猫が心を開いた時にする仕草
猫が人に心を開いた時にする仕草には、こんなものがあります。
その1 スリスリする
猫が心を許すとスリスリしてくれます。我が家の猫の中には、元野良猫を保護した猫がいるのですが、その猫が外にいる時は近づこうとすると警戒して逃げてしまいました。
しばらく餌付けをしたのですが、ある日心を許してくれたようで、窓から入ってきてスリスリしてくれました。スリスリすると言うことは相手にかなり接近する訳で、心を許していなければできない行動でしょう。
信頼できない相手にスリスリすると、何をされるか分からないからです。人懐こい猫は野良猫であってもスリスリしてくれる事がありますが、人を怖い存在だとは思っていないのでしょう。
その2 お腹大公開
猫にとっては急所であるお腹を、ドドンと大公開してくれるのは心を許している証拠です。
お腹は内臓が詰まっている上に骨がなく、ガブリとやられたら命を落とす危険性さえあるからです。よほど自信家の猫でない限り、信頼できない相手の前でお腹を公開する事はないでしょう。
その3 背中を守れと言われる
猫が信頼している人の側に座る時なぜかお尻を向けてきます。これは自分では見えない後ろを、人に守って貰いたいと言う意思の現れだそう。
「背中を守ってにゃ!」と猫に頼られているので、その信頼を裏切らないよう何かがあった時は死守しましょう!
その4 視界に入ってくる
心を許している人の側でもちょっと遠くでも視界に入る猫。気がつくと猫が視界に入っていませんか?素直に自分の気持ちを表す猫はペッタリ人にくっついて、すぐ側にいる事が多いです。
ツンデレ猫は、少し距離がある場所にそっといます。その距離感、何なの?と思う時もありますが、信頼している人の側にいて安心しています。猫が側に寄ってきてくれる喜びを噛み締めましょう。
その5 ベロンベロンされる
猫同士、仲睦まじく毛づくろいをしている光景は微笑ましいですよね?
猫は心を許した人にも、ベロンベロン毛づくろいしてくれます。でも人には猫のような被毛がないので全力でやられるととっても痛いです。我慢する人もいるようですが、それとなく避けても良いでしょう。
その6 じ~っと観察される
やっぱり、気になるのでしょうね。あるいは、見守っていてくれているのかもしれません。猫にじ~っと観察されていたら、完全に心許された状態です。でも、警戒に満ちた目で見られていたら、それはちょっと違います。
猫の温かい視線を感じる時、心を許してくれていると思って良いでしょう。猫の方を振り返ると、ゆっくり瞬きしてくれたら、完璧です。もうガバッと、オープンハートをしてくれています。
その7 何かを訴えてくる
「撫でて」、「遊んで」、「ご飯頂戴」など要求がある時、上目使いで訴えるような目を向けてきます。側にじっと座ったり、「にゃ~」と鳴いて訴える事もあるでしょう。
心を許していなければ人に何かを要求する事はありません。猫に頼られていると思うとちょっと嬉しいですね!
その8 いろいろ邪魔される
パソコンを使っていたらキーボードにごろん。雑誌を読んでいたら、その上にごろん。
スマホを使おうと思ったら猫の下敷きになっていたなど、猫が心を許すと、いろいろと邪魔をしてきます。
猫はいたずらをしているのではありません。大好きな人に振り向いてほしいのです。
「あたしとそれ、どっちが大事にゃの?」とでも言いたいのでしょう。自分が1番じゃないと納得がいかない、猫らしい行動です。
その9 ふみふみっとする
人のお腹や布団などを、前足でふみふみふみふみします。これは子猫の頃を思い出している行為と言われています。言わば、赤ちゃん返りしている状態なので、猫がいかに甘えているのかが分かります。心を許した人の側にいて安心しているのでしょう。
まとめ
猫が心を許してくれると様々な仕草で教えてくれます。猫を迎えたばかりでまだ心許をしてくれてない…と言う場合、焦らずに待ちましょう。
猫が近づいてきてくれるのを根気良く待てば、そのうち猫の方から近づいてきて、心を許してくれるでしょう。早く仲良くなれる事を祈って!