあなたに「嬉しい」「かまって欲しい」と伝えています。ご飯が欲しい時、一緒に遊んで欲しい時、撫でて欲しい時…もしも猫がしっぽを立てて近づいてきたら、あなたに好意を持っているサインです。たくさん可愛がってあげましょう。
2.ゆっくり左右に振る
寝そべってしっぽをゆっくり左右に振っている時、猫はリラックスしています。機嫌よく考え事をしているような状態なので、そっとしておいてあげるとよいでしょう。
立ったまましっぽを振る時は、興味を引かれるものを発見して観察している状態です。「あれは何だろう?近づいてみようかな?」そんな気持ちかもしれませんね。
3.しっぽの先だけ小さく振る
寝ている時に名前を呼ぶと、しっぽの先だけ小さく振ることがあります。これは「聞こえているけど起きるのが面倒!」という時のサインです。面倒ながらも、律儀にしっぽで返事をしてくれているのですね。
目でわかる、猫の気持ち2つ
1.目を細める、ゆっくり瞬きをする
リラックスしている時は目を細めて気持ち良さを伝えており、目があった時にゆっくり瞬きをするのは、好意を伝えてきているのです。猫にとって、相手の目をじっと凝視することは喧嘩を売っていることと同じなので、あまり見つめ過ぎないように気をつけましょう!
2.上目遣い
猫がまん丸の目で上目遣いしてくる時は、「何かちょうだい!」「遊んでくれる?」という気持ちを伝えています。目をまん丸にして上目遣いで見上げられると、その可愛さに何でもしてあげたくなってしまいますよね。
その他の仕草
耳
耳をピンと立てて前に向けている時は、何かに興味津々であったり、あなたに何かをして欲しいと思っている時です。逆に、耳を後ろに伏せている時(いわゆるイカ耳と呼ばれる状態)は、猫は恐怖を感じていたり、気まずい気分であったりします。
寝姿
猫が寝る時の態勢は気温によっても変化しますが、気持ちによっても変わります。動物にとって弱点であるお腹を無防備にさらけ出したまま寝ている時、猫は周りに害をなす敵がいないという安心感を持っているのです。
逆にお腹や手足を隠すように小さくなって寝ている時は、警戒心が働いており、安心していない状態であることが多いようです。
まとめ
家族の一員である愛猫の気持ちを知ることは、一緒に暮らす喜びをさらに大きくしてくれます。紹介した仕草はほんの一部であり、他にもたくさんの仕草で、愛猫はあなたへ気持ちを伝えているはずです。「うちのコだけがする、こんな時のこんな仕草」を発見できたら、絆もいっそう深まるのではないでしょうか。