猫の気持ちが分かる仕草
猫がこんな仕草をするときはこんな気持ち、というものを集めてみました!
愛猫が今どんな気持ちなのか、チェックしてみてください。
仕草1 仰向けになってクネクネ
まず、仰向けになるのは、急所であるお腹を無防備にも見せている訳ですから、かなり警戒心が薄くなっていることは確かです。
加えてクネクネするのは、「撫でて〜!」か「遊ぼ〜」か、何かしら構ってほしい気持ちの表れです。ただ単に、背中が痒いことも、考えられますが。
仕草2 スリスリ、頭突き
スリスリや頭突きをしてくるのは、構ってほしい、自分の匂いを付けて安心したい、などの気持ちが隠れています。猫にされて、嬉しい仕草でもありますね。
この仕草にはいろいろな解釈があり、状況や猫の性格によっても、意味が異なりそうです。
甘えん坊の猫では、構ってほしい気持ちが強そうですし、自立した猫では、自分の匂いを付けて安心したい、という気持ちが強そうです。
飼い主さんであれば、何となく、愛猫の気持ちが理解できるのではないでしょうか?
仕草3 イカ耳になる
俗に言う「イカ耳」は、猫が耳を伏せた状態です。
このときの猫の気持ちをズバリ一言で表すと、「ヤメテ。」です。
嫌がっているときの仕草なので、何か猫に仕掛けていたら、すぐに止めるようにしましょう。
仕草4 あくびする
猫があくびをするのには、2つの意味が考えられます。
一つは、人と同じで眠いとき。もう一つは、緊張をほぐす転位行動です。
お説教しているときにあくびをしても、「退屈だなぁ〜早く終わらないかな。」と思っている訳ではありません。
「何か飼い主さんが怒ってる。」と緊張しているので、その張り詰めた神経をほぐすためにしているのです。猫が悪さをしたら叱ることも大切ですが、過剰にならないよう、注意してくださいね。
仕草5 甘噛みする
甘噛みは、猫にとっては、じゃれている一環です。
遊んでいるときの甘噛みは、それほど気にしなくても良いでしょう。
撫でている時に甘噛みするのは、「もうストップで」と撫でるのが十分なことを伝えています。
猫がサインを出しているのに撫で続けると、今度は本気噛みになる可能性があるので、注意してください。
子猫の甘噛みは、まだ力加減が分かっていないこともあります。
成猫になっても、加減が分からないようでは危険ですので、子猫のウチにしっかりと躾けてあげましょう。
歯が当たったら少々大げさに、「痛い!」と言うと、だんだん噛む力を調整するようになります。
社会化期をきちんと家族と過ごせた猫は、あえて飼い主さんが躾けをしなくても大丈夫ですが、そうではない猫は、飼い主さんが家族の代わりに、躾けをする必要が生じます。
子猫が育ってきた環境を考慮して、適宜対応してあげてください。
仕草6 しっぽをピンと立てる
猫がしっぽをピンと立てるのは、親愛の情を表します。
飼い主さんの姿を見た瞬間、しっぽがピンと立ったら、それは飼い主さんが大好きなのでしょう。筆者は、猫のしっぽがピンと立つ瞬間が大好きです。良く観察していると、面白いですよ!
仕草7 しっぽをバシバシ振る
猫がしっぽをバシバシと振るのは、怒っているときです。
気持ちが落ち着くまで、そっとしておきましょう。
仕草8 口の周りをペロペロ舐める
口の周りをペロペロするのは、お食事後に食べカスをキレイに掃除しているときもありますし、それ以外でしていたら、困っているときです。
「う〜ん、この状況はどうすれば…?」と猫自身、困惑しているのでしょう。
ジレンマを感じているときも、ペロペロするようです。
我が家の猫も、他の猫のご飯皿の前で、「食べるべきか食べざるべきか…」と、ずっとペロペロペロペロしているときがあります(笑)。
猫なりに、いろいろと考えているみたいですよ!
仕草9 舌が出たままになっている
舌が出たままになっている仕草は、おとぼけ感に溢れていて、とても可愛らしいです。
毛づくろいに疲れたときや、しまい忘れが考えられます。
顎が小さいために、しまい切れないこともあるようです。いつも舌が出ている姿が愛らしいと、人気な猫もいますよね!
まとめ
猫の仕草は、挙げた以外にもまだまだたくさんあります。
愛猫の気持ちが表れた仕草、探してみてください。
猫の気持ちを理解すれば、もっともっと愛おしさが高まります。
それは猫にとっても、喜ばしいことでしょう。
お互いの楽しい暮らしのためにぜひ、可愛い仕草、見つけてあげてくださいね!