猫が飼い主の睡眠中に足を噛むのは
猫がなぜ飼い主の睡眠中に足を噛んでくるのか。以下の理由があるようです。
理由1 じゃれている
飼い主の睡眠中、もぞもぞと動く足。それを見て獲物か何かだと勘違いして、じゃれている場合があります。
噛まれて足を引っ込めると、更に猫は、布団の中に前足を突っ込んでバシバシされるという、悪循環が起きることも。遊び好きな猫は特にこの傾向が強いでしょう。
理由2 要求がある
「構って!」、「ご飯頂戴」、「トイレが汚いから掃除して」など、飼い主に要求があるため、足を噛んで起こしている可能性も。
もうちょっと別の方法で起こしてくれると助かるのですが、もしかすると顔をペシペシしたけれど、飼い主が起きてくれなかったのかもしれません。
理由3 子猫だから
1歳未満の子猫の場合、大概がとてもやんちゃです。ですから見境なしに飼い主の足でもなんでも噛み付くことがあります。
また、生後2ヶ月頃までに起きる歯の生え変わりで、ムズムズして痒いために、足に噛み付いて紛らわせている可能性もあります。
大人になれば落ち着くことも多いので、しばし我慢すると時間が解決してくれるでしょう。ただ猫によっては、1歳になっても落ち着かないことも。
それでも2~3歳になれば、ほとんどの猫が落ち着くので、ゆったりと構えておくことも大切です。
理由4 遊び足りない
日中の遊びが足りたいため、エネルギー発散をするために飼い主の足に噛み付く事も。
特に室内飼いの猫の場合、運動が十分にできずに、エネルギーが有り余っている状態かもしれません。
そんな時たまたま目に入った飼い主の足。目の前に面白そうなモノがある!と噛み付いたら飼い主が反応してくれたので、嬉しくなって病みつきになってしまう事は考えられます。
猫が飼い主の睡眠中に足を噛まないようにする対策法
飼い主の睡眠を守るための対策は、どんなものがあるでしょうか?
- その1 寝室に入れない
- その2 猫式しつけをする
- その3 噛むと嫌な味をつける
- その4 たくさん遊んであげる
その1 寝室に入れない
そもそも猫を寝室に入れなければ足を噛まれることもありません。猫と一緒にいられないのは少し寂しいですが、割り切って寝室に入れないようにすると、飼い主の安眠が守られるでしょう。
その2 猫式しつけをする
猫たちのやり取りを観察していると、「止めて!」という場合は、低い声で「ウ~」、または「シャー!」と言って威嚇します。
これを真似してみるのです。猫式なので猫に通じやすいですし、飼い主もわざわざ起きる必要がありません。
100%止める、という保証はありませんが試してみる価値はあるでしょう。
その3 噛むと嫌な味をつける
市販の、噛むと嫌な味がするしつけスプレーや、猫が嫌う柑橘系の匂いを足につける手も。寝る前に塗っておくと噛まなくなるかもしれません。
ただ猫によって全く効果がない事もあるようです。その場合はちょっと可哀想ですが、猫が嫌う匂いを探して、その匂いを足に付けてみると良いでしょう。
その4 たくさん遊んであげる
遊びが足りていない猫の場合、毎日5分でも良いので、おもちゃなどで思いっきり遊んであげると、満足して噛むのを止めてくれる事も。
猫と遊ぶのは、様々な面で良い効果がありますので、オススメです!
また相性が良さそうな猫を、もう1匹迎えても良いかも。兄弟のように遊べれば、猫の遊び不足が解消されます。
ただ相性が悪い猫の場合は、別の悩みが増える可能性もありますので、慎重に行ってください。
まとめ
ぐっすり寝ている時、猫に足を噛まれるのは本当に困りますよね。下手をしたら流血騒ぎが起きるかもしれません。
猫に、足を噛むのはいけない事だと分かって貰い、早々に止めて貰えるようにしたいものです。